完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

今年の「高校野球」Up   ~今年も終わったね~

2007年08月22日 | スポーツ
私は中年である。

さて、忙しいと言いながら怠惰な生活を繰り返していた私であるが、
久しぶりに体重計に乗って見た。

・・・やはり、人間は眼に見える形で「具体的」に示されないと「覚悟」
出来ないらしい。

体重はまさかと思っていた「大台」に乗っていた・・・。まあ、これでホンキで
ダイエットに向かわなければならないことが判断できた。

しかし、本当に「ダイエット」出来るかどうかは「誰」にもわからない。


さて高校野球。

夏の風物詩としての高校野球も、昨年「10年に一度」のスター達が出現した
せいで、今年はそれほど個人的に目立った選手が現れなかった気がするのは
私だけだろうか?

わが地域の代表は8年ぶりに初戦を突破し、更に2回戦を勝ってベスト16に
勝ち残った。

野球と言うスポーツは、なるほど「プロ仕様」のスポーツだなぁ、とつくずく
思う。

本当に「どちらが強いか」は、何度か対戦してみないと分からない。
非常に実力以外の要素が、勝負のファクターになるスポーツだ。

わが地域の代表は、2試合続けて1点差。2試合目は延長戦での決着だった。
2勝したのは本当に久しぶりだ。(1回戦に勝ったのだって8年ぶりなんだから)

これだけなんだかんだ言いながら、しかしやっぱり思うのだ。

高校野球の「ベスト16」から「ベスト8」には、歴然とした壁があると。

それを証明するかのごとく、わが地域の高校は「3回勝利」してのベスト8は
いまだに一度も無い。

昔は県代表と言っても、ポロポロとエラーばっかりしていて勝てる気が
しなかった。「ツーランスクイズ」なんてヒドイプレーを決められたことも
あったっけ・・・。(どんなプレーか知らない人も多いだろうなぁ)

「野球不毛の地」などという言葉も、これだけ北海道勢・東北勢が活躍する
中では「雪が降る」ことをその言い訳に使うわけにはいかないだろう。


23日の高校野球決勝は「劇的」な逆転勝ちで、佐賀北高校が優勝した。

これもある意味、私の前言を証明するようなものだ。

果たして佐賀北と広陵。どちらが「本当は強かった」のだろう。


しかし、そんなことに何の意味も無いことはこうして書いている私自身も
良く分かっている。短い髪でひたむきに白球を追い続ける少年達の「執念」は
本人達にとってはもう「勝負」を越えている。

目の前にあるのは「全力を尽くしたプレー」だけだろう。


印象的だったのは、広陵の最後のバッターがエースの野村であり、三振に
終わったあとベンチに戻りながら、不思議なほど爽やかな笑顔を見せていたことだ。

昨年の決勝戦のラストシーンと驚くほど似ている。

早実の斉藤と駒大苫小牧の田中の最後の対決に・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「高校野球」の中に「ひたむきだった自分」を思い出します
ように。

                      may

23日は「処暑」でした。本当にいきなり風が「秋」なのね。



コメント
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