５月中旬の皇居東御苑 （１） ヤブムラサキ、ネジキ、ナツハゼ、コアジサイ

皇居東御苑の『花だより』　が毎週金曜日に更新されるのですが
先週１３日の花だよりを見て、以前から見たかった「ヤブムラサキ」、「ネジキ」、「ナツハゼ」の
花が咲いているのを知って午後から用事があったのですが
見頃が終わってしまうといけないので１９日の午前中に見に行きました。
それらの花は野草の島に咲いているので今回大手門口から
すぐ近い中朱雀門跡の方から行きました。

中朱雀門跡あたりを過ぎて左へ曲がると

果樹園が見えて来てその前を通り過ぎて行くと野草の島近くになります。

野草の島の端で『前回細かい綿毛に包まれていた』
「ヤブムラサキ」(藪紫）の蕾と咲いた花が見られました。

花は細かい綿毛がまわりについていました。

花が終わって果実になっても綿毛が残っていたような気がします。

散策路を挟んで反対側には「ネジキ」(捩子木)の白い花が枝に並んで咲いていました。

緑の葉の間に白い小さな花が並んでいるのを見るのが大好きでいつもこの時期に見に来ます。

花は下向きに咲くのですが秋になると果実は上向きに実ります。
下向きの花が上向きになる所を見たいと思っているのですがまだ見たことがありません。

野草の島の中ほどにある「ナツハゼ」(夏櫨）の木を探して花を見ると
薄い赤色の実がネジキの様に下向きに並んで咲いていました。

釣鐘状の小さいふっくらした花でした。

釣鐘型が可愛くて、お気に入りの花になりそうです。

前回来た時、咲き始めたばかりだった「コアジサイ」(小紫陽花）が
少し見頃過ぎでしたが咲いていました。

良く見ると花が終わっている株が多くなっていましたが

優しい青みがかった藤色の感じはまだ残っていました。

撮影日　５月１９日