知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

大阪府のスパイ行政

2008-09-07 06:37:11 | Weblog
橋下知事の私設秘書が8月、撮影した。
知事は「(来館者を増やす)取り組みは一切感じられなかった」と酷評。
子どもたちが漫画ばかり読んでいたとして、「実際は漫画図書館」と不満を表した。
映像は府議会などでの公表を検討する。

文学館の北田彰常務理事は「びっくりした。府民サービスを心がけて、いつ誰が来てもきちんと対応している」と困惑気味。
6月から書庫などの見学ツアーを始め、50回で延べ約500人が参加したといい「7月の来館者は昨年の4割増、8月は5割増になった」と反論。
さらに「『漫画ばかり』と言われるが、70万点の資料のうち14%に過ぎない」と話した。

府は財政再建案で、文学館を来年度中に廃止し、機能を中央図書館(東大阪市)に移す方針を提示。
橋下知事は「行政は予算を付けても、執行の管理ができていない。本当にやっているのかチェックするのが僕のやり方」と話し、
廃止を検討する他の施設についても府職員らに「隠し撮り」させる方針。

クビにしたい職員についてもスパイして評価するのだろうか?
職員は萎縮するだろうが、弛んだ職員には、いい薬になる。
真似する団体が全国的に広がるかも知れない。

ここでは良い悪いは書かない。
無駄の多い団体は確かにあるが、リストラが限界にある団体もあろう。
よくよく精査しないといけない。