５月中旬の皇居東御苑 （２） センダン、カルミア、トウグミ、ウド、ミヤコグサ、クスノキ他

皇居東御苑の野草の島から本丸休憩所の方に歩いて行くと
木の茂った中に「センダン」の木が見えました。
砧公園では下から見上げるしかできなかったのですが
東御苑では遠くからしか眺められませんでした。

休憩所の向かい側で「カルミア」の花が咲いていて変わった形の花と
蕾が見られました。

すぐ近くの展望台下辺りでは「トウグミ」(唐茱萸）が実り始めていましたが
いびつな形のものばかりでした。

いつもと違う順路で歩いていたので本丸広場の脇を通り
汐見坂を下って二の丸雑木林の外周を時間を気にしながら歩いていると
散策路脇からすぐの所に大きくなった「ウド」(独活)を見ました。
若芽は香りがあって天ぷらにするとおいしいです。
我が家にも２年位前まであったのですがいつの間にか消えてしまいました。
「さくらんぼ」は「ナンテン」の根に押されてしまったのではと思っています。

新雑木林の角で「ミヤコグサ」(都草)を見ました。黄色い背の低いマメ科の花

新雑木林の中で「ミヤマガマズミ」(深山鎌酸実）？がもう実をつけていました。

「オトコヨウゾメ」も緑の実になっていました。

「ウグイスカグラ」(鶯神楽）は赤い実を・・・

新雑木林の入り口に近い林の中でまだ花が咲いている「ガマズミ」(鎌酢実）を
見ることができました。

帰りに寄った大手門休憩所の脇で「ジューンベリー」別名「アメリカザイフリボク」が
沢山の実をつけていました。
我が家の鉢植えの「ジューンベリー」も背丈が低いのですが熟した実をつけ始めています。

大手門に戻る途中、大手門に近い三の丸尚蔵館の
向かい側にある「クスノキ」(楠）に花が咲いていました。
高い所で咲いているので望遠レンズで撮っても
花がどんな姿なのかわからなくて残念でした。