私は初老男である。
なんとも、情けない話ではあるが・・・・。
婚期がなくなった。
違う。
根気がなくなった。
50代半ばに懸ると、本当に「雑事」が増える。
それも10年ほど前までなら、片手でチョイチョイっと…程ではないけれど大して大変とは思わなかった。
そうした「雑事」と言うのは、当然ながら自分がやりたくてやるのではない。
だからこそ「雑事」と呼ぶのだけれど。
そうした雑事をこなすために、ブログの更新が遅れる。
・・・・いつもの「言い訳」
と言うことで、鉄板ネタを行ってみようと思う。
ワールドカップ「日本1分1敗」
日本中で大騒ぎだから私がUpすることもないであるが、まあ、一応やっておかないとね。
昔からそう思っていたのだが、日本人の先天的なアイデンティティの中に「サッカー」という競技は合致していない。
いまだに東アジアの近隣国から「帝国主義・全体主義」的な批判を受けるもとでもあるのだが、規律制に富み目立つことを嫌う傾向にある日本人の潜在意識はサッカーと言う競技にはあまりプラスに働かない。
目立ちたがり屋の存在を、他の国以上に嫌っているってこと。つまりはシュートばっかり打ちたがる選手を快く思わない感覚がある。
だから、サッカーにおいて散々言ってきたけれど・・・。
パスをつなぐのは「点を取るため」であるのに、日本代表は「パスをつなぐこと」が目的になっている。
そうした誤った感覚の中で、初戦はさらに「雨」が降っていた。
どこかのテレビ局が「雨が降ることがパスサッカーの日本に有利」と言っていたが「そんなわきゃねえ」のだ。
雨の降れば、いつもの感覚でパスをしても思ったところに行かないのが普通だ。
初戦の敗因は、私から言わせればこれに尽きる。
そう「雨が降っていたから負けた」のである。
日韓大会の時の決勝トーナメント1回戦トルコ戦も雨が降ってたって覚えてる人いる?(調べていないけれど、雨の降ったときの日本代表の勝率はあまり良くないんじゃないかなぁ)
ドゥンガが「ショートパスをミスしたら致命的」と言っていたが、そのミスの原因が「雨」だと断定しちゃうぜ。
こうしたときは、逆にドリブルで上がるタイプの選手を使うのが「筋」だと思うのだけれどザッケローニさんはそう思わなかったみたいね。
ギリシャ戦もおなじこと。
雨は降らなかったけど、結局日本人は、潜在意識の中で「規律を守る」ことを優先するからほかの国のような「ワクワク感」を演出できない。
たまに、うまくパスがつながったと思ったら、確実に決めるときにミスの連続。
これでは勝てるはずがない。
パスが次々とつながり「フィニッシュ」まで決まったときは、得も言われぬカタルシスがあるが、タイミングがちょっとだけ狂ってパスがつながらなくなると途端に「オモシロくもなんともない」パスミスばっかりが目につくゲームになる。
前回チャンピオンがグループリーグ下位に沈んだのも、同じ理由だって気が付いている人もいるよね。
こうしたときにジョーカー的な存在が必要で、昔なら「ゴン中山」いまなら、それは大久保だった気がする。
ギリシャ戦に大久保がスタメンに出たときに、早い時間に点を取らないと良くて引き分けになると思っていたのは私だけか?
初戦の最後に吉田を上げる「パワープレー」になってたけど、あれはドリブル得意の選手の投入の方が点を取る可能性が高かった気がする。
個人的なことは言いたくないけれど、大迫の1トップってのもいただけないし、長谷部の起用もあまりよくなかったね。
香川・岡崎の二人もほとんど仕事ができなかった。本田も、やっぱり4年前のキレは無かったしね。
そして、問題なのは「流れに乗ったラッキーボーイ」が出てこなかったこと。
日韓大会の「稲本・鈴木」前回の「本田」に象徴するような「ラッキーボーイ」が今回は見当たらない。(勝ってないから当然だけど)
前回は本大会前に強化試合で散々な結果になり、その結果「苦肉の策」として「本田の1トップ」という布陣を敷いてグループリーグを突破した。
その裏に、岡田監督の「大いなる苦悩」が垣間見える。
今回は全く逆。
アジアカップ優勝・コンフェデレーションカップでの善戦・予選での大して苦しまない勝利・強化試合の順調な仕上がり。
本番のふたを開けると・・・・。
今大会もスペインの惨敗・イングランドの惨敗を見れば、日本がこの苦戦をしているのもそれほど不思議なことではない。
ただ、過去2大会でグループリーグ突破していると、さも「それが当然」のような気になるのが人間というものだ。
グループリーグ突破の可能性は、とってもとっても低いけれど、開き直った日本の良さの出るコロンビア戦を期待したいなぁ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本人の潜在意識の美徳を忘れませんように。
May
ブラジル選手の言葉「日本は怖くない。パスばかりを繋いで全然シュートを放ってこないもの」・・・・・・・・残念ながら名言。
なんとも、情けない話ではあるが・・・・。
婚期がなくなった。
違う。
根気がなくなった。
50代半ばに懸ると、本当に「雑事」が増える。
それも10年ほど前までなら、片手でチョイチョイっと…程ではないけれど大して大変とは思わなかった。
そうした「雑事」と言うのは、当然ながら自分がやりたくてやるのではない。
だからこそ「雑事」と呼ぶのだけれど。
そうした雑事をこなすために、ブログの更新が遅れる。
・・・・いつもの「言い訳」
と言うことで、鉄板ネタを行ってみようと思う。
ワールドカップ「日本1分1敗」
日本中で大騒ぎだから私がUpすることもないであるが、まあ、一応やっておかないとね。
昔からそう思っていたのだが、日本人の先天的なアイデンティティの中に「サッカー」という競技は合致していない。
いまだに東アジアの近隣国から「帝国主義・全体主義」的な批判を受けるもとでもあるのだが、規律制に富み目立つことを嫌う傾向にある日本人の潜在意識はサッカーと言う競技にはあまりプラスに働かない。
目立ちたがり屋の存在を、他の国以上に嫌っているってこと。つまりはシュートばっかり打ちたがる選手を快く思わない感覚がある。
だから、サッカーにおいて散々言ってきたけれど・・・。
パスをつなぐのは「点を取るため」であるのに、日本代表は「パスをつなぐこと」が目的になっている。
そうした誤った感覚の中で、初戦はさらに「雨」が降っていた。
どこかのテレビ局が「雨が降ることがパスサッカーの日本に有利」と言っていたが「そんなわきゃねえ」のだ。
雨の降れば、いつもの感覚でパスをしても思ったところに行かないのが普通だ。
初戦の敗因は、私から言わせればこれに尽きる。
そう「雨が降っていたから負けた」のである。
日韓大会の時の決勝トーナメント1回戦トルコ戦も雨が降ってたって覚えてる人いる?(調べていないけれど、雨の降ったときの日本代表の勝率はあまり良くないんじゃないかなぁ)
ドゥンガが「ショートパスをミスしたら致命的」と言っていたが、そのミスの原因が「雨」だと断定しちゃうぜ。
こうしたときは、逆にドリブルで上がるタイプの選手を使うのが「筋」だと思うのだけれどザッケローニさんはそう思わなかったみたいね。
ギリシャ戦もおなじこと。
雨は降らなかったけど、結局日本人は、潜在意識の中で「規律を守る」ことを優先するからほかの国のような「ワクワク感」を演出できない。
たまに、うまくパスがつながったと思ったら、確実に決めるときにミスの連続。
これでは勝てるはずがない。
パスが次々とつながり「フィニッシュ」まで決まったときは、得も言われぬカタルシスがあるが、タイミングがちょっとだけ狂ってパスがつながらなくなると途端に「オモシロくもなんともない」パスミスばっかりが目につくゲームになる。
前回チャンピオンがグループリーグ下位に沈んだのも、同じ理由だって気が付いている人もいるよね。
こうしたときにジョーカー的な存在が必要で、昔なら「ゴン中山」いまなら、それは大久保だった気がする。
ギリシャ戦に大久保がスタメンに出たときに、早い時間に点を取らないと良くて引き分けになると思っていたのは私だけか?
初戦の最後に吉田を上げる「パワープレー」になってたけど、あれはドリブル得意の選手の投入の方が点を取る可能性が高かった気がする。
個人的なことは言いたくないけれど、大迫の1トップってのもいただけないし、長谷部の起用もあまりよくなかったね。
香川・岡崎の二人もほとんど仕事ができなかった。本田も、やっぱり4年前のキレは無かったしね。
そして、問題なのは「流れに乗ったラッキーボーイ」が出てこなかったこと。
日韓大会の「稲本・鈴木」前回の「本田」に象徴するような「ラッキーボーイ」が今回は見当たらない。(勝ってないから当然だけど)
前回は本大会前に強化試合で散々な結果になり、その結果「苦肉の策」として「本田の1トップ」という布陣を敷いてグループリーグを突破した。
その裏に、岡田監督の「大いなる苦悩」が垣間見える。
今回は全く逆。
アジアカップ優勝・コンフェデレーションカップでの善戦・予選での大して苦しまない勝利・強化試合の順調な仕上がり。
本番のふたを開けると・・・・。
今大会もスペインの惨敗・イングランドの惨敗を見れば、日本がこの苦戦をしているのもそれほど不思議なことではない。
ただ、過去2大会でグループリーグ突破していると、さも「それが当然」のような気になるのが人間というものだ。
グループリーグ突破の可能性は、とってもとっても低いけれど、開き直った日本の良さの出るコロンビア戦を期待したいなぁ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本人の潜在意識の美徳を忘れませんように。
May
ブラジル選手の言葉「日本は怖くない。パスばかりを繋いで全然シュートを放ってこないもの」・・・・・・・・残念ながら名言。