小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

満天の星空

2009-09-15 06:02:23 | Weblog
今日はオガマルの出港日。船が出た後2時半から小学校に出勤、来月初めに迫った連合運動会に備え、芝刈り機でグランドの芝刈りの予定だが、朝一番はフリー。そんな朝は、妻との早朝ジョグから一日が始まる。

4時前我家を出て空を見上げると、きっと快晴なのだろう、満天の星空。お月様も闇夜に向かってだいぶ欠けてきており、なおさら星がよく見える。

走り出してしばらく経ち、境浦橋の手前に差し掛かった頃だろうか、妻が「やったね!」と叫んだ。「流れ星?」僕の問いに「願い事もちゃんと言えたもんネ!」との事。

毎日早朝ジョグを欠かさない妻、夜明もだいぶ遅くなり星空の中でのジョグとなる昨今、何時流れ星に出会っても良いように願い事をちゃんと用意しているようだ。残念ながら、僕には流れ星すら見えなかったのだが。

50分弱のジョグ、我家に帰りつく頃には東の空が白み始め、満天の星空はいつの間にか消滅、明けの明星だけがキラキラと輝いている。そんな中数台のゲンチャリが我々を追い越し、夜明け道路を上って行った。今日の日の出はバッチリだろう。

所で一昨日の日曜日、久し振りに境浦でのんびり、そしてシュノーケリング。我家の一番のお気に入りの境浦だが、この夏はお休みの日と凪ぎの好天が中々マッチングせず、御無沙汰していた。

湾岸通りから見下ろす境浦の海、透明度も良さそうで絶好のコンディションに見えたのだが、いざ海に入ってみると思いのほか濁っている。魚の豊富な右側の岩場のほうにも行ってみたが、魚影もイマイチ。久し振りと言う事で、カメラのハウジングも持参していたのだが、被写体にも恵まれず残念。

気になったのは、最近話題になっている珊瑚の白化現象。境浦の海でも真っ白になった珊瑚があちこちに見られた。見ている分にはとても綺麗で素敵なのだが、この白くなった珊瑚は死滅するらしい。聞く所によれば海水温が30度以上になるとこの現象が起こるらしく、今年の小笠原の海は、例年に比べ水温が高いと言う事なのだろう。

水温が高いと言えば、台風14号。その海水温の高さも手伝ってか、どんどん発達しながら北上して来そうだ。丁度次のオガマルが父島へ向かう頃とバッティング?早くからキャンセル待ちが出るほど超満員のオガマル、次航はどうなるのだろ。余談を許さない状況になってきた。

写真は境浦の海で、白くなった珊瑚。