リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

おしゃべりで弾みがついて3言語マルチタスキング

2021年01月13日 | 日々の風の吹くまま
1月12日(火曜日)。☂☁☂。雨、雨、雨の毎日はそろそろおなかいっぱいだからもういいよぉって感じだけど、大雪と違って雨は別にしゃべるを持ち出さなくてもいいから、外がどよぉ~んと暗くてげんなりする雰囲気でも、まあ、count my blessingsというところ。要するに、ミュージカル『スマパロット』でアーサー王の従者のパッツィが王様が落ち込むと歌い出す「いっつも人生の明るい方を見てようよ」と似たようなものかな。Arts Clubのステージで初めて聞いて、何か感動しちゃったな。それまで『モンティパイソン』はイギリスのくだらないどたばた喜劇だと思っていたので、イギリス人のユーモアの根っこの深さを悟ったっけ。

ゆうべワルデマーがエンジニアリングコンサルタントからの「新設する壁はスプリンクラーの放水範囲を阻害するものではない」とか何とか言う「お墨付き」を送って来たので、さっそくメールに添付して管理会社の担当責任者に送ったら、1時間ほどで改装計画の最終許可が送られて来てびっくり。さっそくメールに添付されていた最終許可書をワルデマーに送ったけど、11月に申請して仮許可が出た後で、請負業者の賠償保険証書だの労災保険証書だの詳しい改装計画書だのを送れと言って来て、その後でさらにエンジニアの確認書を要求して来たので、けっこう時間がかかったな。コロナの規制強化を考慮して工事を年明けまで延期したのは正解だったな。後はキッチンの床の張替えの許可をもらうだけで、4年近く温めてきた改装計画はやっと青信号で発進。

ウォーキングから帰って来たところでArts Clubで知り合った仲良しのイーディスから電話。「くるみ割り人形スィート」を使ったクリスマスカードを隅々まで観察したそうで、「くるみ割り人形はどうやって作ったの」。木のビーズと爪楊枝と竹串とで・・・と説明して、話が横っ飛びして30年も隣の家を借りていた人が亡くなって悲しいけど、残された山のような家財道具や所持品の処分に追われていると言う話になって、私たちが引っ越したときにはトラック3台分を捨てたからわかるよぉ~という話になって、キッチンの改装の話になってあれがどうだこうだと、ランチの時間まで延々40分もおしゃべり。最近鏡を見て何となく顔の皺が増えたような気がするんだけど、もう長いこと友だちとわいわいがやがやとおしゃべりして笑ってってことをしてないから、顔の筋肉が緩んじゃったせいじゃないかと思うのよぉと言ったら、イーディスは電話の向こうで大爆笑。

Arts Clubで出会って仲良くなった友だちは元大学教授が多くて、イーディスは生物学者、夫氏のデイヴィッドは応用物理学者、いつもFBでジョークをかまし合っているケイトお姉ちゃんは教育学者。みんなワタシが大学を出ていないことを知っているけど、おしゃべりしているとなぜか波長が合うから不思議。久しぶりのぺちゃくちゃで気持に弾みが付いて、午後はヘッドフォンをかけて、大好きなシャルル・アズナブールのフランス語の歌を(シャドーイングみたいに)一緒に口ずさみながら、PCでニューヨークタイムズのクロスワードをやりながら、すぐ横に置いたラップトップで日本語の芝居脚本の英訳をやりながら、と(フランス語は単語やごく短い文がわかる程度だけど)3言語マルチタスキング。カレシが「よく脳みそが溶けないもんだ」と感心するけど、ワタシの頭の中ではパケット交換がわりとうまく行っているらしいから不思議。ボケないかな。大丈夫か・・・。