完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

政党政治批判の終焉     ~もう何が何だか・・・~

2012年04月04日 | 時事ネタ
私は初老男である。

ここ数カ月肘が痛い。

激痛ではないが、ずっと痛い。

接骨医に通ってみたが、治らない。


仕方がないので整形外科へ・・・。

すると、肘の先に石灰がたまり始めているという。

昨年夏の膝の水に続き、こんなことになるとは・・・。

また初老を自覚した出来事であった。


さて

        「消費税増税法案」

                   が国会に上程された。


世間一般の「常識」が通らないのが、政治の世界の「常識」だということは、ずいぶん前から理解しているつもりだった。

しかし、その政治の世界の「常識」もずいぶんひどいことになってきた。


今回の法案の閣議決定において、国民新党が「分裂」した。


確かに日本新党は小さな政党だから、クッションになるべきものが少ないので、あっという間にこうしたことになってしまう。


しかも閣僚に送っている議員たちが亀井代表に逆らった形での「分裂」と言うのは、私的にはかなりショッくだった。

「亀井静香」といえば、腐ってもタイの骨。かなりの大物政治家だ。(違うといわれる方もありそう)


これは何を意味するかと言えば・・・「政党政治の終わり」だと思う。


私の知っている「政治」は、良くも悪くも領袖のカリスマ性がしっかりしていて、こんな「分裂」なんて考えられなかった。

もっとも、政党でなく派閥であったが・・・。


まあ、初老男の若いときはどんな大人であっても、今のように政治のことに関心を持っていなかった。(と思う)どこかしら政治というものは「お上のお達し」という感じだった。(と思う)


派閥の長が集まって「自民党」と言うグループを「連立」してこの国を動かしていたのだ。

自民党と言う政党も正確には、政策が一糸乱れなかったわけではない。

与党になるために妥協を重ね、自分のところが主流派になった時に協力を取り付けるために様々な裏芸・腹芸を駆使したのだ。

国政を行っていくと言うことは、ほとんど「妄想」を抱く感覚がないと行えないだろう。


・・・・こんな感じで、進めていこうと思ったけれど、昨日の「テレビタックル」3時間スペシャルを見てしまったら、これ以上をUpする気が失せてしまった。

特に松原仁内閣府特命担当大臣に大竹まことが「国家公務員新規採用6割減」のことで、ツッコんだときの表情に、三宅先生が「この苦渋の表情をわかってあげなさいよ」って取りなした。

このことで、私が拙い文章をいくら駆使しても、意味がないことに気が付いた。


松原仁も民主党の中では、メディアに露出する機会の多い議員で、そのことを民主党幹部も知らないはずはない。

そうした中で松原議員も閣僚として、簡単にその政策を否定することもできないだろうし、さりとて閣僚を辞任していくほどの決断はできない。

それが、現在の日本の政治家のほとんどの状況だろう。

つまり、政治家も我々が感じていることがわからないのではなく、すでに何か見えない「力」によって進んでいるのであろうことに気が付いた。

それこそが、わたしをこうした政治についてUpすることをためらわせた理由だ。

最後のあがきで一言言って終わりにしよう。



「消費税率引き上げの是非が、今の日本で最も大事なことか?」


今回も最後までお付き合い頂きありがとう。これを読んでいるみんなは、私のように物わかりがよくなりませんように。


           May


こうやってあきらめていく人間が、日本の政治をダメにしていくんだろうなぁ。



コメント
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