完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

ハマッた『アニメ』  ~GyaOのアニメはおもしろい~

2007年04月10日 | Weblog
私は中年である。

松坂大輔が初登板で7回6安打1失点10三振で「見事なピッチング」だっ
た・・・と言われている。

しかし、これは「見事なピッチング」なのだろうか?

昔から私の悪い癖なのだが、その時(現在)の「スター」と言うものに
やっかみ半分実力を認めないところがある。

「山口百恵」「北の海」「桑田真澄」なんて人達(若い人にはわかんないか)は
その活躍したときからかなり経ってからしかその「凄さ」を確認できなかった。

そうした意味でも「松坂大輔」の凄さはこの人が引退してからしか私自身は
理解できないのだろうなぁ・・・。もっとも彼が引退する頃は、私は「老年」に
なっているか。

とかんがえている「中年」である。

さて、パソコンでインターネットを楽しんでいる人で「GyaO」を知らない人は
いないと思う。(もし知らない人は「GyaO」でサーチすればすぐで見つかります)

無料で数多くのスポーツ・ニュース・映画等々が視聴できる解説した時には
「画期的」なサイトだった。

それから次々とおなじ「無料番組」のサイトが増えたが、やはりGyaOの
優位は動くまい。

ここ数ヶ月そのGyaOのアニメで、欠かさず見ていた番組がある。

         「幕末機関説 いろはにほへと」

である。

このアニメを見ることになったのは、ある有名ブログで紹介されていたから
なのだが、このアニメを見ていてやはり私の「アニメ論」が間違っていなかった
ことを確認した。

毎週金曜日に配信されるこのアニメは「壮大な歴史アニメ」である。

幕末から明治維新にかけての「史実」に沿った「裏ストーリー」的な話なのだが
その設定と謎解き(?)のバランスが良い。

幕末と言えば中心になるのは「旧幕府vs維新軍」「坂本竜馬・西郷隆盛・勝海舟」
「横浜・江戸・奥羽・蝦夷」などであり、この部分がしっかりしている分だけ
物語を展開していく"遊び”の部分が少ないものなのだが、その中でうまく
「庶民の生活・チャンバラ・恋愛・物語性」を融合されている。

現在25・26(最終回)を配信中だ。

前半13話を期間限定で配信したこともあったので、後半13話も是非配信して
欲しいものだと期待している。(かなり評判が良かったからDVD発売もにらんで
やらないかも・・・)

そこで「中年男」のアニメ論の話だが、「アニメ」は「実写」で出来ることを
「アニメ」にしても意味がない、と言うことである。

あまりに「破天荒」では説得力がない。「現実的」過ぎれば実写で作った方が
よくなる。(子ども相手のアニメではこの限りでない)

この比率がむずかしい。

大人が「見れる・支持される」アニメはこのバランスが良く取れている。

その少しの比率の違いによって「大人向き」「子ども向き」のアニメの差が出る。
大人向きの代表的なのは「ルパン3世」「あしたのジョー」「巨人の星」etc。

子ども向きは「その他いっぱい」・・・。

「中年」を辞任する・・・違った自認する私だが(できればしたいわ!)
日本アニメの創成期からアニメを見続けてきた私(なんたって白黒の「鉄腕アトム」
を見てたんだから!)は、アニメに関しても決していいかげんに考えて
きたわけではない。

ただ、あるときから自分が評価・評論できる量とそれを鑑賞することの出来る量が
釣り合わなくなってしまった。

なにごとにおいても「歳を取る」と言うことはこうして「需要と供給」(知りたいと
思う欲求とそれを満たす時間)のバランスが崩れることを意味するのだ。

そのため、どうして自分の好みを優先してしまうワガママがでるから「頑固」なんて
いわれるんだろうな。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが質の良い「大人のアニメ」を堪能できますように。

さて、また何か面白そうな「アニメ」を見つけなきゃ・・・。                                         may





コメント (2)
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