近所の干潟でシロチドリ(17cm・環境省レッドリスト2017の絶滅危惧Ⅱ類指定)の番(つがい)を観察していました。前が♀、後ろが♂
突然♀が立ち止まると、♂が♀の背中に飛び乗ろうとしています。・・・交尾がはじまるようです。
♀が座り込み、その背中に♂が足を下ろしますが、不安定なので翼を広げてバランスを取っています。
♂は、♀の背中の上の足(正式には跗蹠ふしょ)を折って体を安定させ、翼を畳み。
恐らく、これが総排泄腔をドッキングさせた交尾の瞬間でしょう。
まだ続いています。先日紹介したコアジサシよりも長い時間をかけて交尾するようです。
♀が立ちあがりました。これで交尾は終了でしょう。
♂が♀の背中から足を下ろしています。
恐らく近くで営巣し、これから繁殖活動が始まるのでしょうが、絶滅危惧指定が解除される日が来るのでしょうか。