エルビス・ストイコ (リレハンメル&長野五輪銀メダリスト)
「ヨナの滑りは素晴らしかった。だが得点が異常に高い。」 「ヨナがあんなに上なのは同意しないな。」 「真央は天真爛漫で、気品があるスケーティングだね。ユナはセックスアピールだね。」
サーシャ・コーエン「ユナは早くてとってもパワフルなスケーターだけど、彼女は真央ほど難しいプロは滑ってないわ」
フランスの実況解説 「ジャパンブラボー! ジャパン ブラボー!!」と連呼
一方 カナダのメディア 予想で「金メダルはキム・ヨナ、今度のオリンピックで浅田真央の時代は終わる」
韓国のメディア 「キム・ヨナが不正なジャッジに勝った」
「アジアのナンバーワンの地位を追われた日本が、フィギュアで金メダルをとれなかったら どうなるだろう」......
「超えられない 4.75の壁」
なかなかおもしろいです。もっともアジアナンバーワンになったのは中国で韓国じゃありません。4.75という差は大きいけれどここで食い止められたのは浅田真央が文句のつけようのない トリプルアクセルを跳んでミスのない 完璧な演技をしたからです。さすがにこれ以上の不正な加点ができなかったのでしょう。
韓国の記者がこう言っていました。「もしヨナが金メダルも銀も銅もとれなかったら たいへんなことになるだろう」.....ちょっとかわいそうですね....
WBCの日韓戦でイチローの会心の一撃を打たせた投手が、韓国でさんざん叩かれたのを思い出します。それからワールドカップで審判買収があったことも。
スポーツは国民のガス抜きにつかわれます。アタマのいい為政者たちは国民にお笑い スポーツ セックスを与えておけば安心と思っているのかな。国威 国の価値 国民の価値 をスポーツで換算できる....というお手軽なひとたちもいるのかな。 金メダル=おれたちえらいという短絡的発想もあるのでしょうね。たしかに自国の選手が優勝すると元気になる、わが事のようにうれしい、真央ちゃんが勝ったらとびあがるだろう!!わたしも短絡的な人間のようです。
でも、八百長をして勝つことにどんな意味があるのだろうと思います。
日本の選手たちはルール改正と戦ってきました。白色人種は黄色人種の後塵をはいするのが嫌なんでしょう。日の丸飛行隊がヘンポンと白地に赤の旗をひるがえしたあと、身長とスキーのおかしなルール改正があってその後ジャンプは落ち目になってしまいました。
ルール変更 そのルールにあわせる地道な努力 またルール改正.....これはフィギュアの世界でもこのところ続いています。 浅田選手が苦手とするルッツの改正、最大の武器とする3回転半-2回転の連続ジャンプは、難度を示す基礎点が9・50点。キム・ヨナの2連続3回転ジャンプは10・00.......トリプルアクセル3回点半は跳べるひとがいない=難易度が高い...のに.....狙い打ちです。おまけに加点、ジャンプの出来映えでキムヨナ4・8点の加点、浅田真央の加点はその半分の2・4点。007の曲の解釈で8.5!!
今回の件でフィギュアファンのなかにいくつか意見がありました。
①ジャッジの不正への怒り
②ルールはルール そのなかで選手は懸命に戦っているのだから 静かに見守りましょうという意見
オカシクテモルールハツールダカラ というのはもし法律が変わって悪法になっても我慢するということ、強いものにまかれろということにつながりませんか。冤罪で逮捕されてもしょうがない.....これは極論ですが。
おかしいものはおかしい、というべきだ、それがわたしの考えです。自浄作用をうしなったらもうおしまいですから 外部からの力が必要です。世論しかない、その世論が操作されたら......もうその国は危機的状況です。
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