昨日、いつも行く干潟でサギを観察していました。コサギとダイサギのようです。
小さいほうのサギのクチバシは黄色。コサギのクチバシは黒なので、コサギでは無いようです。
頭に、かなり長い冠羽がありました。
どうやら環境省レッドリスト2015で準絶滅危惧に指定されているカラシラサギ(唐白鷺・体長65cm)のようです。
日本の野鳥590に<朝鮮半島周辺と中国南部にのみ分布する、世界的に数が少ない希少な野鳥>とありました。
実は、去年の5月末にも大和川河口に渡来した個体を見たことがあり、今回が2年連続での観察となりました。
このカラシラサギは、越冬地の東南アジアから繁殖地(北朝鮮辺り)に向かう途中、大阪に立ち寄ったのでしょう。・・・コサギよりも首がやや太いように見えました。
こちらは同日撮影したダイサギ(体長90cm)。波打ち際にいるのはトウネン
干潟を何度も飛び、かなり近くからも撮影することができました。ここで栄養を補給し、これから繁殖地へ飛行してゆくのでしょうね。