小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

最高の外道

2008-12-06 15:31:52 | Weblog
土砂降りの雨に見舞われたせっかくの僕の休日だったが、翌日からは嘘のような好天。一昨日の木曜日は久し振りに前浜スイム。流石に泳ぎ終わった後は、濡れたままのサーフパンツでは厳しく、シャワーを終えるとすぐにお着替え。それでもお日様さえ出ていてくれれば、上半身裸で十分OKである。

昨日も泳ぐ気でいたのだが、丁度昼休みの始まる時間帯日が陰ってしまい、前浜スイムは断念。ところがランチを終えた頃からいつの間にか雲はなくなり、風もなく絶好のスイム日和に。いつもの前浜スイムフリークも何故か昨日に限ってほぼ勢揃い。思い思いに前浜スイムを楽しむ彼らを、恨めしそうに見学する羽目になってしまった。

ランチコンビのバリトンも、元気にトランクス一丁で一泳ぎ、お日様さえ元気なら前浜スイム、まだまだいけそうな勢いである。

僕は、日向ぼっこに来ていた陶芸の無人焼(むにんやき)のおじさんと「島に来てもうすぐ3年になります」「お~、もうそんなになるのか」なんて久し振りに四方山話。それはそれで楽しい前浜ランチだった。

さて本日、せっかくのお休みだというのに、計ったようにお天気は下り坂。昨日の予報では雨の降り出しは夜遅くと言う事だったが、雲行きはどうも怪しい。休日の朝恒例、妻との早朝ジョグも、星一つ見えない真っ暗闇。

今日は朝一番、ガマル桟橋でシマアジ狙いの釣りと決め、昨日のうちにオキアミを購入していた。予報はあまり良くないが、漁協のカッパ持参で桟橋へ。久し振りの桟橋での餌釣り。6時40分、期待を込めて第1投。

程なくやって来た顔見知りの釣り好きの小父さんと、世間話をしながら浮きを見つめる。何度か浮きは入るのだが、オジサン、チギの子供と外道ばかりで、勿論リリース。

その内横の小父さんのサビキにはムロが食いだし、やっぱりシマアジじゃなくムロ狙いだったかなとチョッピリ後悔も。ところが突然浮きがストンと綺麗に入った。竿先がピクピク震え手応え充分。本命か?とにかくバラさぬよう慎重にリールを手繰る。手前に来てから又一段と強い引き、そして下へ潜る。桟橋の下へ入られたらお終い、こちらも必死だ。

やっとその姿が見えた、体に縞模様、本命シマアジ?しかしシマアジにしてはちょっと青っぽい。タモを持っていないため、桟橋の高さを取り込むとき、口切れして外れるのではと気を揉んだが、なんとか釣り上げた。

後で分かったのだが、この島ではホンカイワリといわれている美味な魚。桟橋にやって来た名人マーカスも「橋本さんやったじゃん!俺も何度か釣れたのは見てるけど、湾内では釣った事無い奴、美味いよ。」との事。

降り出して来た雨の中、カッパを着込んで頑張った甲斐があったいうものだ。又一つ僕の釣りコレクションが追加された。

写真は、最高の外道?こう言う奴、外道とは言わないか。

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