小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

晴れ女とラガーマン

2010-03-25 06:46:08 | Weblog
娘の彼氏と僕の初対面、僕にとっては何とも様にならないそれとなったしまった。

特別な?3月21日オガマルの入港日、3時過ぎには荷役を終え帰宅してシャワーの最中、娘と彼氏は宿泊先の宿から我家へ来訪。

「ワリー、何でも良いからズボンとって!」

何時もの様に下着一枚持参でシャワー中の僕は、妻にズボンを取ってもらい、娘の彼といざ初対面と思いきや、眼鏡をしてない僕は全く彼の顔が確認できず、

「ワリー、チョッと眼鏡させて」

と、ここでもまたまた一呼吸、やっとの事で上半身裸のまま御対面。1000キロ離れた彼方から25時間半の長い船旅の末、やっとの思いで来てくれた娘の彼氏との初対面が、シャワー上がりで上半身裸と言うのも小笠原らしいと言えば言えなくも無いが、かなりイケてない事だけは確かだ。

大学時代、リーグ戦グループの2部とは言っていたが、レギュラーのスタンドオフとしてラグビーの試合に出場していたと言う彼。現在もクラブチームのキャプテンとして、現役バリバリらしい。

近視乱視の眼鏡越しに初めて見るそんな彼は、アラカンのオッサンが薄っぺらい上半身裸で初対面するには、あまりにも残酷なほど立派な体格。スタンドオフと言うポジション柄、フォワードのように馬鹿でかくゴツイと言う訳ではないが、分厚い胸板と短パンから出た太ももの太さは流石だ。僕が勝てるのは色の黒さ位(勿論娘の彼氏と勝負する気は毛頭無いけどネ)

妻が、この時とばかり自慢の腕を存分に振るい用意した料理の数々に舌鼓を打ちながら、我々夫婦と彼との初対面の宴は本当に楽しく和やかな時間の経過と共にお開き。勿論娘が選んだ彼氏、最初から100㌫受け入れるつもりではいたが、120点、その体格には似つかわしくない優しそうな好青年だった。

残念ながら彼が来島翌日からの2日間、小学校は卒業式の準備、その翌日が卒業式と言う事で、僕は休みが取れず日中彼らにお付き合いする事はできなかったが、友人からお借りできた車と、少しは島の様子を把握した娘の案内でのんびり父島を楽しめたようである。(一日は、妻の案内でハートロックまでお散歩、現役ラガーマンにしてはややヘバリ気味で、妻にからかわれていたようだが)

そして昨日、早くもオガマルの出港日。この日は小笠原の学校全てが終業式を終えた後のオガマル出港と言う事もあり、多くの島民が乗船。その中には年度替りの移動で内地へと帰る人も多く、この時期のピークと思えるほどのお見送りの人で、船待(船客待合所)はごった返していた。

娘と彼も、短期間ではあったが、お知り合いになり、お世話になった方々の暖かなお見送りを受け、船中の人となった。

この場を借り、お魚を頂いたり、お土産を頂いたり、車を貸していただいたりetc・・・本当に娘達がお世話になった、暖かい島の御友人達に、感謝感謝、ありがとうございました。

我々夫婦はオガマル出港の後、お借りしていた車を飛ばしウェザーステーションへ。凪ぎの海を力強く北上するオガマルを、その姿が見えなくなるまで静かに見送った。

所で娘の滞在中好天の毎日、日中雨は全くと言って良いほど無かった。彼が一緒に連れてきたのか、月火と2日間、黄砂?に霞掛かった日もあったが、本当にお天気には恵まれた。

晴れてナンボのこの島。晴れ女とラガーマン、父島との相性は良さそうだ。

写真は、我家でのディナー。妻も黒さは流石に負けない。

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1 コメント

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娘のパパ (バリトン)
2010-03-25 15:20:39
いかがでしたかな~ (^_^)
ご対面もうまくいき、人柄も優しそうでよかったですねー

ホント好天に恵まれた滞在で、島との相性ばっちりですね。
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