読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

青春のうた 第45巻 1980年代前期⑤

2007-10-27 18:59:19 | 読んだ
1.花(すべての人の心に花を)/嘉納昌吉&チャンプルーズ 1980年6月

沖縄の歌には独特の旋律があるが、私にはそれがよく響く場合と沖縄の灰汁(あく)のようなものが先立つ場合り、多くが後者であり、好みではない歌が多いのである。

といいながらも、この歌は、やっぱりいい歌だと思う。

思うのであるが、積極的に聴いたり歌ったりするということはないのである。
それは、なんとなく「恥ずかしい」からなのである。

こういうキレイな詩と曲というのは、なんだか恥ずかしい、と思ってしまうのが私なのである。

2.まちぶせ/石川ひとみ 1981年4月

この歌ははじめには(1976年)三木聖子が歌った。
そのときから「いい歌だなあ」と思っていた。
でもあまりヒットしなかったように思う。

その後、石川ひとみが歌い「いい歌度」があがったような気がする。

石川ひとみとこの歌がうまくマッチしたんだろう。

印象的だったのは紅白歌合戦で石川ひとみが感極まって歌えなくなったことであり、せっかくいい歌なんだからもう1回紅白で歌わせたいと今でも思っている。

3.思い出がいっぱい/H2O 1983年3月

この歌も「花」と同じで、キレイすぎて、恥ずかしい。
1970年代後半から80年代は、きれいな歌が多く出てきた。

これはいわゆる「青春歌謡」の流れをくむものだと思っている。
いろいろと洗練されてきているのだが、こういうキレイモノというのはいつの時代でもあるんだろう。

それがこの時期多かった、と思っているのである。

4.ロンリー・ハート/クリエーション 1981年4月

この頃から、この歌のように英語混じりの歌詞があるものが増えてきたように思える。

ポップス色の濃い(脱日本的というカンジ)歌には英語が似合うんだろう、とはいえ、なんだかよくわからない歌詞になってしまって、それに「耳」で覚えられないということから歌に対して「敬遠気味」になってしまった。

この歌は都会的なリズム感とメロディーで、憧れの目と耳で感じていたように思える。

5.桃色吐息/佐藤隆 1985年3月

桃色吐息というと、どうしても高橋真梨子である。
佐藤隆は作曲者で、セルフカバーをしたのが今回のCDに収められている。

いい歌だと思う。
思うのだが、詩の意味がよくわからない。
多分、意味を考えるのではなく「感じろ」ということなんだと思うのだが。

感じるにはやっぱり高橋真梨子の歌のほうがいいのかもしれない。
佐藤隆の歌はすこしあっさりしているように思える。

6.ダンシング・オールナイト/もんた&ブラザース 1980年4月

この歌は、粘っこいというかあくが強いというか脂っぽいといいうか、もんたよしのりの思いのようなものが強く伝わってくる。

大ヒットで、何度も聴いていると、なんだかちょっと「疲れる」感じになったことを覚えている。

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