Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

8月末の自然教育園で(4)ツルウメモドキ、ガマズミ、サワフタギ、シラヤマギク、オオヒナノウスツボ他

2016年09月06日 | 自然教育園
自然教育園の水生植物園の脇から森の小道を通って武蔵野植物園へ行きました。
入ってすぐの所にある大きな木に「ツルウメモドキ」(蔓梅擬き)が高い枝に絡んでいて
果実を小さくしか撮れませんでした。去年は低い所に垂れ下がっていて写真を撮っていました。

東御苑ではまだ色づいていなかった「ガマズミ」(鎌酢実)が色づき始めていました。

「サワフタギ」(沢蓋木)が小さな実を沢山つけていました。
もう少し秋が進むと、『綺麗な瑠璃色』に色づきます。
白い綺麗な花が咲くのですが自然教育園ではまだ見たことがなく
花の咲く頃に来て見てみたいと思っています。

秋になると東御苑でも自然教育園でも撮っている
「アブラチャン」(油瀝青)の実葉陰でまん丸の実を見るのが好きです。

「シラヤマギク」(白山菊)、菊と名前がついていますが園芸店で
売っているような菊ではなく野に咲く素朴な菊です。高さは1m位あります。

「ツルボ」(蔓穂)、以前は馬事公苑で見られたのですが
最近は見られなくなり、薄紫色の素朴な花をこの時期見るのを楽しみにしています。

去年秋に来た時見られなかった「オオヒナノウスツボ」(大雛の臼壺)を
今年は見ることができました。草丈の高さは1m20cm位。
えんじ色の花が咲きます。

名前の由来は壺形の小さな花を、臼や壺に見立て、
壷形の臼の中から雄蘂が出ている姿が雛人形に見えることから。
真ん中辺りに白い線のように見えるのが雌蕊、後ろに2本見えるのが雄蕊です。
雄蕊が並んでいるお内裏様のように見えます

変わった実を見ましたが『生えている場所から推測する』
「ツリガネニンジン」(釣鐘人参)の実のようでした。 

「ノブキ」(野蕗)、フキに葉が似ているのですが花は異なっています。
去年はマクロレンズで『この花』を撮っていました。

「トラノオスズカケ」(虎の尾鈴懸)、咲き終わりに近かったのですが
『50年ぶり位に発見された草』なので毎年咲いているのを見ると撮ることにしています。

撮影日 8月31日

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩ニュータウンの住人)
2016-09-07 08:13:44
トラノオスズカケは50年振りに再発見されたのですか。何かの拍子に地中の種が復活したのでしょうかね。植物の生命力はすごいですね。
返信する
トラノオスズカケ (granma )
2016-09-07 11:58:29
多摩NTの住人さん、コメントをありがとうございました。
数年前のブログにトラノオスズカケが咲いている脇に
建てられていた説明板を載せたのですが
今回気になってネットで検索したら
自然教育園の報告書にトラノオスズカケの再発見の経緯が載っていました。
https://www.kahaku.go.jp/research/publication/meguro/download/45/ns-r-45_1-6.pdf#search='%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%82%B1'

休眠していた種子が林床に直接光が射し
発芽して再発見されたようです。
記事に書かれた経緯がとても興味深かったです。
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