リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ちょこちょこっとやっても焦点が定まって来る不思議

2021年01月11日 | 日々の風の吹くまま
1月10日(日曜日)。☁☂☁☀霧☁。あぁ~あ、また、どよぉ~ん。でも、1日の間に曇ったり、雨がしょぼついたり、晴れ間が出たり、霧の塊が流れて来たりで、もう天気予報なんて待ったく意味なしの感。買い物やウォーキングのタイミングを計るのに、よくスマホでローカルの1時間単位の予報をチェックするんだけど、3時間以内に雨が降り始めると言ってるのに、青空が広がって来たりして、当たる確率は間違いなく50%以下。ま、地形が複雑でマイクロ気候だらけのバンクーバー圏の天気予報は、昔から当たったらめっけものみたいな感じだったけど。

今日はゆっくり起きて、久しぶりにベーコンとポーチドエッグの朝ご飯。ベーコンは500グラムのパッケージに分厚いスライスが8枚くらい入っていて、前の晩に30分かけてエアフライヤーで焼いて脂をしっかり落としておけば、朝は起きたら着替えをする前に水を入れた鍋を火にかけて、ベーコン(2枚ずつ)をオーブントースターに入れて、身支度が済んだところで鍋のお湯にシリコーンのカップ1個ずつ割り入れた卵を浮かせて、ふたをして後はゆっくり。ベーコンは本物の煙で燻したものだから水っぽくないし、エアフライヤーなら不要な脂がほとんど落ちて、いい味にかりっと仕上がるのがいい。残ったベーコンは少しずつカレシが刻んでサラダに入れるので、ただのグリーンサラダもぐんと味がアップ。まあ、少々お高いけど、やっぱりおいしいものを食べる幸せ感には勝てないな。

午前中にウォーキングを済ませた後は、窓の外でくるくると変わる天気を呆れ半分で眺めながら、ひがな1日、クロスワードパズルをちょこっとやって、日本から預かって来てからさっぱり進まないでいた芝居脚本の英語訳をラップトップでちょこっと進めて、背筋を膝を伸ばすのにちょこっと(家の中の)そこらを歩き回って、日本語訳したい芝居脚本のファイルをPCで開いてちょこっと訳して、気の向くままに何でもちょこっ、ちょこっ。まあ、そうやっているうちに、どれかひとつにやる気みたいなものが向いて行くから、そうなったらしめたもの。今日は英語訳が進んで、しめしめ。もっとも、ラップトップは打ち込みにくい上に、古い日本語が多くて、ぴたりと来る英語を探すのにいちいち辞書を調べるから、3ページがやっと。それでも前進したんだからエライ。ひと通りの翻訳が終わったら、この脚本、カナダの舞台を想定して、大幅に構成し直さないと・・・。

マティニのグラスを傾けながら晩ご飯のしたくをしていたら、カウンターの向こう側に座っていたカレシがスマホから顔を上げて、「この週末、土曜日はトリプルプレーの日だった」。うん、午前中のレッスンではカリフォルニアに住んでいる中国人のリリーが「結婚したの」と報告。相手はアップルに勤めている、長く付き合っていた中国人で、ビッグデータ分析のリリーにはマイアミ転勤の話があって、どこに落ち着くかが当面の問題とか。午後のレッスンでは日本のN君が年末に受けたTOEFLのスコアが116点だったと報告。スコアが100点以上だと勤め先がアメリカのロースクールに(家族帯同で)留学させてくれるということで、がんばって来たのがやっと実を結んだね。夜の飛び入りのレッスンではイラン人のファルザネがイランの名門大学の修士課程に合格したという知らせ。博士課程も視野に入れて留学の道を開くためには英語をもっと上達させないとね。世界のあちこちで30代の3人が、コロナも何のそので目標に向かってがんばっているのは頼もしい。ワタシも、もう少し気合を入れよっかという気分になって来た。