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読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

ちりとてちん NHK連続テレビ小説

2007-10-07 23:09:07 | 観た、聴いた
10月1日から始まったNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」
なぜか初日にBSで見てしまい、なんだか面白そうだなと思い、土曜日に1週間分を見てしまい、とうとう涙ぐんでしまった。

ヒロインの和田喜代美を、スウィングガールズや風林火山に出演し目立っていたというか輝いていた貫地谷しほりが演じる。
しかし、第1週は最後の最後に登場するだけで、子供時代を桑島真理乃が演じている。

この子供時代がなかなかいい。
桑島真理乃の可愛さもすごくいいのだが、米倉斉加年が演じるおじいちゃんがとてもいい。(もうすでに、おじいちゃんに感情移入できる年齢になってしまった)

おじいちゃんと孫娘が話し合うのが、今の時代には考えられないほどの濃厚な内容で、だからこそ、つながり、というものもあったのではないか。

今の時代は、大人が大人でなく、次の世代に伝える「確」としたものを持っていない、これまで生きてきたことのなかから自分の哲学みたいなものを持っていない。
だから、つながりが薄い。子や孫から尊敬されない。

昔の大人は偉かった。
そんなことを思ってしまったのである。

まあ今の時代はあまりにも情報が多すぎて「迷い」というのが多くなってしまうのだけれど・・・

というわけで、次週からいよいよ貫地谷しほりが登場し、物語が動き出すのだが、どうにも、子供時代を演じた桑島真理乃がいいなあと思い(別に幼女趣味があるわけではありません<こういう断りを入れなければならないところに、現代の難しさがある>)、もうすこし、子供時代があってもいいかな、と思っている。

主人公が落語家になっていくさまをどのように描くのか、楽しみである。

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コメント (1)
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