小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

誕生

2009-08-03 07:05:00 | Weblog
早くも8月、その一日二日の土日はオガマルの入港も無く、小笠原の夏を満喫しながら二日間のんびりする予定だったのだが・・・

まずは初日の土曜日、サンドイッチ飲み物持参で本当に久し振りに境浦へ。流石に観光シーズン真っ盛り、境浦では既に沢山(と言っても20名ほどだが)の観光客が訪れ、それぞれに父島の夏を楽しんでいる。

我々はお気に入りの場所、境浦の南寄り、珊瑚ダストとモモタマナの木陰の下に陣取り、一日マッタリ。途中二度ほど最近のお決まりスコールの洗礼を受けたが、大きなモモタマナの葉っぱが、何とか雨粒をしのいでくれた。妻は干しっ放しの沢山の洗濯物を気にしていたが、じたばたしても始まらないしネ。実際夕方帰宅してみると、スコールの後顔を出した小笠原の太陽の強い日差しのおかげか、ソファーカバーの大物まですっかり乾いていた。

そして連休の二日目日曜日の予定を思案していた頃、お仕事の話。我々の住んでいるアパートの一室が空き、その清掃を依頼されたところから妻へ「2人でお部屋掃除やってみない?」の打診が。

我家と同じ間取りで勝手知ったるお部屋、せっかくのお話だし、勿論ギャラも入る、「喜んで、やらせていただきま~す」と言う事になり、昨日はビルのお掃除オバサン&オジサンに。お掃除のセミプロを自負する妻の厳しい?指導の元、手元として一日頑張った。とりあえずしっかり実績を残しておけば「また、お願い」と言う事も有るだろうし、我々にとって仕事の依頼はありがたい事。こう言ったチャンスは、積極的に活かさないとネ。

所で先週、小学校で僕が餌やりのお手伝いをしているチャボが温めていた卵から、ヒナが3羽孵った。

妻が用務の仕事をしている中学校では、イソヒヨドリの子供が元気に巣立ち、その後コーヒーの木に巣を作り、孵った雛を子育てしていたほんとに小さなメジロの子供が元気に巣立って行った。このところ小中学校は新しい命の誕生ラッシュだ。

生まれたヒヨコ達は理屈抜きで‘可愛い!’と思うし、毎日楽しみに覗いているうちに愛着もわいてくる。まして普段から世話をしているチャボの子供となると、なおさらである。

僕が小学校の用務の仕事をするようになってから、何羽かヒヨコが生まれたが、無事成長して大人になったのは残念ながら一羽だけ。元気に巣立って行ったイソヒヨドリやメジロの子供達は今頃どうしているのだろうか?今回生まれ3羽のヒヨコ達も、これから多くの試練に立ち向かわなくてはならない。何とか元気に育ってほしいものだが、自然に任せじっと見守るしかないネ。

写真は親鳥と元気に食事中のヒヨコ3羽。