リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春の気配で気持にも弾みがついて・・・

2021年01月16日 | 日々の風の吹くまま
1月15日(金曜日)。(霧)☀。明るくなってみたら、窓の外はもやぁ~。でも、上の空が青みがかっていたので、晴れているらしいと期待していたら、ランチ前には霧が晴れて青空がぽこぽこ。低い方の雲はちょっと灰色ががっているけど、今の季節は青空が愛おしい。来週は冷え込むと言う予報だけど、雪、降るのかな。

今日の重要メール。今年6月に福岡で開催予定だった日英翻訳会議は来年に延期。去年の6月に予定していたのを今年に延期したもので、コロナが収まらないので再延期というわけ。まあ、1990年の第1回から、偶数年は日本で、奇数年は英語圏の国でということになっていたので、事情が事情ではあるけど、2022年日本開催は数字的には合っているからいいんじゃないかな。去年は、参加するとなれば地中海クルーズから帰って来てとんぼ返りになるし、でも古い同業仲間に会いたいし福岡に行ってみたいしと、決めかねているうちにコロナで延期。今年は逆に日本から帰って来て地中海クルーズへとんぼ返りだし、6月はまだ不透明だしで、久しぶりの日本行きは見送り。で、来年はとなると、北ヨーロッパのクルーズともろに重なってしまうからアウト。なかなかうまいこと行かないもんだね。

今日の重要メールもうひとつは劇作家のアミエルから。大学で勉強して来なかった劇作家はたくさんいるよと言うのでちょっぴり安堵。芸術ってのは自分が内に持っているものの表現であって学問じゃないと思うんだけど、最近は学歴偏重の風潮が芸術界にも及んで来て、役者までがどこの大学で学士号を取って、どこの大学で修士号を取ってと、肩書きのアルファベットスープ。そういうお歴々のいるところで(めったにないけど)学歴を聞かれたら、いつも「客席の出身でぇ~す」と答えて澄ました顔をしているのがワタシ。バブルの余韻が残っていた昔、何かの日本人の集まりで翻訳者志望のお嬢さんに出身大学を聞かれて、大学は行かなかったと答えたら、「ええっ、それってもぐりじゃないですかぁ」と言われてずっこけたことがあった。この世には大学で学問しなくてもやれることは山ほどあるんだけどね。アミエルが「読んで欲しい脚本を送ってくれたら、予めどういうところが足りないかわかって、1時間を有効に使えるよ」と言ってくれたので、さて、どれを読んでもらおうか。強心臓で相手が誰でも物怖じしないのがワタシの取り柄と言っちゃ取り柄・・・。

何だかわくわくして来た弾みで、「平次郎」の翻訳にも身が入って、相変わらず日本語に相応する英語の同義語をあれかこれかと品定めしながらだけど、今日はわりとすいすいと4ページ。いいぞ、いいぞ、その調子。ふと顔を上げたら、青空のうんと高いところで、悠々と滑空する大きな鳥が2羽。白い頭と黄色いくちばしは紛れもなくハクトウワシ。翼をいっぱいに広げると2メートルを超えるそうで、飛んでいる姿は勇壮にして優雅。川の魚を狙っているのか、それとも春の気配に乗って婚活中なのか・・・。


48倍ズームでキャッチ