リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

固定資産税用の査定評価額の通知が来た

2021年01月07日 | 日々の風の吹くまま
1月6日(水曜日)。☁☀☁。夜中のうちに嵐が過ぎたようで、目が覚めたら、雨も降っていなくて、外は静か。今日はお日様が登場するという予報。うれしいね。きのう働き過ぎて痛かった腰は何ともないし、右肩はちょっと痛いけど、取り戻した動きには影響がないから大丈夫そう。まあ、冗談半分に、2020年はなかったんだってことにしたら年を取らなかったことになって、人生1年得したんじゃないのかなんてのんきなことを言ってたけど、時間だけはちゃんと流れていたんだから、年を取らなかったなぁんて寝言を言ってたら自分の人生に先を越されてしまいそう。

新年早々にいつも来るのが不動産の査定評価額の通知。市町村の主要財源である固定資産税の算定基準となるもので、マイホーム相場を決める要素でもあるから、売りたい人、買いたい人には大きな関心事。カナダ(特にBC州)では世紀が代わってから長いこと右肩上がりのバブルの状態が続いていたけど、ここ2、3年は上昇率が鈍って来ていて、ついには去年の春にはコロナによる経済の混乱で大幅に下落するという予想が出ていた。ところが、ところが、夏あたりからバンクーバー圏での住宅の売れ行きが好調で、それに連れて値段もじわじわと上がり、最近は特に郊外で戸建てがよく売れているという、予想に対する大逆転。

政府がコロナの経済対策で金利を下げたので、「もう少しでマイホームに手が届く」という購買層が買いどきと見て動いたのもあるし、値上がりの鈍化で供給が減っていたのもあるけど、緊急措置として始めたテレワークを常態化する企業が出て来たりして、都心の狭い賃貸マンションから郊外の戸建てに移る人たちが増えたのも大きな要因らしい。週に1日だけオフィスに出て後は自宅で仕事となると、きちんとした仕事場を整えられる住環境が欲しくなるだろうし、朝夕の通勤が不要なら会社から遠いところに住んでも不便じゃないだろうし、それなりの給料をもらっている子育て世代には、郊外の戸建てを手に入れる願ったり叶ったりのチャンスと言うわけだろうな。

でも、郊外の戸建てを買う人が増えるということは都心のマンションを売る人も増えるということでもあって、こっちは評価額はやや下がり気味で、我が家もちょっと下がってぎりぎり1億円のラインに踏みとどまったというところ。今年は値上がりに転じるだろうという予想らしいけど、下がったからといって固定資産税も減るわけじゃないし、何よりも売りに出すつもりがなければ下がろうが上がろうが関係ないから、まあ買った値段より下がってなければそれでいいよという感じで、通知をファイルしておしまい。