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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



本町のすぐ南、船場センタービルのある中央大通りは228、さらに南の伊藤忠ビルは234という。



御堂筋を暫く歩いていない人はご存じないであろうが、南御堂の北側、距離標249の場所にギリシャ建築風の派手なビルがあっという間にできていた。



長堀通りは、305という表示があったので、ここまでくると梅田と難波間の4分の3を歩いたことになる。



朝、御堂筋と長堀通り交差点を歩いてみると、太陽の光を反射して朱色に光る新宮晋(すすむ)氏の巨大な立体彫刻「星の旅人」が設置されている。



今年70歳となる豊中市生まれの新宮氏は、1960年東京芸術大学絵画科を卒業し同年、ローマ国立美術学校に留学している。

留学中に絵画から立体作品へと関心を移し、動く立体造形を手がけはじめ、1966年に帰国後、風や水を動力にした作品を次々に発表している。



その後「風のアーティスト」として注目を集め、主な作品に関西国際空港の国際線出発ロビーの「はてしない空」などがある。



距離標の354は、御堂筋に面した古刹である三津寺の前、399は村野藤吾氏がデザインした歌舞伎座の前となる。



距離標の最終ポイントは、難波西口交差点にある西415(阪急百貨店前から4150m)の地点で、ちょうど高島屋難波店、南海難波駅ビルの前にあたる。



今年から御堂筋に面したビルに職場のある人は、自社の前にある外灯に付けられた距離標の数字を記憶しておくと便利である。

但し、外灯の近くに放置された自転車のために、残念ながら折角の距離標が良く見えない場所がかなりある。



国道事務所、大阪市、警察は御堂筋の景観を害し、歩道を狭める放置自転車と、歩行者すれすれに猛スピードで歩道を走り抜ける自転車を何とかして欲しいものである。

御堂筋の歩道は、駐輪と自転車の走行を24時間禁止し、違反者は駐車監視員が厳しく取り締まるようにすれば大幅に改善されると思う。



大阪が世界に誇るメインストリート御堂筋の歩行環境は、早急に整備して貰いたいものである。


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