リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

不便になる便利なものと変わることなく便利なもの

2021年01月20日 | 日々の風の吹くまま

1月19日(火曜日)。☁☀。ベーカー山が燃えているような、何とも不思議な朝焼け。今日はどんな日になるのかな。もしもこんな光景が今から5000年前とかだったら、古代の人たちは「わっ、恐ろしいことが起きる予兆だっ」とあわてたのかな。もっとも、何かにつけてあたふたすることにかけては21世紀の人間も古代人とそんなに違わないような気がする。不可解なことに遭遇して「空が落っこちて来るぅ」とパニックになる人と、「わかんないや」と他のわかりそうでおもしろそうなことに注意を移す人と、「へぇ、何なんだろう」と矯めつ眇めつする人と、「興味なぁ~い」と布団にもぐりこむ人と、その他いろいろ。それだから芝居のひとつも書いてみたいって気になるわけだけど。

朝一番でワルデマーが「木曜日に石膏ボード3枚とツーバイフォーを8本持って行くけど、15分くらいで済むのにエレベーターの予約は必要?」とメール。そこで管理人のカリードにこれこれしかじかで指示をお願いとメールしたら、すぐに「予約のリクエストを出して」と返信。ワルデマーに「要予約だって。午前中は9時から1時まで1時間刻みだけど、9時?10時?」とメールを飛ばしたら、すぐに「10時にして」。オッケーとPCで管理会社のマンション専用のサイトログインして、エレベーター予約のページでリクエストフォームに「家具・資材の搬入」をチェックして、1月21日午前10時から午前11時に予約。新規に入居の場合は2万円のデポジットが必要だけど、出て行くときと家具などの大型の配達品の搬入の場合はデポジットなし。さっと送信したら、ほどなくして「確認」のメール。カリードは仕事が早くて、まさにno nonsenseなので評判がいい。すぐにワルデマーに予約したよぉとメールして、木曜日の予定が整ってしまった。

スマホでのテキストメッセージはめったに使わない(使うことがない)けど、こういうときはやっぱり便利なもんだな。若い人たちのように親指では打てないけど、人差し指1本でちょいちょいとやるのはもう楽々。ただし、返事を待つときはスマホをそばに置いてちょこちょこチェックするか、「スピード感を持って」やり取りする必要があるときは一時的にバイブレーションに設定することにしていて、ふだんは着信しても鳴らないように設定して、ときどきメッセンジャーのアイコンに着信を知らせる赤い通知バッジがぽちっとついていないかちら見するだけ。それにしても、今どきは日常生活を便利にしてくれるはずのものが何だかどんどん不便になるパラドキシカルな時代だな。

午後はワルデマーがアカウントを持っているタイル屋のサイトで床タイル、キッチンとバスルームの壁タイルの品定めをして、次に旧居のシャワーセットを買ったディーラーのサイトを見つけて、キッチンとバスルームの水栓とシャワーヘッドの品定め。(グローエはいつの間にか日本のメーカーの子会社になっていた・・・。)買い物に行って来たら、後は晩ご飯のしたく。今日のメニューは鶏ももの唐揚げ。スーパーに行く途中にある、アジア系を中心に世界の珍しい食品を置いているDenny’s Farm Marketで見つけたのが、このフィリピンから輸入の「唐揚げ粉」。ブランドは「Aj」だけど、よく見たら下にAJINOMOTOと書いてある。つまり味の素がフィリピンで作って売っているもので、値段は99円で味も日本の唐揚げ粉とそれほど違わないから、いつでも手に入るのはうれしい。エアフライヤーでこんがり焼いて、いただきまぁ~す。