文芸春秋6月号で「昭和の陸軍」、8月号で「昭和の海軍」という大座談会を行って、その第3弾としての特集である。
座談会の出席者は
半藤一利、福田和也、秦郁彦、戸一成、江畑謙介、鎌田伸一である。
対談は次の5つに分類されている。
1.日米宿命の対決 ~ルーズベルト家の策略~
2.リーダー、戦略、人事 ~山本五十六vsキング、ニミッツ
3・イノベーションと技術力 ~戦艦大和、ゼロ戦vsヨークタウン、B29
4.インテリジェンス戦争 ~ミッドウェーと海軍乙事件
5.上司と部下、理想の提督 ~東郷平八郎vsファラガット
この対談を読むと色々考えさせられる。
日本のいい部分もあるのだが、それは局所的なものであって、全体として、どう戦い、どう補給し、どう勝つのか。ということがどうも日本は曖昧なようである。
この曖昧なところが日本の大きな弱点のような気がする。
曖昧というのは、場合によっては大きな強みとなるところがあるのだが、戦争という「非情」な仕事を行うにあたっては、曖昧ではダメなんだ、ということである。
何かを行うにあたって、大きな戦略と責任の所在の明確化、というのは今の日本でも行われていないもの、のような気がする。
未だもって、敗戦の教訓は生かされていないのではないか。
それが民族のもつ限界なのだろうか。
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2.リーダー、戦略、人事 ~山本五十六vsキング、ニミッツ
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4.インテリジェンス戦争 ~ミッドウェーと海軍乙事件
5.上司と部下、理想の提督 ~東郷平八郎vsファラガット
この対談を読むと色々考えさせられる。
日本のいい部分もあるのだが、それは局所的なものであって、全体として、どう戦い、どう補給し、どう勝つのか。ということがどうも日本は曖昧なようである。
この曖昧なところが日本の大きな弱点のような気がする。
曖昧というのは、場合によっては大きな強みとなるところがあるのだが、戦争という「非情」な仕事を行うにあたっては、曖昧ではダメなんだ、ということである。
何かを行うにあたって、大きな戦略と責任の所在の明確化、というのは今の日本でも行われていないもの、のような気がする。
未だもって、敗戦の教訓は生かされていないのではないか。
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