読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

よい天気に誘われて・・そして・・楽天勝てず

2005-04-30 21:12:47 | 日々雑感
午前中、自転車に乗って町を巡ってきました。
そして、初めてわが町の「博物館」を見学しました。
一人で貸切のようにじっくりとみさせていただきました。

自転車で町を歩くなんて、高校以来かもしれない、などと思いながら、めぐってきました。

そして午後、楽天vs西武をテレビ観戦、1-1の緊迫した試合を何とか投手陣が踏ん張っていた。
テレビが終了後はラジオで・・・そして負けた。

やっぱり層の薄さが気になる。そしてベンチの采配にも?が・・・・
ああ、チームの構成や采配には何も言わないことにしていたんだ、もうやめよう。
兎も角、明日はがんばれ!イーグルス

追伸
 「嘉壽家堂本店」の別冊Speakを更新。一昨日行ってきた盛岡までの桜紀行アップしました。ぜひご覧ください。
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小説新潮5月号 特集「エロスの現在」

2005-04-29 21:17:43 | 読んだ
というような特集だそうで・・・
読んだのは
「乞食(ほいと)隠れ」(岩井志麻子)「money」(室井佑月)「エッグタルト」(斎藤由香)そして「冬子」(杉本彩)
の4編

問題は「エロス」とは何か?である。そしてそのエロスを中間小説雑誌で特集して満足の行くものができるのか?、ということである。
こういう感想がでてくるのは、つまり、私と意見に相違があるということで・・・小説のなかでエロスを追求するのであれば、何も具体的な描写をすることでもなければ、観念的な描写に徹底することでもないだろう、と思うのである。

具体的な描写は「映像」に任せたほうがよく、観念的なものは「エロス」と認定する人がどれだけいるか、ということとなる。
つまり、中間小説雑誌のテーマとしては、どうしても中途半端にならざるを得ないわけで・・・。
具体的な描写を女流作家が書いていることがエロスなんだろうか・・・疑問である。
それにその具体的な描写というのはいわゆる「エロ雑誌」のほうがススンデいるわけであって、別に目新しいものではないし・・・

というようなわけで、岩井志麻子の「乞食隠れ」は彼女の得意分野の岡山県の奇譚であって、エロスと感じるかどうかは読者しだい、というところもあり、作品としてはまあ面白かった。
そのほかの作品は「?」というカンジで、まあそういう「エロス」というのもあるんだろうね。小説として発表するものでもないんじゃないの?という印象。

小説新潮は「連載もの」が多くてそれを楽しみに買う人もいるだろうに、こんな特集をされたら(表紙にデカデカとのっている)迷惑な人もいるんだろうなあ、と思った。
私も買うとき一瞬ドキッとしたものねえ

追伸
 「有利子(ありこ)」(幸田真音)購入
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桜街道、北上

2005-04-29 00:00:01 | 日々雑感
本日は盛岡まで、主に国道4号線を北上。
桜街道を走ってまいりました。

私の住んでいるところは、宮城県登米市。ここから北上を開始して
宮城県栗原市若柳「迫川土手の桜」
岩手県一関市「釣山公園」
岩手県前沢町「前沢いきいきスポーツランド前」
岩手県水沢市「水沢競馬場」
岩手県北上市「展勝地」
岩手県盛岡市「石割桜」「盛岡城址」「高松の池公園」
と桜を見てまいりました。

詳細は、早急に本店で公開しようと思います。
昨年の桜は、通常より10日ぐらい早く咲いたが、今年は例年通り。
で、去年の桜は白っぽかったが、今年は色が入っていたし、香りもした。
よかった、よかった。そして疲れた、疲れた。

追伸
 本日は、モーニングを読みました。
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桜の木の下で昼寝

2005-04-27 22:23:20 | 日々雑感
こんな桜の木の下に車を止めて、FMラジオを聴きながら、文庫本を読み、そのうち眠ってしまいます。
そして、携帯電話のアラームで目を覚ますのです。

一度でいいから、そのまま眠り続けたいのですが・・・

追伸
 嘉壽家堂本店読書日記「海辺のカフカ」更新しました
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お花見

2005-04-26 23:34:41 | 日々雑感
今年はまだ正式なお花見をしていない。
「正式なお花見」とは何かという問題もあるが・・・

昼休みは、勤務先の敷地内にある桜の下に車を止め、桜を見ながらお昼寝をしている。
贅沢な昼休み、といえばそうだが・・・

ゆっくりと桜の下で・・・花を見る・・・のが正式の花見なんだろうなあ。
とすると、やっぱり、昼休みの花見は、時間制限があるものの、正式な花見なんだろうか?

追伸
 「蚊トンボ白髭の冒険(上・下)」(藤原伊織)完読!
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蚊トンボ白髭の冒険(藤原伊織)

2005-04-25 21:31:19 | 読んだ
今、下巻の3分の1をすぎたところ。
面白い。
これまでの藤原作品とはちょっと変わっていて「いい」

明日の朝はソフトボールのリーグ戦第1戦目。ということでその準備をして、風呂にはいり、寝床で一気に読んでしまおう。

で、今年の連休は「ハードボイルド」などにしようかなあ、と思った。
逢坂剛の「百舌」シリーズなどはいかがかと考えているが、もし情報があれば、ぜひコメントをいただきたいところだ。

追伸
 嘉壽家堂本店、読書日記 更新しました。ぜひ訪れてください。
 それからYahooつながらないのだが、私だけかしら・・・
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パソコンの設定変更?

2005-04-25 10:53:15 | 日々雑感
昨夜、本店の読書日記を更新しようとしたらエラーが発生しできませんでした。

パソコンの雑誌で、起動・終了などの処理を早くしようとする設定の変更処理をしたところ、うまくいかず、元に戻した(つもり)ですが、どこかに不具合が生じたようです。

遅くても動いているものはいじらないほうがいいのかもしれません。
今夜またチャレンジです。
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選挙

2005-04-24 21:58:51 | 日々雑感
合併に伴う、市長、市議会議員の選挙戦、真っ最中である。
「うるさい」
のである。

私はいつも思うのだが「ポスター」自分で自分のを見たとき恥ずかしくないのだろうか。
私だったら、身もだえするくらい恥ずかしい。にこやかに笑いかけている自分のポスターがいたるところに張ってあるということを想像するだけで、居ても立ってもいられない。

そういう気持を持たないようにしなければ政治家や芸能人にはなれないんだろうなあ。
時々、産能大のGainに自分も写っている写真が載るが、あれはその他一同の一人だし、ぼやけているし、私の知っている人たちはあまり見ないだろうし・・・ということで、ある程度身もだえは抑えられる。しかし「一人で」というのは、もう全く許しがたい行状である。

というわけで、今、町は「お願いします」の叫び声と、「にこやかな」ポスターであふれている。

追伸
 「蚊トンボ白髭の冒険」(藤原伊織)にとりかかった。

追追伸
 本日の科目修得試験は、古い言葉で恐縮だが「バッチ・グー」であった。過去問から出題、ありがとうございました、という気分。
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今夜は心だけ抱いて(唯川恵)-週刊朝日連載

2005-04-23 18:29:24 | 読んだ
週刊朝日に連載されていた「今夜は心だけ抱いて」(著:唯川恵)が今週号で最終回。

娘を夫の下において離婚した母(柊子)が12年ぶりにあった娘(美羽)とエレベーター事故にあい、身体が入れ替わってしまう。
つまり47歳の母の体に17歳の娘、17歳の娘の体に47歳の母、の心というか記憶というがのっかかってしまい、そこにドラマが生まれる。という小説。

映画「転校生」(大林宣彦監督:尾道三部作の第一作)で、一夫(尾美としのり)と一美(小林聡美)が入れ替わってしまう、というコメディーっぽいものがあったが、それが母と娘におきたという設定。

ところが、この物語わりと「重い」時には笑っちゃうようなこともあるが、基本的には重い。
そして一週間の間をおいて読むものだから、ときどきわからなくなったりして。
で、最後は・・・約束のような「ハッピーエンド」ではない・・・

追伸
 「マリモ」(山崎マキコ)完読。明日のカモシュウ終了したらいよいよ藤原伊織だ。
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桜咲く、雨降る

2005-04-22 23:37:48 | 日々雑感
やっと桜が咲いてきたと思ったら、雨が降った。
暖かくなってきたと思ったら、明日の朝は「霜注意報」

花見に行く予定はないが、なんだか、気合がそがれたカンジである。

追伸
 「マリモ」(山崎マキコ)面白い。新聞広告が出たときから読みたいと思っていて、今回は「アタリ」である。
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高齢化社会

2005-04-21 22:56:34 | 日々雑感
近所で不祝儀が相次ぎ、今週は弔問、火葬、告別式と土曜日までなんだかんだと続いている。
高齢化社会である。

以前は同年代が集まると、自分の体のことが話題に上がっていたが、このごろは介護の話もでてきた。
高齢化社会の現実が、身近になってきたと思われる。
ところが介護は非常に難しい話題である。
先ず、自宅で介護か施設で介護か。自宅介護は家族が100%関わるのか、他の力を借りるのか。
それは、それぞれの事情で違うはずだが、なかなかそうはいかない。

我が家を中心に7軒の家がホントの近所といえるが、そのうち、65歳以上の一人暮らしが2軒、二人暮しが2軒、そしてこの7軒のうち20代以下(というか30代以下)は3人しかしない。
そして、平日の日中は1軒が自営業であることから40代がいるだけで、あとは65歳以上だけが住むところとなる。災害が発生した場合は老人同士で助け合わなければならない。

真剣に高齢化社会を考えなければならない、と思う。
高齢化社会にとって一年というのは短いものなのだ、今日は元気でも明日はどうなるのかわからない。
そんなことを、今日、お経を聴きながら思った。(おんなじ和尚さんのお経を2回も聞いてしまった)

追伸
 「マリモ」(江崎マキコ)「酒漬けOL物語」のサブタイトル。オモシロイ。

追伸2
 携帯電話は原因不明のまま復旧した。安心をして本日は宿直業務である。
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海辺のカフカ 村上春樹

2005-04-20 23:38:22 | 読んだ
海辺のカフカ(上・下)完読。
村上ワールドに浸りました。ホントは下巻ぐらいは一日で読みきりたかったのだが・・・
村上春樹の小説は半分をすぎると怒涛の如く走り出すので、こっちもグイグイ読み進めていきたいのだ。

村上春樹の小説を読むのには、早春または晩秋が似合う、つまり寒いのだけれど陽だまりにいると暖かい、そういう状況で読むのがいいんだなあ。

詳しくは、本店読書日記で、ということで、乞うご期待。

追伸
 本日は4冊の文庫本を購入。「蚊トンボ白髭の冒険(上・下)」(藤原伊織)「物情騒然」(小林信彦)「マリモ」(山崎マキコ)と、何のつながりもない選び方である。

追追伸
 携帯電話の音が出ない。つまり着信音もアラームも、そして電話の相手の声も、でない。不便だが自力では治らない。
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楽天イーグルス、ガンバレ!

2005-04-19 23:28:30 | イーグルス
本日も楽天イーグルスは負けた。
負けることは覚悟のうえ、とはいえ、なんだか悲しい。

そこそこヒットの数はあるのに、点が取れない。
点が取れない、から、投手が抑えようとする。
抑えようとすると、余分な力や考えがはいる。
で、点数を取られる。

これがもっとも大きな課題だ。どこかで、この連鎖を打ち切らなければならない。
それは、監督、コーチ、選手の課題、楽天イーグルスに関わるものの全ての課題である。

ファンとしては、なんとかして欲しいと願い、ガンバレガンバレと応援するだけである。

追伸
 「海辺のカフカ」(村上春樹)後半戦、ナカナカ進めない。
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平成ホリエモン事件(文芸春秋5月号)

2005-04-18 23:39:55 | 読んだ
本日、ライブドアとフジテレビ・ニッポン放送が和解をした。
なんというか、まあ「ご同慶の至り」とでもいっておこう。

さて、文芸春秋5月号では「平成ホリエモン事件」として特集をしている。
が、あまり面白くない。
面白くないというのは、文芸春秋だけではなく、ほとんどのメディアの対応もである。

対応は「ホリエモンが好きか嫌いか」「どっちが勝つかまけるか」ということが主であって、とってつけたように、経済学者などがしたり顔で解説し、さも経済の大事件としてはいるが、なーにその下にあるのは「ホリエモン生意気」という気持と、それを隠してちょっと身を引いて「揶揄」という手法である。

この「揶揄」という手法が大嫌い。
面と向って「揶揄」するのはまあ許せるが、感想として或いは締めとして、ではいかがなものか。
また、記者たちが、ホリエモンや日枝社長に質問するのは、極めて下劣なものであって、目につくたびに腹が立っていた。

ホリエモン(何しろ文芸春秋がつかっているので)がメディアを嫌い、メディアを乗っ取ろうとする気持もわからないでもない。

まあ何にしろ、この事件(文芸春秋がつかっているので)を私は世代間戦争と捉えており、そういう意味で今日の和解は、ワカイほうが勝ったのだろうと思う。
ついでに言っておけば、世代間戦争とは、自分がしてきたことの報い、つまり親の因果が子に報い、のようなことだと思うのだ。年老いたほうは反省が必要だし、若い方は年老いてその報いが来ると、そう思うのだが・・・

いずれにしても、文芸春秋、ホリエモン事件と揶揄したわりにはスタンスが曖昧だぜ!

追伸
 「海辺のカフカ」(村上春樹)下巻にはいり益々面白くなり、仕事休んで読んだろか、と思うくらい。

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高田渡

2005-04-17 12:14:30 | 観た、聴いた
高田渡が死んだ。
フォークシンガーである。吟遊詩人ともいわれた。

中学から高校時代、フォークソングの虜になった私だが、高田渡の存在は、ラジオから時々流れる歌を聞いて「こんな人もいるんだなあ」というくらいの印象でしかなかった。

ところが近年(というか10年以上前からだとおもうが)フォークソングを振り返る番組が多くあらわれ、高田渡が頻繁に登場するようになって、あらためて惹かれるようになった。
「枯れてきたかんじ」がよかった、と思う。

若い頃に聞いたカンジでは、ギラギラしたものを隠してギラギラしないフリをしていた、というように思えて、だったら拓郎のように素直にギラギラしているほうがいいなあ、と・・・・「フリ」という部分に引っかかっていた。

でも、テレビにでるようになった高田渡は「楽しそう」だった。歌うことが楽しそうだった。
高田渡のギラギラは、大勢の前で歌うこと、ではなくて「歌うこと」そのものだったのではないかと感じられたのだ。

ステージは2回ぐらい生で観ること(聴くこと)ができた。機会があればもっと聴きたかったのだが・・・
ちなみに、一番好きな歌は「アイスクリーム」です。

今日はCDでも聴いて追悼しよう。

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