金曜日 年長さん 最後のおはなし会でした。結局 プログラムは朝決まりました。 「ブタがぶたれた」 手あそび 「鬼を飲んだじっちゃ」はだんだん話 「六羽のはくちょう」.......民話 それもナンセンスで滑稽な話って苦手だったんです。おもしろいね.....語りは現場で覚えるもの 子どもたちといっしょにつくっていくものだと しみじみ思いました。
クラスを追ってゆくごとに笑いが大きくなってゆく 最後のクラスは爆笑でした。一段越えられたかな.....ちいさな一歩ですが確実な一歩です。六羽の白鳥はグリム初版の49話 だったと思う....朝 二度読んで 語ってみました。
あらすじ
ある国の王さまが森で迷い 出口を教えてもらうこととひきかえに魔女の娘を王妃にする約束をします。ところが王には先妻の子どもが7人おりました。王さまはあたらしい王妃 継母にいじめられないように 遠い森のお城に子どもたちを隠します。しかし 王妃 継母は探し出し6人の王子を白鳥に変えてしまうのです。「女の子」(となってます)は 兄王子たちにかけられた魔法を解くためにシャツを縫う....そしてその国の王さまに見初められ 結婚して王妃になりますが シャツを縫うあいだ口をきくこともわらうこともできません。そうするとそれまでしたことが水のあわになってしまうのです。
それでも王は王妃を愛し王妃は王子...赤子を産みますが 王の母に赤子を隠され 口に血をぬられてしまいます。王の母は后を快く思っていなかったので 二度目の出産のときも同じ事をして王妃を魔女にしたてようとします。さすがに王もかばいきれず 王妃は腕に6枚のシャツを抱え 刑場に引き立てられてゆきました。たきぎの山に火がつけられようとしたとき、空から6羽の白鳥が飛んできて 后のまわりを舞いました。后が一枚 二枚 とシャツを投げかけ シャツが白鳥に触れると たちまち王子の姿になりました。六番目の兄だけは左の袖ができあがっていなかったので白い翼のままでした。それからみんな しあわせに暮らしました。
魔女の娘=王妃 女の子=王妃 がわかりずらいと思ったので 最初のクラスでは女の子から后にかえました。つぎのクラスではお姫さまで統一しました。さぁ どっちがいいでしょう。グリムって不思議です。読んですぐ語れるのです。ものがたりが身体にしみこんでいるのかもしれません。とても単純化されているからかもしれません。
前の方の男の子が 終わったあと あーぁ おもしろかった!!と言ってくれたました 男の子たちにも届いて よかった....
いつも お誕生日の子だけ消してもらっていたので 今日はたくさんのろうそくを用意してみんなで順番に消してもらいました。みんなまわりにあつまって握手してハイタッチしてさよなら.......みんな ありがとう よくおはなしを聞いてくれましたね。いつまでもやさしい心を忘れないで なにがあって、も負けないでください。
(書きたいこと書いています、石を投げられるのが怖いので 写真こんなところでご勘弁ください....4月までにシボリます あしたは6年1組のおはなし会)
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