読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

寿司鉄人音やん -お見事!祝いえびの笹切り- 中村博文

2006-03-29 22:08:52 | 読んだ
アクションコミックス(双葉社)であるが、コンビニで売っている4Coinsアクションオリジナル、400円のコミックスである。

漫画は、熱を入れて読むものと「暇つぶし」に読むものがある。
この「音やん」は暇つぶし用に買ったのが尾をひいている。
つまり「面白い」のである。

音やんは「寿司職人」である。
それも
「義理人情には弱いが寿司を握れば日本一。おっちょこちょいがタマに傷」
なのである。

金に糸目をつけない素材重視ではなく、ちゃんとした「仕事」重視で、こんな職員人のいる店なら行ってみたいな、と思わせる。
ただ、やたら「寿司勝負」というのが気になる。

この漫画を見て鮨を食べに行こうという気にはならず、鮨を食べた気持ちになる、というのが、いいね。
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イーグルス3連敗

2006-03-28 22:32:15 | イーグルス
本日は、6回降雨コールド2-4であった。
負け続けているとはいえ、接戦である。
昨年より進歩している。

とはいえ、
「負けるなら大敗したほうが気が楽でいい」
と思う気持もないではない。

接戦で負けるというのはどうも悔しさが大きくなってしまう。
とりあえず、明日は勝って、勝率がでるように・・・お願いします。
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メタフィジカル・パンチ 形而上より愛を込めて 池田晶子 文春文庫

2006-03-27 21:54:55 | 読んだ
著者は1960年生まれの哲学者、である。
従って、この「メタフィジカル・パンチ」は哲学書なのだ!エヘン!

というぐあいに「哲学」と聞いただけで、なんだか「権威」が目の前に迫り「へへぇー」と這いつくばってしまうしまうのである。

「メタフィジカル」(metaphysical)とは「形而上学的さま」とか「形而上の」という意味である。
といってはみたものの、そもそも「形而上」とは何か?
というところから始まるのだから「哲学」に対する認識の低さこの上ない読者なのである。

では「形而上」とは
<哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの>(大辞泉)
なのである。
であるが、この説明わかりますぅ?

つまり、我々は通常「形而下」(=存在するものの中)において考えたり行動をするのだが、しかし、我々は、例えば「愛」とか「死」とか存在しないものまたは認識できないもの(=形而上)についても含めて生きているといえる。

で、我々(もしかしたら私だけ?)はこの形而下と形而上をごったまぜにして考え生きている、ゆえに、グチャグチャな生き方をしている。

多分、哲学者たちは、この境界を明確に認識でき、なおかつ形而下の問題なぞ問題ではない、と考えているに違いない。
と、この本を読んで思うのである。

人間が人間らしく生きるには「形而上」における考え方を身につけないとならないらしい。金や財産があるとかなんて人としての幸せには関係ない、と言い切らないと形而上には行かないらしい。

さて、本書は著者がち著名な人物たちを評論しているものであり、最後には著者が最も好きな「小林秀雄」に対して手紙を書いている。

ところが、こちとら自慢じゃないけど、この本に取り上げている人物をよく知らない。だから、評論といったって一方通行のようなものなのである。
それでも、時々或いはところどころに「フーム」とうなるようなものがあって、感心したりしているのである。

というわけで、2005年3月に購入し、時々読んでやっと読みきったのである。
著者の架空対話集「帰ってきたソクラテス」「ソクラテスよ、哲学は悪妻に聞け」が面白く、そのノリでこの本を読もうとしたが、いささか勉強不足であった。

追伸
 「世に棲む日日」(司馬遼太郎)第3巻を読みつつ「小説新潮」や「オール読物」をチラホラ読んでいる。

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身体が・・・イタイ

2006-03-26 23:25:32 | 日々雑感
近頃のお仕事の大半が「事務所移転」に関することで、そのうちの半分が肉体労働(物を箱に詰める・持ち上げる・運ぶ)なので、身体のあちこちが痛い。

腕、足、腰、首・・・
それに、近頃はなぜかあちこちに身体の一部をぶつけることが多く・・・しかもぶつけると直りが遅く・・・
擦り傷、切り傷、打撲で、これまた、あちらこちらと痛いのである。

それでもまだ「心が痛い」状態になっていないのが救いなのである。

追伸
 「世に棲む日日」(司馬遼太郎)第3巻に突入している。
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春<はる> -はじまり-

2006-03-25 19:08:01 | 日々雑感
本日はポカポカとした陽気で「春」を感じさせられた。

本日、プロ野球パシフィックリーグが開幕。
我らの楽天イーグルスは、日本ハムファイターズに1対3で惜敗した。
しかし、10本のヒットを打たれて3点である、昨年なら12~15点くらい録られていただろう。
マズマズの出足し。ということにしておこう。
ただ・・・荒川静香さん、プリンスホテルつながりということで西武ライオンズの始球式に出場されましたが、ぜひ、仙台でも始球式してください、と願う春なのである。

選抜高校野球も始まった。
東北・北海道勢は不調の出足ですが、今年は「雪」が多すぎた。夏に向けて今からがんばれ!
ゆっくり観ることができないので残念だが、ベスト8くらいは見ようと思っている、春なのである。

本日タイヤ交換をした。
毎年、お彼岸前後がタイヤ交換の時期である。
タイヤ交換とは、冬用の<スタッドレス>を<ノーマル>に換えることなのである。交換をしたあとにも積雪がある場合もあるが、やっぱりこの時期交換しておかないと、気持的に落ち着かない。
春を迎える行事である。

移動の時期
先ずは「人事異動」
今年の人事異動は組織が大きくなったので「予想」は不能であった。
私は異動にならなかったが、上司が代り、4月からはちょいとタイヘンなのである。まあそれでも「気分転換」ということで・・・どうしようにもどうにもならない「宮仕え」の春なのである。

そして「引越し」
なんといっても事務所全体が移転する。
本日は「什器類」の移転で立会いに行ってきたが、サスガ、プロの引越し屋さん、予定時間を大幅に下回って終了。その仕事振りに「感嘆」下のであります。
まだまだ移転作業は続き、移転の責任者でもあるので、ここ二週間は土日も出勤をする春なのである。

その次は娘の引越しが控えており、3月上旬から子供たちの引越しが相次いで、少々お疲れ気味の父の春なのである。
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週間 ビジュアル 日本の合戦38 源義家と前九年の役・後三年の役

2006-03-22 22:47:34 | 読んだ
やっと地元が舞台になった、と思ったのだが、合戦俯瞰図は「多賀城」で、ちょっと外れた感である。

盛岡市に前九年町というのがあって「おおっ!」と思ったことがあった。
その頃は、この時代の東北(奥州)について、というか東北の歴史に興味がなかった。
理由は「負け続けている」からである。
しかも大概「朝敵」なのである。

しかし「炎立つ」(高橋克彦)を読んでから考え方が変わった。
確かに「戦」には負けたが、いわゆる中央にはない「根」がしっかりと残っている。どちらかといえば「闘う」ことより、土や風や水とともにじっくり生きることが東北人の特徴なのである。
と思うことにして、つまりは「負け」を受け容れたのである。

そうすると、なんだか東北や安倍一族、藤原氏などがいとおしくなって、北上川の橋の写真を撮りながら、そっち方面にも顔をだしたりしている。

今号で身近なところにも歴史のあとがあることに気づいたので、もう少し暖かくなったら行ってみようと思う。

追伸
「世に棲む日日」(司馬遼太郎)第2巻まど完読。
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祝!優勝 WBC ジャパン

2006-03-21 21:34:25 | 日々雑感
よかった、よかった。
最初は余裕
エラーが出始めてどうした?
そうして、まさか?!
最後は、ヤッター!
という、終わってみれば最高に面白い試合だった。

あまり期待をしないようにしていたが、それは勝つほうがいいわけであって。
最後は「あーよかった」という安堵感となんだかとってもいい気持ちになった。

これで、今年は少し真剣に野球を観てみよう、と思ったのであった。

というのは、イチローが日本の野球を変えたのではないか?
と思うからである。
もっと、勝負に執着し一球の重みを感じながら野球をするのではないだろうか?

パワーに偏り始めていた日本の野球が、これまでの技術を見直してミックスし、新たなスタイルが出てくるのではないか?

そんな楽しみが生まれた。
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強風注意!春まじか

2006-03-20 22:23:42 | 日々雑感
本日はものすごい強風で、列車は止まる、屋根は飛ぶ、髪は乱れる、雪が舞う。
といった状態でしたが(スミマセン、チョット誇張しています)、いよいよ春まじか、という気分です。

私の住んでいる地方は、桜は概ね4月中旬に咲き、5月の連休からそのあとにかけて「田植え」なので、緑あふるる春、というのはその頃だと思います。

今頃は寒い日があったり、雪が降ったりするものの、肌に感じる風が厳しくなく、いよいよ春、という日があって、なんだかいいこともないのにウキウキした気分というのがあったりします。

明日は春分の日。
墓参りに出かけて、知り合いに出会ったりする、それも「春」の気分です。

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涙のホームラン WBC 日本、韓国に勝つ

2006-03-19 18:37:33 | 観た、聴いた
WBC準決勝。
ホントに胃の痛い、イライラするような展開で、いつ投手陣が一本に泣くか、というような悪い結果だけが頭に浮かぶ。

7回も松中の2塁打のあと、多村のバント失敗で「またか」とあきらめ気分。
そこに代打の福留が、打った瞬間にホームラン!
「届かないのか?」という思いも吹き飛ばす勢い。

近頃野球を観てこんなに感激したホームランはない。涙が浮かぶ。

オリンピックから続く思い「日本はダメなのか?」ということを吹き飛ばしてくれた。
これを<ナショナリズム>とつなぐのはやめて欲しい。
政治的でも国際的でもましてや軍国主義的でもなく、ただ単純に、応援をしていたチーム「日本」が勝ったのに過ぎない。
アメリカや韓国が「敵」なのはスポーツのことだけである。

こういう国際大会を観ていると、違う方向へスポーツの性格を変えようとする動きが気になるのである。

ともあれ「よかった」のである。
決勝は、勝負にこだわらない気持ちでいる、というか滅茶滅茶に打たれなければいいと思っている。
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どうなる WBC 準決勝

2006-03-18 23:12:26 | 日々雑感
負けたとはいえ失点を抑えての負けが、最後の幸運を生んだ。
勝負には、勝ち方・負け方があるということを改めて教えられた。

選手も言っているが、同じチームに3連敗はキツイ。
相当の覚悟をもって臨むことになり、選手も関係者も我々見るほうも胃が痛い試合になるだろう。

あまり、緊張せずしかし「まなじりをけっして」戦って欲しい。
王監督が言っているように「気持」の問題である。

それにしても、ここにきてマスコミがまた大騒ぎしている。
これが、ちかごろの最もキライなことである。

追伸
 「世に棲む日日」(司馬遼太郎)第1巻を読み終わり第2巻にはいる。
 今夜は宿直、明日は日直の24時間勤務の真っ最中!
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?山田真哉 光文社新書

2006-03-17 23:49:47 | 読んだ
表の帯には
「ミリオンセラー100万部」「数字が大嫌い!!あなたのための本です」
裏には
「会計学の本が初のミリオンセラー!」
とある。

会計学をわかりやすく解説しているのが本書の特徴。
わかりやすくというのは「たとえ」がわかりやすいということである。

著者は「女子大生会計士の事件簿」を書いている。従って私にはなじみの作家である。作家としたが本職は「公認会計士」である。

私は自慢ではないが(といっているときには自慢である)会計学についてはまあまあの知識を有している。しかし、それを「わかりやすく説明せよ」といわれると難しい。

会計学を知っていてなおかつ素人の考えていることをわかっていないと、わかりやすい解説はできない。
会計学の専門家は、会計学を良く知っているが素人のことがよくわからない。

これまでの会計学の本の対象は素人ではなかった。しかし、会計学の本を買うのは素人である。会計に直接携わっている人も、実務をこなしていても理論というのは良く知らないのである。
だから、この本が売れたのではないだろうか?

会計に興味のない人にも面白く読めると思うが、興味のある人にはなお一層面白く読めると思う。
また、会計に携わっている人には「そうか!」とか「なるほど」というようなところが数多くあると思う。
ただし、この本を読んで会計学を修めようなどとは思わないほうがいい。
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卒業式

2006-03-16 23:27:14 | 産能大
正式名称は「学位授与式」であります。
「卒業式」は高校卒業以来のことであります。

横浜まで行って「セレモニー」に参加するだけのことなら・・・と半ば思っていましたが「けじめ」ということもあり出席しました。
しかしそれだけではなく、セレモニーではあるけれどなんだか心に響くものがあり、「学位記」をいただいたとき、4年間が「形」になったようで感慨深いものがありました。

謝恩会では新たに知ることができた人がいたりして、通信教育過程ならではの人の広がりを改めて実感できました。

これで一応の区切りはつきましたが「学ぶ」ということの本質に更に近づいて行きたいと思うし、せっかく勉強をするとっかかりを得たのですから、今後もなんとか何らかの形で継続をしていきたいと思っています。
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JALラビッツ 惜敗 Wリーグファイナル 

2006-03-16 23:18:55 | 観た、聴いた
後半追い上げたものの、53-57で負けてしまった。
リーグ1位と2位の差が出た、といえばそれまでだが・・・

JALはシュートがことごとく外れた。
なぜ外れたかはやはり「気持ち」の問題と思われる。

シャンソンはやっぱり最後には永田と相沢に気迫あふれるプレーがちーむを引っ張った。身長2m.の河(は)が出てがんばったが、永田と相沢につきるような気がする。

残念であった。来年度の健闘を祈りたいが、日本航空そのものがアヤシイので部の存続も・・・という噂も聞く。
何はともあれ、お疲れ様でした。
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青春のうた 第4号 1970年代中期②

2006-03-15 00:00:05 | 読んだ
1.夢の中へ/井上陽水

井上陽水の歌は「傘がない」を評価したのだが、世間的というか私の周りでは好評ではなかったので、当時、自分の感性を疑ったものだった。
そのごこの「夢の中へ」が出たが「いい曲ね」という評価にとどめた。しかし大ヒット、いよいよ自分というものがダメだなあ、と思い始めたのであった。
この曲は本来の井上陽水からしたら「異質」なんではないか、と思っていた。
そうは思いながらもギターを弾いてうたってみると大いに「ノル」歌である。できればハモったりすると、なんとも気持ちのいい歌になる。

2.めまい/小椋佳

小椋佳の歌をじっくり聞いたのは、高校1年の倫理社会の時間であった。
「青春」というアルバムを聴いてその感想を書く、というような授業であった、と思う。
「しおさいの詩」や「さらば青春」は知っていたが、何しろ当時は「吉田拓郎」を神様とあがめようとしていた時期、小椋佳の歌は「キレイ」すぎた。
従って、倫理社会的な感慨はなかったような気がする。(鎌田先生ごめんなさい)
しかし、長ずるに従って小椋佳は心の中にしみこんでくる。
「めまい」は1975年の発表であるので、高校卒業後であり、少しは「おとな」になってきたので、ちょっと気になる曲であった。
勿論、この詩についてはよくわからなかったけれどね。
でも、ギターで前奏をコピーなどして、思いは深いのである。ただし、小椋佳の歌を自分で歌うと、あまりのギャップに幻滅してしまうのである。小椋佳は聴くに限る、と思うのである。

3.私は泣いています/りりィ

今回のCDでは一番心に残った曲である。
当時は、コードが3つで、メロディーも難しくなく、くり返しが多い、「単純な曲」と思っていたが、いまきくとそうでもない。
シンプルなつくりではあるが、そののなかに、りりィのしわがれた声と相俟って、心を打つ響きがある。
この間奏が大好きで、この間奏に詩をつけたらいいのにと思っていたが、やっぱり本線がしっかりしているから間奏がいいんだなあと、今になって思いなおしたりしているのである。ただし、このCDのバージョンでは私の好きだった間奏のバージョンではなかった。

4.冬の稲妻/アリス

いい曲を歌うのにあまり売れないグループ、というのが当時の印象であった。
そのまま消えていくのかと思っていたら、この曲でブレイクした。
循環コードで作られているが、メロディーと歌唱力でそう感じさせない。なによりリズム感がはっきりしていていい。
とはいえ、この歌が出た当時はアリスも「売れる」という世界に行っちゃったなあ、なんて、思っていたりしたのだから笑わせる。
絶頂期にコンサートにいって「ハンド・イン・ハンド」とかいって、隣の人と手をつないだ。今思い出しても恥ずかしいなあ。

5.スローバラード/RCサクセション

この歌ははっきりいってよく知らない。
「ぼくの好きな先生」でデビューしたRCサクセションは注目のグループであったが、その後、田舎の青年の前から情報が消えた。
注目のグループとはいっても、熱烈に思っていたわけでもないので、そう気にもしていなかったのではあるが・・・
そのごロックのほうに行って、益々私とは距離が離れてしまったわけで。
今回、聞いてみて「いい曲」だとは思ったが、それ以上には至らない。つまり青春時代に聞いていないことが原因だと思う。

6.我が良き友よ/かまやつひろし

始めてこの曲を聴いたとき「吉田拓郎は何でこんな歌を作ったんだろう」と思った。何を言いたいんだろう?この裏に何かメッセージがあるんだろうか?などと考えたものである。
すでにこの曲が発表されたときはバンカラは廃れ行く時代だった。
とはいえ、私、高校3年間、真冬以外は「ゲタ」をはいて学校へ行き、その辺をうろついていましたけどね。ひどいときにはゲタをはいて野球をしたりした。
というわけで、この歌の一部には共感するが、全体的には我々よりもっと上の世代の歌なのかと思っている。
それにしても吉田拓郎、当時はまだ29歳くらいではないか、よくこんな歌の発想ができたなあ、と今でもこの歌を聴くと感心しているのである。

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JAL2勝2敗に持ち込み 明日決戦 バスケットWリーグファイナル

2006-03-14 21:58:53 | 観た、聴いた
78対57
数字だけを見ると楽勝だが、第4クオーター半分までは胃の痛い試合だった。

日本航空のチームとしての機能が最後まで崩れなかった。
途中、一昨日の試合のようにシャンソンの永田・相沢の「凄み」にたじろぐ場面があったが、よく持ち直した。

このファイナルは「機能」と「凄み」の対決らしい。
明日は、冷静に一人一人が機能の役割を果たすことができるか、ということと、シャンソンの伝統に裏打ちされた「凄み」にひるまないことが、勝負を決めるのではないか、と思う。
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