リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ホワイトハウスの代替わりで株が上がったけど

2021年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月20日(水曜日)。☁☁。別に風雲急というわけではないんだけど、何となく忙しくなって来たような気分。いつものように朝からラジオのかけていたら、DJがトランプが乗ったヘリコプターがホワイトハウスから飛び立った、トランプが大統領専用機でフロリダに飛び立った、もうすぐ新大統領の宣誓式が始まる、バイデン大統領が就任してホワイトハウスに入った・・・と音楽専門局(ハードロック)なのに音楽はそっちのけ。これも歴史のひとつの区切りだな。トランプは慣例に従って大統領執務室に後任への手紙を残して行って、バイデンによると「very generous」だったそうな。寛容とか寛大とか思いやりがあるとか惜しみないとか、いろんな意味合いがあるけど、トランプはああいうとんでもない引っかき回し屋でも根っから悪いヤツというわけじゃないと思ってたから、どんなことが書いてあったのか興味があるね。

バイデン新大統領はホワイトハウスの執務室に入ってすぐに大統領令の連発。そのひとつがキーストーンXLという延長約1900キロの原油パイプラインの建設許可の取り消しで、カナダから延々とネブラスカ州まで敷設して、そこで既存のキーストーンパイプラインに接続して、メキシコ湾岸の製油所にカナダの原油を供給する計画は賛否両論入り乱れていたけど、バイデン大統領のサインひとつであっさりチョン。カナダはアメリカにとって最大のエネルギー供給国なんだけど、すでに予告されていたことなので想定外ではないにしろ、石油産地のアルバータ州ではかなりのショックだろうな。石油には逆風が吹いているし、ロッキー山脈を越えてBC州沿岸に通じるトランスマウンテンパイプライン(バーナビーにある終点のタンク基地は我が家から見える)の拡張も環境派の反対運動やBC州の政権交代などでご難続きだし、「陸封」アルバータはつらいところ。

コロナのパンデミックで世界の経済が混乱して以来いかにも神経質にあたふたしていた株式市場は、ホワイトハウスの代替わりにほっとしたのか、ダウ平均が史上最高値。でも、パイプラインが建設中止になって、カナダの株式市場は下がるんじゃないかと思ったら、ポートフォリオマネジャーのトニーに運用を任せてあるワタシの虎の子資産もぴょんと跳ね上がって、年末に個人年金の払い出しがなければ「市場最高値」になっていた勘定。ま、これからまだひと波乱ありそうだから、手放しで喜んでいる場合じゃないかもしれないけど、去年の春の暴落ぶりを思い出せば、がんばってるじゃないかという感じがして、やっぱりうれしいね。

さて、今日の「やることリスト」のトップは、園芸ルームの壁を作る部分においてある作業台の周りを片付けること。基本的にはカレシの領域だから、カレシ流で片付けてもらうことにして、ワタシは手伝うから言ってねぇとやんわりプッシュ。午前中に作業台の上の棚に積み上げてあったポットの類がなくなってすっきり。午後はのんびりして、晩ご飯の後で今度は下の棚の片付け。ワタシはキッチンでアップルソースを作りながらそれとなく監督?していたら、「持ってるのを忘れてた道具が出て来た」と言いながら、ためておいた段ボール箱にごちゃごちゃと入れてはバルコニーやレクルームに運んで、30分ほどで作業台は空っぽ。ふう、やれやれ間に合った。