小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

久々の登場!

2009-06-02 13:49:03 | Weblog
今日は忙しい亭主(何が忙しいのか分からないけど・・・)に代わり久々にブログ登場と相成った。今日は出港日でオガマルのお掃除と中学の用務のお仕事は午前で終了。家に戻り韓国ドラマを観ながらランチタイム、夕食の野菜スープをシャトルシェフ(保温したままガス、電気を使わず調理してくれる優れものの鍋)に仕込んでパソコンに向かう。 

今日の天気は快晴、お日様の下は暑い!中学の自慢の庭の手入れも日差しが強いとバテル。自称父島のターシャ・テューダーには辛い季節だ。そんな中、2週間近くになるが庭のホウオウボクの木に卒業生が設置した鳥の巣箱がある。そこにイソヒヨドリがタマゴを生みつけ目出度く5羽のヒナが誕生した。毎日、「ピーピー」と賑やかで皆で楽しみに見守っていたのだが先週末にさよならも言わずに巣立っていった。早過ぎる旅立ちに皆ビックリやらガッカリでひっそりとしてしまった鳥の巣箱を見上げて溜息。でも生徒達は又、次の来客の為に巣箱を綺麗にしていた。鳥は以外に綺麗好きなので汚れている所には巣を作らないらしい。乞うご期待。 

話は変わって村上春樹の新刊が久し振りに出た!もうだいぶ前に予約したにも係わらず未だ手元には無い。世界一遠い島である。今週の土曜日に船が入って配達は翌日。早く読みたーい!タイトルは「1Q84]、発売までその内容はベールに包まれていた。久々に春樹ワールドに浸れる喜び。中々新刊が出なかったお陰で村上春樹繋がりで色んな作家の本を読んだ。フィッツジェラルド、カポーティー、チャンドラー、サリンジャー、ドストエフスキー、その流れでゴーゴリ、ツルゲーネフ、ちょっと離れてトーマス・マン、ジュンパ・ラヒリと読み漁った。 

中でもロシア文学の凄さを実感した。ドスト氏は偉大なる作家だ。今読んでも全く古臭くない。現代の預言書と言われるのが良く分かる。「カラマーゾフの兄弟」はヤッパ凄いの一言。「悪霊」、「罪と罰」も面白い。色んな方面の歴史上の人物がドスト氏に影響を受けたというのも頷ける。今までロシアと言う国には縁もゆかりも無かった私だが文学に関しては脱帽である。  

話は戻って村上春樹、ノーベル賞に一番近い作家と言われている。以前にも書いたと思うけど彼とは価値観が同じであると勝手に思っている。蛇足だが小笠原に来て6畳の狭い部屋で暮らしていると亭主とは価値観が全く違うという事に気付いた。まあ、価値観が違っても一緒に暮らして行けるものである。どういう訳だか。
そして村上春樹、彼の小説やエッセイを読むと全く私の期待を裏切らない。なので新刊も超楽しみである。 

村上春樹の本を読む時のBGMはヤッパリJAZZでしょう。小笠原に住んでいるとつい晴れるとアウトドアライフになって仕舞がちである。たまには雨がシトシト降っていて亭主にはどっか行って貰ってJAZZを聴きながら村上春樹を読む。そういう休日、本当は好きなんだけど・・・。

今日の写真は結局先週末もアホみたいに山歩きに行って、アホみたいに歩き回って(徘徊に近い)途中で撮った七変化の花、ランタナ。

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1 コメント

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いいですね (bun)
2009-06-03 10:00:16
おはようございます。滋賀は変な天気です。 
本土でも1Q84はばか売れです。最近 中1の娘が、携帯小説なんか読みだして…びっくりです。
親(2人とも)は読書なんて、ここ何年も…(笑)
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