完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

大反響のタイトルマッチ ~弘毅くんかわいそう~

2006年08月04日 | スポーツ
私は中年である。
毎日暑い日が続く。しかし、ここ2週間が
暑さのピークで、それ以降になれば昼間は
ともかく、朝晩が涼しくなる・・・ことを
信じて耐えている「中年」である。

さて、先日行われたボクシングのライトフライ級
タイトルマッチの結果のことで、世の中が騒然と
しているが、わたしも判定直後は思わず笑ってしまった。

そして、テレビのスイッチを切ってすぐにパソコンに
向かったのだが、案の定今の状態を予測させるブログ等が
次々と立ち上がってきた。

それから数日経ったわけだが、話はさらに「タイトル返上」
までに広がっている。

私は「亀田弘毅」という人物が大嫌いである。
中年という年代の人で「ああした行動」の人間に好意を抱くと
すれば、自分の中にある「ノスタルジィ」を投影している人
だけだろう。

あるコメンテーターが「ボクシングを教える何分の一でもいいから、
口の利き方を教えてやれば、もうちょっとマシな人間になると
思うんですがね。」とコメントしていたが、中年にとっては
まさに言い得ている。

プロボクシングが「興行」であり「見世物」である限り、そこに
大きな「利権」が発生していることは誰でも知るところであるが、
サーカスやお化け屋敷のようなものから、プロレス・K-1の
ような格闘ものまで「興行・利権」という意味ではあまり違いは
無い。

しかし、それも見ている「観客」の側からいればそこにで発する
「権威」や「迫力」「重み」をもってランクが発生していると
思う。

個々のイメージ的な部分も多いが、そのなかでも近年の人気で
いえば「K-1」「プライド」などが上位だろう。しかし、
「権威」という意味ではやはり「プロボクシング」がさらに
上であることに同意しない人はおるまい。

今回のようなことが、世界中のボクシング興行の中では、
珍しくない。しかし、日本人は「権威」に「正義・正当性」を
強く求めるタイプの国民だから、こんな現象が起こる。

たしかTBSが社運をかけて「お金」をばら撒いたように見えるし、
その裏に893がらみのことがあったように見える。(ボクシング
興行には元々セットされている。これは常識)

12/31の「レコード大賞」が30日になったのも、この亀田の
試合を組むためだといわれている。そうすれば、すべてのことは
辻褄が合うわけだ。

そして、今私のだした結論は・・・・。

            「弘毅君カワイソー」

ということだ。

かれは、どちらにせよ裏で行われている利権や金のことについての
「核心」までは知らないだろうし、知っていたところで
「猿回しのサル」に「考える権利」を与えられてはいない。

最大の功罪は彼の父親にあるのだが、彼は私より3歳年下だ。
中年の域にいたった男が、息子に「夢」を託す。などといえば
ドラマ性があるように見えるが、ここまでの騒ぎを引き起こした
「猿回しの親方」でしかない。

自分が望んだこととはいえ「猿回しのサル」を演じ続けなければ
ならない弘毅「少年」は本当にかわいそうだ。しかし「サル」に
譬えるのがこれほどぴったりハマルのでは、身から出た錆では
あるが・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなに幸福が訪れますように。
能ある鷹は爪を隠す。猿回しのサルは頭の悪さ隠さない。                                      may






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