遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 





    とにかくメダルがとれてよかったです。ほんとうにおめでとう。高橋くんの横顔 引き締まってうつくしかった。演技はとてもあたたかかった。織田くん(7位) くつのひもが切れてほんとうに残念。小塚くん④回転がんばりました。ジョニー すてきでした。フィギュアスケート見ごたえがありました。選手のみなさん ありがとう!!演技もですが そのあとがもっとドラマでした。

結果: 男子
1. アメリカエヴァン・ライサチェク 257.67
2. ロシア エフゲニー・プルシェンコ 256.36
3. 日本 高橋 大輔 247.23
4. スイス ステファン・ランビエル 246.72
5. カナダ パトリック・チャン 241.42
6. アメリカ ジョニー・ウィア 238.87
7. 日本 織田 信成 238.54
8. 日本 小塚 崇彦 231.19
9 .アメリカ ジェレミー・アボット 218.96
10 .チェコ ミハル・ブレジナ 216.73


    でも 疑問もあります。

①パトリック・チャン(カナダ) 4回転なし ジャンプ失敗 オーバーターン 小塚君 4回転成功 ジャンプ失敗 芸術点でパトリック・チャンに劣るとは思えないが なぜ点差がひらくのか。

②ジョニー・ウィアーの点数がSPも含めてブーイングが起きるほど点数が低いのはなぜか。

③”プルシェンコはカナダでは金メダルがとれない”と囁かれていたのが現実になったこと。

④ 守りも選択のひとつだろうが、チャレンジする選手が損をするような採点基準はおかしくないか。


    ショートプログラムが終わった夜、プルシェンコ とライザチェックと高橋大輔の3人にインタビューがありました。それは心理戦 前哨戦ともいえるようなものでした。4回転をしない王者が真の王者といえるか。フィギュアの未来のために跳ぶというプルシェンコ......ジャンプだけがすべてではない。 というライザチェック そして 札幌以来 4回転を飛ばないで金メダルを勝ち得たものはいない。という高橋。

    結局 4回転を飛ばない安全策をとったライザチェックが完璧な演技で勝ちました。 ジャンプがすべてとは思いません。さまざまなチャレンジがあることは確かです。けれどジャンプはある程度精度の高い評価が可能ですが、芸術点は主観にたよるところ大なので曖昧になりやすい。わたしはライザチェックやパトリック・チャン、キム・ヨナ選手のように勝つために安全策をとる選手より自分の限界を超えようとする選手に惹かれます。スポーツにしろ芸術にしろ それだから見る者の魂を揺り動かすのだと思います。

    ①と②については開催地カナダの代表パトリック・チャンの順位確保のためであろうと思われます。少々は大目に見るにしても、開催地カナダの品位が疑われる結果になったのは残念です。カナダと韓国のフィギュア界はキム・ヨナ選手のコーチがカナダ人であるため緊密な関係を持っているが、女子フィギュアの採点時、両国の連携プレーを危惧するのはわたしだけではあるまいと思うのです。

    せめて どの国の審判がどんな採点をしたのか昔のようにテレビ画像であきらかにしてほしいと思います。そして不正認定されたジャッジを多く輩出した国からはジャッジを出さないくらいの強い処置を切に望みます。選手たちが公正なジャッジのもと 安心して自分の力を出し切れるよう、フィギュアスケートがますます隆盛となり多くのひとびとに感動を与えてくれるよう、世界中?のファンが望んでいます。

    個人的にジェレミー・アボット選手 すきでした。ジョニーはおかまじゃない、実に男でした。ブーイングのファンをなだめるところとか やさしく雄雄しかった。プルシェンコ よくぞ帰ってきてくれました。最初は一旦引退したのになぜ??と冷たく見ていましたが フィギュアの現状を危惧してやむにやまれずのカムバックだったのだと思います。ありがとう。








   

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