小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

今年も硫黄島

2009-06-13 07:22:27 | Weblog
土曜日の朝、いつものように妻との扇浦までの早朝ジョグ、シャワーに朝食、そして僕は風呂と換気扇の掃除を終えたところだ。今は薄日が射しているが予報では曇りの一日、そして湿った南風が窓の外の草木を揺らしている。

今日はこれからオガマルの入港、そして荷役作業の後、夜には硫黄島へ向け出港と言う事になる。毎年この時期、小笠原村が主体となって行っている硫黄島訪島事業、硫黄島旧島民の方々の墓参がその目的だが、中学の2年生達も毎年授業の一環と言うことなのだろう、硫黄島を訪れている。後は島民枠があり希望者が確か15名ほど、毎年応募多数で抽選になるようだが、参加している。

日程は今日13日の夜父島を出港、明朝硫黄島に到着し、明日明後日と硫黄島沖に停泊、明後日15日の夕方硫黄島を出港し、16日の早朝父島へ帰島と言う予定だ。

我々荷役作業員の仕事のメインは、沖留めしたオガマルと硫黄島の間の通船。オガマルに積んで行った5隻の船を使い、訪島事業に参加する人々の島と船との送り迎え。海が凪いでいれば良いのだが、墓参に訪れる人の中には御高齢の方も多く、ポンツーンと船との乗り降りは本当に気を使う。幸い僕が硫黄島へ行くようになった昨年一昨年は、比較的海が穏やかで通船作業も順調だったが、過去には海が荒れて2日間とも上陸できず、オガマルからの墓参と言う年もあったらしい。まずは穏やかな硫黄島の海を願うばかりだ。

朝と夕方の通船の時間以外、つまり日中我々荷役作業員は基本的にフリータイムとなる。去年は愛車アルプスを持ち込ませていただき2日間硫黄島のあちこちを走り回ったが、今年はじっくり自分の足で又違った硫黄島を見て来るつもりだ。基本的には歩き、気が向けばジョギングも悪くないと思っている。勿論仕事で行っている訳で、くれぐれも本業に支障を来たさぬ範囲でと心得ている。

僕にとって3度目の硫黄島、今回はどんな表情で我々を迎えてくれるのだろうか。その様子は、又このブログで紹介できればと思っている。

さて今日のオガマル、防災小笠原の島内放送では、427名の乗船客を乗せ定刻11時30分入港予定との事。これから何時にも増して忙しい一日が始まる。荷役作業終了の後は、ポンツーン2台と5隻の船をオガマルに積み込まねばならない。

写真は昨年の硫黄島、正面は擂鉢山。

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1 コメント

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凸凹トリオ島来 (琵琶湖姫ミコ)
2009-06-19 19:49:42
今、凸凹トリオがそちらに向かってます。
明日からしばらくの間、ご迷惑をおかけするかと思いますが、よろしくお願いします。
まいこには、用事を言いつけて鍛えてやっつてください。
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