完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

不況下のスーパー・ボウル   ~劇的逆転勝利の意味~

2009年02月03日 | スポーツ
私は中年である。

昨年末の人間ドックで「白内障の恐れあり」と言うことで「精密検査」を言い渡された私である。

ドキドキで眼科にかかってきた。

その診断は・・・。

「異常なし」であった。

人間ドックの検査器具はそういう意味ではあまり「精密」ではない。

だから「疑わしい」物には、すぐに「精密検査」を言い渡す。

診断してくれたドクターは若いいかにも優秀って感じの人だったが「ドックの写真ってのは写りが悪いからすぐに怪しいって判断するんだよ」と言っていた。

ホッとした~~~。

まあ、なんと言ったって眼底を良く見る為に「瞳孔を開かせる目薬」をさされたらすごいね!

本当に瞳孔が閉まらないから光を全部目に入れてしまう。眩しくって眩しくってどうにもならなかった。


と言うことで最新のスポーツネタ「スーパー・ボウル」について。

「スーパー・ボウル」といっても、ゴムで出来たおもちゃのボールのことではない。

アメリカン・フットボールの全米No.1を決めるアメリカスポーツの一大イベントだ。

アメリカン・フットボールの面白さは、そのルールを知らないとほとんど分からない。

似たようなボールを使う「ラグビー」の曖昧さと分かりにくさを、アメリカ風に構成し直したのが「アメリカン・フットボール」で、近未来的スポーツで試合展開も「いかにも」アメリカっぽい。

たまに中継される時は「副音声」でルール説明をしているので、是非覚えて欲しい。

サッカーよりスピィーディーな動き、野球より複雑なゲーム展開、バスケットより激しい肉弾戦が見られるのだ。

ことしのスーパー・ボウルは初制覇を狙うアリゾナ・カージナルスvs6回目の優勝を狙うピッツバーグ・スティーラーズの対戦だった。


今は世界中のいろんなスポーツが観客を熱狂させている。

勝敗があるスポーツにおいては「逆転勝ち」は大きな見せ場であろう。

今回のスーパー・ボウルにおいては、その「逆転」がお互いに何度も起きてアメリカンフットボールの面白さを本当に堪能させてくれた。

アメリカンフットボールの勝敗を決めるファクターは「得点力と時間の使い方」

今回のゲームほどそのことが示されたゲームもあるまい。

カージナルスは最後の得点を上げて逆転したが、残り時間を2分30秒ほど残してしまった。

解説でも言っていたが、これが2分以下であったらカージナルスが勝っていた確率が50%を超えていたろう。

ちょっとアメリカンフットボールを知っている人なら、再逆転があるかもしれないと思ったはずだ。

それ位に2分以上の残り時間と言うのは危険な残り時間だ。

なぜ、もう少し時間を使って得点しなかったのか・・・。

いや、確実に得点できる保障はどこにも「無い」

ならば、少しでも早く得点して逆転しておくことは間違いではない。

ただ、これがもし逆の立場だったら・・・。

過去に5回のスーパー・ボウル制覇の経験のあるスティーラーズであれば、もっとギリギリまで時間を使って逆転タッチダウンを狙ったのではないだろうか・・・?

それに対してスーパー・ボウル初出場のカージナルス・・・。

ありきたりだが「経験」が足りなかったのではないだろうか・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんながスポーツの決定的瞬間を見逃しませんように。
                          
                          may

これほどのアメリカンフットボールでの劇的勝利は日本の「ライス・ボウル」第37回(1983)の京大ギャングスターズvsレナウンローバーズ戦以来だ。って、知ってる人はほとんどいないだろうなぁ・・・。

コメント
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