完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

視聴率では量れない・・・・。    ~マッサンにおける技術者と経営者~

2014年11月30日 | テレビ
私は初老男である。


いよいよ2014もあと一ヶ月である。


・・・歳を取ると1年が早くて困る。





50を幾つか越えてくると、自分の「通ってきた道」のことを考えるようになる。


自分の「成してきた仕事」が、自分に本当に「合っていた」のかを・・・。




もっとも、この年になって「実は合って無かった」なんて答えは出せないけれどね。


なんでこんなことをいうかと言うと、先日見ていた「朝の連続テレビ小説」の話。



主人公のマッサンが、鴨居商店の大将とのやり取りをしているのを見たからだ。



鴨居欣次郎(堤真一)が、「ウィッキー」なる飲み物を売り出すことに激怒するマッサン(玉山鉄二)



このドラマは、今視聴率20%を越えるの越えないので注目されているが、今の時代「ライブ」での視聴率は「正確」ではないだろうから(録画ってのは、視聴率にカウントされない)あまり、問題では無いと思うけど?


ましてや某国営放送なら、民放のようなCMと言うものがないのだから録画=ほとんど「見ている」と言う意味だから、視聴率に換算してもいいはずだもの。


しかも、あの伝説の「あまちゃん」でさえ20%を越えなかったとか聞くし。



つづく
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だから「復活」して欲しい!      ~中選挙区制の方が・・・~

2014年11月30日 | 時事ネタ
私は初老男である。


「選挙」である。


このことをUpするには、二度目である。


あんまり、同じテーマで何度もブログをUpすることはないのだが・・・。


様々な人がこのテーマをブログのネタにしているだろうことは、容易に想像できる。



私のモットーとして「流行りに乗らない」というのがある。


「流行に乗れない」というのが、真実でもあるが。



安倍総理は、解散のあとの記者会見で



         「この選挙は『アベノミクス解散』です」



                 と言ったという。(しっかり聞いていないけど)


すこし勘のいい貴兄はピンと来たのではないだろうか・・・。


そう


     「小泉劇場(この選挙は『郵政選挙』ですってやつね!)」


                                 をである。


その時にノせられた人も少なくないんじゃないかな?


あなた、いま「ドキッ」としませんでしたか・・・・。


「個人的魅力」と言うものに疎い私は、小泉純一郎と言う人になんであんなに人気があるのかさっぱり分からなかった。



50年以上政治を見てきたが、政治的基盤を持たず「国民の支持(人気)」だけで総理になり政権を維持し続けた人は彼だけであった。


まあ、見方によれば親からもらった「基盤」はあったのだろうけれど。(今さらだけど、彼は3世議員である)


あの政治手法は、私にとっては「詐欺」に近い感覚で見ている。


今の「振り込め詐欺」と同じで、日本人の「何でも直ぐに忘れる」という特性を利用した政治手法である。


初老男は執念深いので覚えている。「郵政民政化に反対するのは、すべて『抵抗勢力』です!」と彼は声高らかにいっていた。

しかし、あのときに「抵抗した議員」の中のかなりの数は「郵政民営化」そのものに反対したのではなく「民営化のやり方」に反対していたのである。


これは「振り込め詐欺」の被害者と同じ、あの手法にノセられた国民に「それなり」の責任がないとは言えない・・・。



問題なのは安倍晋三と言う人が、小泉氏のような「人気」もないのに「手法」だけを真似たことだ。


この私がこう思うくらいだから、特にこのブログを読んでいる貴兄は、あの記者会見に違和感を覚えただろう。


冗談ではないのである。


なにが「アベノミクス解散」だ!


もっと重要な法案・懸案を場合によっては「閣議決定」だけで通したりしたクセに。


あんなヘタな騙し方でも、人によっては「アベノミクスがまだ途中だから」なんて思って自民党、いや安倍晋三を支持しようとする人がいるのだろう。



現行の選挙制度は「死票」が多く出すぎることは、中学生でもわかる理屈である。


「小選挙区制」と言うのは、立候補者が多ければ多いほど当選者に投票した以外の票が「全部死ぬ」のである。


さらに「比例代表制」というのも大政党が、圧倒的に有利である。それは「パーソナリティ(個性)」を選ぶのではなく、基本的に政党の「政策方針」を選ぶものであるのだから。



そうした制度の中で、何が起きるかと言うと「大勝か、大敗か」という二極化である。



度々このブログでは記しているが、政治において大切なのは「緊張感」である。



政治家は「落選するかもしれない・・・」と言う不安が、大きければ大きいほど「一生懸命」政治活動をやる。


政党もまた、しかり。


そうした意味でも、国会での議席は「拮抗」していないと「やりたい放題」が横行する。


・・・・「今」がまさにそうだ。



しかし、この「議席の拮抗」は「投票する側(国民)」が、恣意的に操作できるものではない。


ここが「モドカシイ!」のである。


余程のことがない限り、この「議席の拮抗」は実現しない。


小選挙区制になってから、この状態になったことがないはずだ。



つまり、国民にとって「一番好ましい状況」を、今の選挙制度は作りえないのである。


逆に言えば、今じゃこうした制度を作った「政党の思う壺」の状況だってこと。



タイトル通り、実は「中選挙区」と言う選挙制度が「民意」を一番反映している気がしている。



しかし、今の小選挙区比例代表並立制度は「勝つ政党」にとっては非常に「都合のいい制度」である。


そうした制度を、今「勝ち組」の政党が変えるわけがない。


「身を切る改革を約束」なんて言いながら「議員定数減」を、この2年間手も付けなかったのが政治家たちという人たちだからね。


中選挙区制から、今の小選挙区比例代表並立制への移行時に叫ばれたのが「お金の掛からない選挙制度」である。


それは「政治家にとって」と言う意味だ。

現実にはほとんど変わっていないだろう。(調べてないけど)


と言うことで・・・可能性は低いのだろうけれど「中選挙区制」に戻ってくれないかな~~~。


その方が「政治的緊張状態」を容易に生み出せる。


今は「政治的緊張状態」が足らなすぎる。



今回もおしまいまでお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんは、最低でも「投票」に行きますように。



       May



投票をしないってことは、本当は「凄い損」をしていることに気付かない人が多すぎる。


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