完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

目指すべき「先輩」     ~タモリと巨泉~

2015年10月27日 | 
私は初老男である。


今日は変に暖かい。


南風が強く吹いているからだろう。


月はキレイな「満月」だった。


その中で、買いタテの真冬用の上下のジャケットを着てウォーキングをしてきたのだ。



ほとんどクラクラしてしまった。


そして・・・。ついついエールビールと、スタウトビールを飲ってしまってこのブログをUpしている。


困ったことに「しあわせ」である。



大橋巨泉氏が、何度目かの「がん再発」したらしい。


彼はたしか、私の父親と同じくらいの年のはずだ。(調べてみると81歳だった)


先日彼の本を読んだのだが、とても面白かった。


故にさらに彼の執筆した以前の本が読みたくなったのだ。



先日読んだ本の中で、大橋巨泉と言う人の生き方に「激しく共感」した。


それは、その歳でありながら「確固たる人生観」を持っていたからだ。



残念ながら、今の80代の人たちには「確固たる」どころか「ぼんやりとした人生観」さえ感じさせてくれる人を私は知らない。


50代も半ばにかかり、人間を「見た目」で判断できる目ができてきた。


その目で見ても、ほとんどの80代がそうである。


うちの親父などがその代表である。


最近、話をすればするほど自分の父親が「薄っぺらな人間」であることが分かってきて悲しい限りだ。



大橋巨泉と言う人の「凄さ」は「戦中派」でありながら、精神性でなく論理性で生きる方向を変えてきたことだ。


どうやら、彼の父親と言う人がそうした「論理性」と「合理性」を持った人だったらしい。


彼の世代で「英語を学びたい」と言う方向に意識が行くのは、並大抵の覚悟ではないはずだが、人にどんなことを言われてもそれをやり通したことが、今の彼の状況につながっている。


つづく。
コメント
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