ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ブラショフ・チャリティーマラソン

2013-06-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 


3人のラン友が日本からCrosul Hospiceに参加。これは難病の子供達をサポートするホスピス・ケアへのチャリティーマラソン。来てくれてありがとう、走ってくれてありがとう=。上の写真は大喝采のゴール。



「ルーマニアTシャツを着て、僕達を勇気付けてくれてありがとう。」とブラショフ在住のラン友より。このルーマニアカラーのTシャツも、昨年ブカレスト国際ハーフマラソンに参加したとき、マラソンエキスポでチャリティー団体に寄付し、いただいたもの(1枚50レイはすべてチャリティーに充当されています)。
 


ルーマニアではまだ、難病患者・高齢者・身体障害者に対する政府のケアが十分ではなく、民間のこういった団体が広く寄付を集めながら運営されているのが現状。スポンサー企業を募り、マラソン運営費を捻出し、参加料はすべて寄付されるのです。ルーマニアのランニングブームにあいまって、このような大会も多くなってきました。
 


子供達も走るよ=。

 

ワタシも走るよ=。グリーンは、ホスピス・ケアのシンボルカラー。



マドモワゼルも走るよ=。
 


走り始めれば子供だって真剣。



男女別のレースでしたが、お兄ちゃんが妹の手をとって声援。



楽しそうな親子。
 


愛犬といっしょに参加できるのがルーマニアの大会。AIMS規格のブカレスト国際マラソンでも、ワンコ・ランナーはかならず見かけます。時にはワンコもナンバーカードをつけていたり~それがチャリティーマラソンだと、2倍の寄付!
 


1周2キロの周回コースに一箇所急な階段があって苦労しました。グリーンのTシャツはボランティアさん。急な階段を上る箇所で手をとって励ましてもらっているラン友。



小さなアクセサリーも売り上げはチャリティーに。



難病の子供達に、手書きのメッセージが並んだボード。この中に日本語で書かれたメッセージも掲げられました。気持ちだけでも届いて欲しい。



グリーンのTシャツは、主催者のビッグボス、ガブリエラさん。赤のジャケットはルーマニアでの所属クラブ「Ro Club Maraton」の副会長、ビクター。



彼らのはからいで「来てくれてありがとう」~3人に遠来賞の賞状と副賞が授与されました。こちらこそ、こんな心温まる大会に参加できて嬉しかったです。ありがとうございました。

この日のチャリティー総額は8000レイを超えました(オフィシャルサイトより)、一人ひとりが力になる!


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手書きの行き先表示板

2013-06-14 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


チョークで書かれた行き先表示、これ、ルーマニア国鉄車両のボディ。本来なら行き先表示のプレートがはめ込まれるべき場所。「VAG1」は、1号車の意味。スチャバからブカレスト行き、れっきとしたIR(Inter Regio)の運行。

インターレジオとは、地方と地方、地域と地域を結ぶ主要路線の急行。もちろん主都ブカレストを発着し、地方都市へ延びている路線もIRが運行しています。
 


このとき、私たちはスチャバ駅でブカレスト行きの列車を待っていました。スチャバ駅は19世紀初頭までこの都市の一部がオーストリア領だったころ、オーストリア帝国によって建設されたもの、重厚なレンガ造り。
 


出発路線と到着路線、それぞれきちんと何番ホームであるかの表示もあります(写真奥の黒い電光ボード)。
 


たくさんの人たちが利用するブカレスト行き路線、目の前に確かに列車は止まっていたけれど、行き先表示のプレートが無かったので回送車両かな、と思って見過ごしていたのです。そのうち人々がこの列車に乗り込みだし、近づいてみるとボディに直接書かれたこの表示。近くまで来ないとチョークの文字は見えませんでした。
 


うっかり友達とのおしゃべりに夢中になりすぎ人々の流れを見ていないと、電車に乗りそびれてしまうところでした。このとき私達が乗った列車の前方車両。
 


一番前の先頭車両。
 


スチャバ駅では立派な電光掲示板を使っています(ここに限らずほかの駅でも増えてきました)、でも、ボディに手書きの行き先表示という列車も運行しているので、よく見て乗り込みましょう=。



ご注意:
ルーマニア国鉄、昨年より電車の種別名称が変更されています。ヨーロッパ諸国(ドイツ・スイス・ポーランド・ハンガリー・デンマーク)で使われている名称に習ったもの。日本のガイドブックでまだ旧名称が記載されているものもあるのでご注意を。
 
主なものは次の6種類。
R- - Regio(普通=各駅停車)
RE - Regio Express(準急)
IR - InterRegio(急行)
IRN - InterRegio Night(夜行急行)
IC - InterCity(特急)
ICN - InterCity Night(夜行特急)

ほかにこんな種類があります。
RU - Regio Urban
RS - Regio Suburban

Euro(ユーロ)がつくと、国際列車。
EC - EuroCity
ECN - EuroCity Night(夜行)


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ドアを開けて走る国鉄

2013-06-11 | ルーマニア&あちこちで・びっくり

 
数年前に比べてルーマニア国鉄CFR(チェフェレ)の車両はとても近代的になって来たけれど、まだまだ健在、乗降ドアを開けたまま走る国鉄。走行中でもロックがかかっておらず、手動で開けることが出来るのです。
 


コンパートメント形式になっているこの車両、通路部分はクーラーの効きがあまり良くなく、連結部分もなおさらのこと。だったら風を通して涼しく走ろう、と乗客の誰かが開けてしまうのです。
 


各車両のこの連結部分付近にはトイレが設けてあり、そのトイレは開けられたドアのすぐ手前。長距離路線を利用するとき、旅のお供はビールにおつまみ。線路も補修されてきているとはいえ、部分的にガタゴト走る国鉄、飲みすぎて足元ふらついていると、うっかり外へ放り出されそう~。
 


そしてホームに下りるときもこの段差、ここでも飲みすぎていると、急な階段を踏み外しそう。足腰が丈夫でないと、ルーマニアで国鉄には乗れません~。(ブカレスト・ノルド駅のホームにて)



関連記事:
ルーマニア国鉄、クーラーの効いていない真夏の各駅停車に乗り込むときは?そして中で何をする??・・・こちらから。


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美味しいものは山積みに

2013-06-07 | ルーマニアのご馳走

 
いよいよ出回って来たサクランボ。ブカレストの近郊で採れたものが、近所の市場や路地で売られるようになって来ました。



旬になってきたのでお値段も手ごろに~7レイかな、と思ったらよく見ると7.99レイ。ちいさく.99の数字がついているので、8レイ。ここのサクランボは1キロあたり8レイ(=約240円)。100グラム単位ではありません、ど~んと1キロ単位。スーパーだと9~11レイくらいが今週の相場。(文字が写真では鮮明に写らなかったので、書き足しました)
 


このお姉さんのお店は、本日はサクランボとイチゴのみ。イチゴは1キロ当たり9レイ。これまたど~んと山積みにして、好きなだけ量り売りしてくれます。8レイのように見えるけれど、ちいさく.99の数字がついていて9レイ。



それをかんたんにビニールの手付け袋に入れてくれて、ハイ、と渡してくれるのです。日本のようなプラスチックケースや化粧箱などなし。きれいに飾り付けをしなくても、美味しいものは美味しく口に入ります。
 
日本のサクランボは高級品、「これは日本の100グラムあたりの値段です。日本では1キロ買うなら70レイ!」と言うと、「あ~れまぁ。10倍もするんだってさあ。ちょっと、聞いた、アンタ。」と隣の店主に情報を流すおばさんは、やっぱりおしゃべり好きなルーマニア人。この噂がどこまで広がっていくのか、楽しみでもあったりして。
 


家にもって帰って、窓辺に置くと赤い色が引き立ちます。太陽の恵みを受けてどんどん色づき、一番美味しいときにど~んと山積みにして食べるのがルーマニア流。



ごぶさたしていました:
遠征から帰ってきて半月の間に6レース(内訳~ハーフ1本、10キロ2本、3キロ2本、そしてトレイル45キロ)。走るのに忙しく、日常もあわただしく、ブログが追いついていません。ようやく大学も試験期間に入るので授業は無し、私は落ち着けるかな。またぼちぼち更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 
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観光ガイド、買って出ます!

2013-06-04 | お出かけ先のナイススポット


来週、大阪のラン友がルーマニアに遊びに来るので、今、国内旅行を計画中。ルーマニアが気に入って、これで3年連続。ほかのヨーロッパのどこへも行ったことがないけれど、ルーマニアを極めたい、と!
 
彼らがやってくるおかげで私もあちこち行くことが出来るし、旅のルーマニア語にも磨きがかかってきました!

(写真は昨年度のルーマニア旅行アルバムより、クルージ・ナポカの警察学校訪問、そんじょそこらの旅程では組み入れられていない特別企画!)


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ルーマニアの虹

2013-06-02 | お出かけ先のナイススポット

 
ルーマニアの大地に虹。この陳腐な表現が一番ぴったり。本当に大きな虹でした。
週末からのヘルクラネマラソン遠征の帰り。車中で爆睡していたので、ルーマニア南部のどのあたりか不明。誰かが「curcubeu!(クルクベウ=虹)」と叫び、飛び起きて記念撮影。

天候不順が続いていて、突然のゲリラ雨に驚かされることもあり。ヘルクラネではキャンプ泊だったけれど2日目は雨のため、ロッジへ逃げ込みました。でも、こんな虹が見れるとは、命の洗濯。
 


往復800キロ余りの道のりをいっしょに車で連れて行ってくれたヴィクター・ラズバンとイリナのカップル、こんなロマンチックな写真。ヴィクターは190センチの長身、イリナはとてもキュート、いいな~。


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