完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

大相撲と言うものUp   ~朝小龍包の真実~

2007年08月29日 | 時事ネタ
私は中年である。

・・・しかし、この頃自国民が本当に分からなくなってきた。

私は確かに「変人」なのだろうな、と自覚することもあるから、ある程度は
自分と「同じような考え方」をする人が多くないとは思っている。

しかし、今回の改造内閣の支持率は44・2%で、参院選直後と比べて
12・5ポイント増加したという。不支持率は36・1%で、23・8ポイントも
減少したらしい。

なんでみんなそんなに単純なんだろう?

肝心の「トップ」が変わらない限り、基本的な「政治姿勢」が変わるわけが無い。
確かに大臣個人個人の「スキャンダル」は減るかも知れない。

しかし、それは安倍ゾウリの「政治姿勢」が変わることを意味していない。

断言するがこの内閣は、前内閣と同じように「スキャンダル」も出てくるし
「トップ」の人間の薄っぺらさが尚更はっきりして数ヶ月で破綻するね。

大物・ベテラン議員たちは、イザとなったら安倍ゾウリの「足を引っ張り」
引きずりおろす方に回るはずだもの。

国民はもう少し「本質」を見るように考えないと、もっともっとヒドイ政治に
なっちゃうよ!


と言うことで、朝小龍包横綱である。

・・・なんでこんなに騒いでいるのか少々辟易しているのだが、私見を
Upしたいと思う。

この騒ぎについて、ある人に意見にこんなのがあった。

「大相撲」は、国技などと言っているが、江戸時代などは畸形的大男たちの
 戦う姿を金を取って見せる「見世物小屋」のようなものだった。そんなものを
「国技」などといって重みを持たせたのは数百年程度前でしかない。
 それならば、横綱に様々なものを期待せず、今回の騒ぎを見るべきだ。

なるほど。たしかに物の成り立ちにおいて「確立」するまでは、異端・邪道
なものは多々ある。

それも見方の一つだろう。

昔「子どもの好きなもの」というのがあって「巨人・大鵬・玉子焼き」と言われた。
(古すぎて知っている人が少ないだろうなぁ)

この言葉に私は、この頃の騒ぎの芯を見るのだ。

プロ野球における「巨人」相撲における「大鵬」は、正にそれぞれの「王様」であり、
「強さ」だけでなく「品格」や「威厳」を備えていた。

それが、少年の憧れや国民の人気の一つの重要な「要素」であったことは
想像に難くない。

現実に巨人の野球中継の視聴率が落ちてきているのは、単純に「弱くなった」
からでは無く、相対的な尊敬できる部分などが減ってきたからだ。
(まあ、「尊敬できる」なかには幻想だった部分が多くあったりもするのだが)

だから、今のプロスポーツは徐々に「地域的」な部分が中心になってきている。
(阪神・ロッテ・ソフトバンク。サッカーではレッズ・アルビ等々)

大相撲もしかりである。

基本的に「大相撲」を「プロ・スポーツ」とみるか「プロ・格闘技」とみるか
はたまた「国技」と見るか・・・。

このすべての面を持ち合わせているだろうが、その芯をどれと見るかによって
先に述べた人のように、捉えかたがずいぶん違ってしまうだろう。
(もっと単純に「興行」と見れば、スキャンダルまでもOKって感じだけど)

私達の世代にとって「相撲の親方」と言うのは「鬼より怖い」存在だと思って
いたら、この騒ぎで少なくとも高砂親方はそうでないことも分かったし・・・。

すべてのことが時の流れとともに、変化していくのは仕方が無いが、
「日本の心」に通じる(私はそう思っている)「相撲」の精神面が、こんな
外交問題的な騒ぎとなってうやむやになっていくのは残念至極である。

この時代に「ちょんまげ」を公然としていておかしくないのは、相撲取りが
「時代を超越した存在」と位置づけている証だと思っていたのに・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが国技館の升席で食べる焼き鳥を、おいしく感じますように。

                         may

・・・しかし、朝小龍包が「横綱」に復帰できるかねぇ。そんなことを言うと
批判されそうだが、一度「心を病んだ」人物がその世界のトップに返り咲く
事はありえなそうだけどなぁ・・・。

                      may








 



コメント (1)
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