小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ノロ落とし

2008-09-22 07:08:10 | Weblog
昨日はブログ投稿の後、予定通り境浦へ。日曜日と言う事で、昨日の境浦は島民の人達も訪れ賑やかな一日。午前中は、妻の境浦友達のレギュラーメンバーが集まり、井戸端会議に花が咲いていた。

僕は久し振りにシュノーケリング&素潜り。透明度は決して良いとは言えなかったが、それでも沖に出るに従い徐々にクリアーに。いつも泳ぎ釣りをするあたりで潜ってみると、Lサイズのアカバが珊瑚の間からこちらを上目使いに覗きながらゆっくりと現れた。こんな時に限って泳ぎ釣りの用意をして来なかった事を、チョッピリ後悔。

その後境浦の名物沈船周りに行って見ると、ロクセンの大群。この辺りはいつも多いのだが、昨日は泳いでいたのがたまたま僕だけだったせいか、沈船付近のロクセンが全部集まって来たようで、ものすごい数。僕の周りを取り囲むようにゆっくり僕の動きについて来る。水中眼鏡にぶつかるのではと言うくらいまで接近してくきて、その気になれば手でつかめそうなほど。

もし周りでその様子を見ていたら、きっとロクセンの群れの中に見え隠れするように、僕の姿が見えたのではないかと思う。最近使っていないハウジングにデジカメ用意してればな~と、またまた後悔。めんどくさがらず常にまさかの時に備えていなけければ、自然が相手の遊びなんだからネ。

ランチの後、最近のお気に入り遠泳(と言っても20分ほど)から戻ってくると、矢口家の愛車ならぬ愛艇?ジュニアが波打ち際に停まっている。陸揚げする前にノロ落とし(船底のお掃除)にやってきたようだ。いつも船遊びに誘っていただき、お世話になりっぱなし。こんな時しかお役に立てない、ここぞとばかりに3点セットを身に付け船底掃除のお手伝い。

以前海洋センターでボラしていた時に経験があったのだが、昨日はその時に比べ多少だったがウネリがあり、船が程よく揺れる。そのせいか船底にへばりついて必死に汚れを落としているうちに、何となく波酔い気分。トウタン、カータンも「なんだか微妙に酔った感じ~!」と生あくび。ともあれノロ落としは程なく無事終了。

その後は我々も便乗させていただき、二見湾を1周クルージング。「船底がきれいになったせいか、走りが軽い」とトウタン。夕方の二見湾をジュニアは気持ち良さそうにカットンでいた。

写真は、ノロ落とし中のジュニア。