Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

冷タサ加減

2005-03-16 23:09:17 | 考えの切れ端
機械が可愛い時って、その機械が淡々と作業しているんだけど、その目的が、
例えばポップコーンを作ることだったりすることだ。
機械は、イノセンスといえば、イノセンス。

冷えすぎたスイカ。
坂本龍一さんが、「undercooled」という曲のイメージについて語った言葉。
美味しそうなんだけど、食べてみると冷たすぎる。味気ない。がっかりする。残念。



冷えすぎたスイカが可愛い時って、たんたんと刻まれているんだけど、その目的が
例えば薄切りになって少しずつ温まるってことだったりすることだ?
スイカも、それ自体イノセンスといえば、イノセンス。


乱暴でしょうか。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テンカウント

2005-03-15 20:51:54 | days
アガってんの?サガってんの?みんなはっきり言っとけー
っていう歌があったけれど、僕はスターウォーズのテーマ曲でけっこうアガれる。
これでテンカウント前にも立てるかもよ。

最近、眞鍋かをりさんのブログを見始めたのね、何がきっかけかは忘れたけれど。これがおもろい。
そこで久しぶりに「アガる」って言葉みてさー。たぶん、バイト辞めてからそういう言葉に縁遠く
なってるんだわ。こういう「言い得てスッキリ感」と形容したくなる言葉、好きですわ。
あ、おっさん・・・。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆、ビートヲ持ツ

2005-03-14 22:52:23 | 考えの切れ端
床にごろんと仰向けになり「なーんもねーや」と大きく息を吐いて、
眠るでもなく、じっとしている。
そんな気分でパソコンに向かって文章を書き始めてみると、
やっぱり「なーんもねーや」ってことを書きはじめていたりする。

本当に何もないのか。
感覚的なものが充満していないだろうか。
言語の入る隙間の無いくらい、ぼあーーっと何かが満ち満ちていないだろうか。
そして、そんな状態を、実は楽しんでいないだろうか。

そうやって堕落する気がする。
でも反対に、すごく大事な気もする。

きっと、これって意識と無意識の関係じゃないかな。
いや、意識内の何かと何かの関係かな。

理性と本能・・・・・・、
・・・・・・・・欲求と自制・・・・。

で、こうやってキーを叩いている状態が、その狭間に近いのかも。
音楽が欲しくなる。
意思へと結実させるならば、ビートはいらない。
意志へと結実させるならば、ビートを刻もう。

心音は意志だと思った。

鼓動を聴けとまでは言わないけれど、
鼓動に耳を澄ませてみるのも悪くないかもしれない。
他人の心音に、その人の過去や未来そして現在をを感じるのも悪くないかもしれない。
そして、「きみって、すごくオフビートなんだね」と訳のわからないことを言ってみても
悪くないかもしれない。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味付ジンギスカン

2005-03-13 21:39:18 | days
ながぬま温泉では長沼町のジンギスカン三種全てが食べられるので、
行ってみないかい、と誘われて行ってきました。

温泉につかってのんびりと。
そして別棟の食堂でジンギスカンを食べる。
長沼町のジンギスカンは、生姜タレに漬けた「長沼ジンギスカン」と
ニンニクタレに漬けた「かねひろジンギスカン」と
フルーツタレに漬けた「佐藤ジンギスカン」の三種が有名だそうだ。
というか、3種だけなのかな。
一番食べなれてるのが「かねひろジンギスカン」で、ジンギスカンとしてもっとも安心して
食べられる味。これがジンギスカンという定番の味です。

三種の食べ比べの結果、もっとも僕らの味覚を喜ばせたものは「佐藤ジンギスカン」。
ほのかな甘酸っぱさが羊ロース肉に本当によく合い、さっぱりしていていくらでも食べられる。
他の二種に比べて脂身が若干多かった気がするけれど、気にならないんですよね。
ただ、ここの食堂は値が張ります。自分で肉を買ったほうが全く持ってお得です。

帰りは「あいちゅらんど」でクレープを食べて、締めました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タネニ成リ得ル法則

2005-03-12 23:30:22 | 考えの切れ端
いやー、また投稿ボタンを押したら記事が消えてしまって、再現。
最近、書いたことをちゃんと覚えてませんわ。
___



ハインリッヒの法則というのがあるんだってね。
1:29:300で表されていて、1件の重大災害があれば、その影には29件の軽小災害があって、
さらに300件の災害未満の災害因子たる事例が存在しているというものです。
ゴキブリを一匹見つけたら、そのあたりには100匹のごきぶりが存在しているという言い方に似ている。

喫煙者に当てはめてみる。
1人の喫煙が原因の重病患者がいれば、その影に29人の軽病患者がいて、300人の体調不良者がいる。

ある人への、1つの大きな誤解を知ったならば、29の小さな誤解を持っていて、300個のその人について
わかっていないことがある。

ある人に、大きな悲しみを見たならば、その影には29個の小さな悲しみが潜んでいて、さらに悲しみに発展しそうな300種の可能性を秘めている。

ある人に、すごく面白いところを1つ見つけたならば、29種のなかなか面白い部分があるということで、
面白いタネが300個あるということになる。



魅力的なところ、醜いところ、汚いところ、素敵なところ、頭の良いところ、バカなところ、
それぞれにこの法則を当てはめてみると、すごく膨らみます。
でも、考えてみて「なんだか醜いところばかり膨らんじゃって・・・」と、嫌悪感を募らすことは無い。
見たまんまが事実だからね。ベースはそこなんだよ。
そうやってみてみると、寛容と楽しさの法則になると思うのですが。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

One Amazing Night

2005-03-11 21:08:40 | 裏 Fish On The Boat
____

One Less Bell To Answer.
_____________

交差して行過ぎて、
ひとつ、ふたつ、
その繰り返し。

もつれた毛糸玉になる前の
絡み合ったゆるい結び目を
ほどこうとも、きつく結ぼうともせず、
みっつ、よっつ、
なるようにさせてしまう。

____

One Less Egg To Fry.
_____________

いつつ、むっつ、
逆さまの期待をしている。

ななつ、やっつ、
お互いの理解を超えたところに「気づき」はあって、
お互いの理解が足りなかったとしても「気づき」はあって。


もはや毛糸玉になってしまっている、もつれてみえる固まり。
それを横目に、ため息をついて通り過ぎる人がいて、
かの人は微かにほおを緩ませていた気がした。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

速度ノ内訳

2005-03-09 22:53:51 | 考えの切れ端
決めてかかることで、動くことが出来る。
決めてかかることで、世界を狭くする。

決めてかかって、それが思い込みと気づくことがある。
動いてしまったがための、後の祭り。
決めてかかって、それが信じたとおりだと思うことがある。
100%そうではなくても、目的地の近辺に到着できたときも、それなりの達成感はある。
決めてかかって、目的地に似てはいるけれど、別の場所に到着することもある。
それはそれで、新たな発見で新天地ということも。

決めてかかることで、情報を限定して摂取することになる。
決定したルールにそって、一義的に情報を処理することになる。
ストップしないならばそうだ。


ドイツ・ホッケンハイムサーキット。
ここには木々に両横を挟まれたストレートがある。
ここをアクセル全開で突っ切ると、まるで灰色のドームの中を走っているかのようだという。
というのを、漫画の『F』で読んだ気がする。
高速移動中は周りの景観が溶けてしまって、ただ直線を走る以外何も無い。
乗用車でも良い。
スピードを上げれば上げるほど視野は狭まり、タイヤの接地面積も狭くなって危険になる。
だけど、その分早く前に進んでいる。

初めから敷かれた道ならば、
またはコースが見えているのならば、
早く進んでいいかもしれない。
どれだけ道が見えているのか。
見えている道は、本当に道なのだろうか、
本当に目的地へ続くのだろうか。

この文章は、時速100km?60km?20km?
バックしてたりして。

ま、実際は、サイコロの目によって進むようなこともあるんだもんね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

視点ガカワレバ視界ガカワル

2005-03-08 21:42:24 | days
考え方による。

昨日の「じいちゃん」の件だけど、危ないから警告してくれたともとれるよね。
それもじいちゃんじゃなくて、ばあちゃんかもしれないやん。
現実的じゃないけれどね。こういうときに祖父さん祖母さんを思い出せるのは
悪くない。

それと、「吐き気」と「不眠」については、きっと肩凝りからきてると思う。
昨日は肩に湿布を貼って寝て、途中で湿布があまりに効きすぎてるため眠れないので、
はがして再度寝た。
腹痛については、その頃「植物ステロール」っていうサプリメントを摂り始めたので、
その影響かもしれない。
サプリメントはいまや5種類揃えています。こういうのって身体をヤワにしちゃうかなぁ。
ブルーベリーとアミノ酸は、摂取すると効いてるなという実感があります。

推測の筋道が本当っぽく見えていたのが取り払われると、また違うものが見えてくる。
競馬予想または馬券検討で、「まず本命を切る」人がいる。
単勝の一番人気をまず軸にせず、レースの展望をする人。
最も一着がふさわしく見える馬を、あえて一着にならないと考える人。
大レースになればなるほど、それが難しくなるんですよね、僕の場合。
そんな思考方法を思い出させます。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

My Blood

2005-03-07 15:02:59 | days
今日は特別休暇を消化。
というか、こないだの代休とおんなじで、病院に行ってきたんです。
打ち明けると、1月中ごろからお腹が痛くて、それがちょっとづつ増していっていました。
2月の下旬には、お酒の試飲をする機会があったんだけど、100円ライターのガスくらいの、
ほんのちょっとの分量のお酒を口にしただけで、酔いが回ったんですね。おまけに具合悪くなっちゃって。
それで、イベントの売店出店が終わったら病院行こうと決めていて、それまで持って欲しいなぁと
気持ちがくじけないようにしていました。

で、やっと行ってきました。昨年の健康診断の結果があまり良くなくて、
そのへんを気遣いながら生活してきました。体重は4kg減。ちゃんと食べながらです。
それが、ダイエットの効果によるものなのか、体調不良によるものなのか、どっちだろうかと。
イベントの頃がしんどくて、最近は滅多にない「吐き気」と「不眠」症状もあらわれ、
この1週間で2kg体重が落ちました。
こういうときに、問診みたいな健康診断の類のページで自己診断してみました。
設問が15くらいあって、それに当てはまってる数が多いほど良くないんです。
で、ほとんど当てはまりました。

「こりゃ、あかーーん」思いまして、どんどんしんどくなる身体を東洋体術的な意識で(なんだそれ)
無理を逸らしつつ、あるいは逸らした気分で代休日を向かえ、混んでいたので血液検査だけ終える。
それで今日は超音波検査とそれらの検査結果を聞いてきたんです。

結果、肝臓に脂肪がついてるものの、数値も正常値に近く、大丈夫だろうっていうものでした。
腎臓とか膵臓とかも大丈夫だと。
じゃ、おいらの腹の痛みはなんなのだ、腸が悪いんですか、と先生に聞いてみたら、や、大丈夫だろう
みたいな。
もしかして、外科的な痛みなのかなぁ。
ただ単に、心が痛いのか(肝臓に心があるという話がある)。
それとも、スマトラ地震で地軸がずれたので、その影響をこの繊細な身体が受けてしまって・・・。
または、これからでかい地震が来るのを身体が感じていて・・・・。

それで、そーだと思いつく。
去年の4月の頭に、じいちゃんが亡くなったんですね、90歳くらいで。
そりゃもう、良く生きてくれたじいちゃんで、身体が悪くなっても、病院が嫌いでどうしてもいかなくて、
フラフラになって診察をうけたら手遅れだった人なんですが、法事も墓参りも行ってないんですよ。
葬儀のときに、じいちゃんが僕ら孫たち十数人に小遣いを遺してくれてたのがわかったりで、
そんなふうにしてくれたじいちゃんだったんですが、葬儀以降お参りしてなくて。
それで、そろそろ一周忌でしょう。「顔みせろ~」と言われてるのでしょうかね。
じいちゃんは酒が好きで、強くて、それで肝臓を患ったんです。
じいちゃんの葬式から帰ってきた日は、就寝中、猛烈に息苦しくて死にそうだと思って夜中に目覚めた
んですが、連れてかれるんじゃないかと思ったもんなぁ。
一番の思い出は、「ニジマスみたことあるか~」と、じいちゃんがザルを持って
川へザブザブ入っていって、腰のあたりまで水に浸かりながらザルを水面下に押入れ、
しばらく動かなくなって、やっと動いてその水揚げしたザルの中にニジマスが跳ねていたことです。
「じいちゃん、すごい!」っつって喜びましたね。今でも凄かったなぁと思います。
その他では、「いっぱい食え~、食ってるか~」と、毎度毎度たくさんたくさん夕食をご馳走になった
ことが思い出深いかな。外見はナメック星人の長老に似てました。
そんなわけで、一周忌は行ってこようかなと考えています。

結局、疲れが溜まったんだろう。
自己管理は大切だよなぁ。

そうそう、血が多いと言われました。血の気はたいしたことないんですがね。
どうせなら、ミディクロリアンが多・・・、ま、いいですか、これは。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Silenzio

2005-03-05 22:54:13 | 映画
伸ばした人差し指を唇に当てて、「Silenzio」と囁く。
そうやって終わったあの映画が好きだったし、今もたぶん好き。
trip, trip & trip.

「Silenzio」の一言が告げられた瞬間、この映画の魔法は完結する。
ハメられたと気づいた時には、すでにチェックメイト。
官能や混沌や不条理に十分かき乱されながら、
そんな自分を客観的に見させられる強制性があるのかもしれない。
そんなポジションへ追いやられるのだ。
観客にとってのパニック映画だった。
そうして、また観にいった。

総合芸術ゆえの、研ぎ澄まされた戦略性を秘めていると思う。
ただ、その 戦略性=魔法 は二度はきかないよ、と。
そして、その戦略性に示唆されるものを考えてみたりする。
示唆しているものはないのかもしれないけれど。

R15指定だったのかな。
いまやこの映画を強く勧める気は毛頭ない。
それに、「Silenzio」なんだし。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする