読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

八重の桜 NHK

2013-03-10 22:12:27 | 観た、聴いた
NHKの大河ドラマは久しく見ていなかった。

「大河小的歴史観」にガマンできなかったからである。

今の、そして理想とする人の生き方、つまり「愛と平和」で歴史を語っては、人として或いは国家としての生き方を誤る、と思う。

最後に見た高いドラマは「篤姫」であった。
それまでも大河ドラマを見て『なんだかなあ』という気持ちはあって、なお高まっていたのであるが、篤姫を見て、「これは歴史の人物を借りて現代を描いている」と思った。
それはそれでいいのだけれど、NHKの大河ドラマは「これが歴史だ!」みたいなところがある。

で、歴史ドラマとしてみれば「めちゃくちゃ」であるといわざるを得ないので、「やーめた」となったのである。
まあ、何度も何度も取り上げられてきた人物たちが主役、脇役で登場するので、新しい解釈とか現代風のものを取り入れたい、という気持ちはわからないでもないのだが、「あんまりだ」と思うようなことが多すぎた。

なのにどうして、今年から見るようになったのか?

綾瀬はるかに惹かれたわけではありません。
「会津若松」であります。

会津若松に、初めて行ったのは小学校6年生。修学旅行であった。
汽車で行った。当時、スイッチバック方式で山越えをして会津若松に行った。
野口英世と白虎隊がメインであったように思える。

白虎隊が心にしみた。「気の毒」であった。そして少年たちまでを戦闘に出さなければならない『戦(いくさ)」とはなんだろうかと空しさがあった。
それ以降、あまり行きたくない場所であった。

その後何回か訪れているが、意識して鶴ヶ城や飯盛山には行かなかった。
しかし、平成22年に2回仕事で訪れた時に飯盛山に行き、今まで思っていたよりも冷静に白虎隊や西郷頼母邸などについて対応することができた。

そして東日本大震災。
昨年思った。来年は会津に行こう。

というわけで(すごく長いフリだった)、今年会津に行こうと思った時に、観光情報として「八重の桜」を観ようと思ったのである。

ところが、この八重の桜、割とマトモだと感じている。
まあ、あんな家庭的な、現代でもないような家族というのは『なんだかなあ』とおもうけれど「まあ許してやろう」と思うのである。

それはつまり、観光情報として観ようと思う気持ちと、歴史ドラマの「なんだかなあ」に馴れたのだろうと思う。

そんなわけで、毎週「八重の桜」を見ています。ただし、BSで18時からですが。

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2 コメント

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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-03-13 06:08:22
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっすヾ(@~▽~@)ノ。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*゜ー゜*)ポッ
返信する
ありがとうございます (嘉壽家堂)
2013-03-13 22:09:50
めぐみさん、コメントありがとうございます。
返信遅れまして申し訳ありませんでした。

これに懲りずに、今後もコメントお願いします。
返信する

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