リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

どこでも規制や禁止や自粛要請で耳にたこができているらしい

2021年01月08日 | 日々の風の吹くまま
1月7日(木曜日)。☁☁☁。もう1週間が経っちゃった。今年も時間の足は速いのかな。ま、年をとるにつれて時間の経つのが速くなるものらしくて、今さらってことではなさそうけど、10ヵ月も何かつかみどころのない時間を過ごして来たから、速いのか遅いのかさえよくわからなくなっているかも。

BC州ではコロナの新規感染者がまた増えて、ボニー先生が今日までのはずだった「同居人以外との交流禁止」を1ヵ月延長。私たちの周りでわかっている限りでは、規制を無視してクリスマスに子供夫婦の家に行ったのは友人の1組だけだったけど、相当な数の人たちが家族で集まったり、友だちとパーティをしたり、レストランに繰り出したりしたらしいから、増えるだろうと思っていたので、やっぱりねえという感じ。もっとも、年末にガクッと減ったのは検査数が激減したせいもあるそうで、要するにせっかくのホリデイに検査で要請がわかって隔離されたくないという心理が働いていたらしい。それでも、ディワリ祭の後のような1日千人に迫るような増え方じゃないから、また下降線に転じる望みはあるけど、規制や自粛の掛け声にはみんなもう耳にたこができちゃってるから、どうかなあ。

日本では東京と周辺3県に緊急事態宣言が出たという話だけど、何日からと予告しての発令じゃあ何か緊急感がないって感じだし、こんなんでほんとに効果があるのかなあという内容。電車は普通に混んでいて、商店は客の人数制限とかしているようではないし、自粛のお願いだけで法的な規制がないから(自粛警察とか言ういじめっ子をけしかける以外は)罰則もないわけで、何か中途半端だという気がする。結局は、コロナのような感染症は接触を防ぐために人の動きを止めるしかないのに、逆に旅行や会食を奨励したあのGoTo何とかという政策は大きな失敗だった思うな。人の命よりもお金を優先させたわけで、社員の健康よりも会社の儲けを優先する企業や、他人の命の心配より自分の楽しみを優先して規制や禁止を無視する人たちと変わりない思考のように見える。

秋だったか、カナダ劇作家組合が賞の資金集めにやったオークションで「劇作家による1時間の個人指導」を射止めたんだけど、その劇作家でバンクーバーに住むアミエル・グラッドストンからメールが来て、「好奇心から聞くけど」と前置きして、Arts Clubの大口寄付者で(彼の作品の)『Onegin』のファンなのは知っているけど、劇作にも関心があるのか、どういうことを聞きたいのかのかと質問。はい、Arts Clubを支援するのは簡単で楽しいけど、劇作はまったく別の話で、(永遠なる)劇作家志望のワタシには年齢的に今から大学に行って系統的に勉強する時間がないので、あらゆる機会を捉えては教えを請いながら独学してるんです、と返事。コロナの1年にけっこういろいろと考えるところがあったから、今年こそは気合を入れ直したいの。人生の時間は有限なんだから・・・。