Fish On The Boat

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『生田絵梨花 乃木坂46卒業記念メモリアルブック カノン』

2024-06-13 23:23:01 | 読書。
読書。
『生田絵梨花 乃木坂46卒業記念メモリアルブック カノン』
を読んだ。

もう二年半前になってしまいましたが、乃木坂46を卒業された生田絵梨花さんのメモリアルブックです。

めちゃめちゃ好きな人です。お顔も表情も、声もスタイルも、表舞台に出ているところしかわかりませんがそのキャラクターや気持ちの持ちかたも、そして努力し続けて結果を出していく姿勢も、このうえなく魅力的に僕の目には輝いて映り続けています。

でも、本書が発売されたころ、すなわち生田さんが卒業された頃のその前後の期間は、後進に道を譲るために支える側に回ったような生田さんだったので、ちょっと残念でしたし、グループから巣立っていかれる気配が感じられもしたので、「もはや、これまでか」と早い段階から推し卒みたいな感じになっていました。卒業したあとまではあまり追いかけたくないタイプなので。

しかしながら、ドラマに出演されたり歌番組の司会をされたりしていますから、どうしても追いかけてしまうのですよ。だって、あのいくちゃんなんだから、と。そうやって、懲りずに(?)うっとりした気持ちになって元気を頂き続けています。感謝です。

さて。本書は撮りおろしの素敵な生田絵梨花さんの姿がふんだんにありますし、講談社から発刊されているので、『乃木撮』からセレクトされたものや、『乃木撮』のフォーマットをつかって、デビュー間もない頃のまだ子ども顔のほうがつよい生田さんの姿を特集したページもあります。

そして、「ジャイアンとのび太」の関係と言われる秋元真夏さんとのくだけた対談、後に卒業ライブの開催時期的に1期生最後の卒業をされたエース・齋藤飛鳥さんとのグループで10年いっしょにいたといえども二人の間にある余白をちょっぴり埋めるような感じの対談が収録されています。両者とも、その関係性があたたかですし、僕はとても好ましい人たちのファンになったなあ、という気があらためてしてくるのでした。

メンバーのアンケートでは、いくちゃんは「天才」と「努力家」で評価が二分されたのだとあります。たしかに、才能があって、努力を人一倍されている印象があります。それでいて、天真爛漫なんです。ちょっとおもしろいところもあります。お顔が大好きだし、ロックオンされて当たり前だと自分では納得がいくんですよねえ。

乃木坂に加入したころからちょっとの間、カチカチ人間だった、と自他ともに認めているコメントが載っています。表情は硬く、とくに眉が吊り上がっていて、目もきつめでした。それが、グループにいてこなれてくるというか「丸くなってきて今の表情になった」とご自分でお話しされている。ただ、僕はつい最近気づきました。司会をされているNHKの歌番組venue101を観ていたら、あの頃の眉の感じをほうふつとさせるときがありました。時間かっちりで進行して回さなければいけない司会業ですから、呼び覚まされるものがあるのかもしれません。でも、そんないくちゃんも大好きです。というか本気で、一生、大好きな人かもしれない。

白石麻衣さんのときもそうでしたが、悲しいとか寂しいとかそんな感じのほとんどない、おめでとうありがとうステキだね楽しいね、な卒業本でした。2年半遅れで、「ご卒業おめでとう」です。


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