完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

顕著に表れたのが「悲しい」ね。     ~政治家を選ぶ選挙民の資質~

2014年06月28日 | 時事ネタ
私は初老男である。


昔から思っていたのだが・・・。


国会での「野次」はヒドイねぇ。


あれだけの野次を飛ばしている人は発言者の話をちゃんと聞いていないということ。




政治家にとっては「言葉」が命のはずだ。


政治家は、人に「言葉」で語りかけることで世に問うことが仕事であろう。


逆に言えば、人の「言葉」を聞くことも同じくらいに大切な筈。



しかし、そのことが分かっていない政治家がいかに多いことか・・・。







それを受けての今回の「セクハラ野次」と「金目発言」の話。



「野次」とは・・・・「他人の言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかける」


と出てきた。



どこかの解説者が言っていたが、ただ大きな声で冷やかしを言うだけであれば「一般市民」でも同じである。


政治家であれば「ウィット」の利いた野次を飛ばしてもらいたいものだ。



どこで仕入れたのか忘れたが「二流の国民は二流の政治家しか持てない」と言ったセリフを覚えている。


現実に人間ひとりひとりの心の中なんて、計り知れないものだ。政治家の意識だって「清らか」であるなんて思ってはいない。


しかし、「金目」発言や「結婚しろ野次」がこんな風にポロポロこぼれ出してしまうのは、発言した個人よりも政治家と言う職業人の「底が浅い」と言うべきか・・・。


いや、そうした発言をする人を政治家に「選んでしまった選挙民」の民度が低いというべきだろう。


先に挙げたセリフは、そういう意味だろう。




「結婚しろ野次」では、ほぼ間違いなく発言したであろう自民党会派の都議たちは「聞いていない」とか「聞き取れなかった」とか・・・・。


テレビ放送でハッキリ聞き取れる発言が、その現場にいる人間に聞き取れないはずがあるかい!


国会レベルの政治家は「不快感」とかを示しているけど、現場の仲間たちは苦しいところだろう。


しかし、都議自民党は、かなりまずいぜ。


そして、それは間違いなく「自民党」自身に飛び火する。


「集団的自衛権」の話の進め方と言い、結局のところ前回の選挙で「自民党圧勝」させてしまったことが「傲慢」な政治姿勢を取らせている原因である。







・・・・・・と言うことで時間が開いて都議会も閉会した。



野次を飛ばした本人が名乗り出て、謝罪し、会派を離脱して終幕。




この結果についてまとめようと思っているのだが、まとめる方向が三つほどあり、どの方向も長くなりそうだ。


と言うことでとりあえず一番「決まり」が、よさそうなところへ向かおう。



野次を飛ばされた議員が外国人記者クラブに呼ばれた後の話で、取材をした外国人記者たちが自国であれば「こんな騒ぎで済まない!」と発言しているのがいくつも紹介されていた。


本音だろう。


このニュースが世界中で問題になったのも、当然といえば当然。


しかし、いかにグローバル化された世界であると言っても日本の「一地方」としての議会では、やはりその国民の「意識」が如実に反映されている言っていいだろう。


特に初老男である私は「野次を飛ばした行為」自体には、眉を顰めざるを得ないが意識のどこかに野次を飛ばされた女性議員にもある種の脱力感を抱く。


某テレビ番組に出演していた時の発言等はリアルタイムで聞いてはいないが、その発言をした人が「都議会議員」になっている。


この事実は、少なからず彼女を当選させた都民と言う人たちの「意識」を初老男は疑ってしまうのである。


某国会議員の丸川なる元アナウンサーが当選したときも都民の「意識」にがっかりした。(国会議員に立候補する人間がほとんど選挙に行っていなかったという。詳しくは調べていただきたい)


しかし、これは都民の意識と記したが、私を含め国民と記してもまったくおかしくない。


逆に私のような地方の人間には、さらにひどい「柵(しがらみ)」があって政治家を選んでいたりするのだ。


最後にくりかえす。


         「二流の国民は二流の政治家しか持てない」


まず、われわれ国民・県民・市民が意識を変えていかない限り「一流の政治家」を持つことはありえないのだ。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、一流でなくても「普通の政治家」を持ちたいと思います様に。



              May



言わずもがな、であるが私は「有名人政治家」が悪いといってるのではない。彼等に政治家としての資質がトンデモナクあるかも知れない。それは分からないのだから。

コメント
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