小説新潮10月号の警察小説特集「警察官は二度ベルを鳴らす」で池上冬樹が紹介していた誉田哲也の小説「ジウ」に興味がわいたので早速読んでみた。
この小説は面白い。理屈なしに面白い。
さて、この小説はヒロイン二人である。
警視庁刑事部捜査第一課第一特殊犯捜査(SIT)特殊犯罪捜査第二係(特二)の門倉美咲(あだ名は「カンヌ」)27歳と伊崎基子25歳の二人である。
この二人は仲がよくない。
ということから面白い。
仲がよくない、というのは、一方的に伊崎が門倉を嫌っている。
門倉が特二にきたのはその「説得能力」が買われたからである。
特二は犯人と直接やりとりをするところである。その際には「一に説得、二に説得で五くらいで強行突破」という警察の方針から「説得能力」は戦力になるのだそうである。
一方、伊崎は武闘派。強行突破にものすごい才能と力を持っている。そして彼女はものすごい過去をも持っている。
だから、生ぬるい説得なんて方法はきらいである。
この二人が主婦を人質に取った立て篭もり事件に出動する。
そして門倉は失敗をして特二を出され、伊崎は手柄をたてSAT<警備部警備第一課特殊強襲部隊>に女性初の隊員となる。
立て篭もり事件の犯人が、別の誘拐事件に関与していたことがわかり、門倉はその捜査に携わり誘拐事件の主犯「ジウ」を追うこととなる。
一方伊崎はSATの厳しい訓練を積む、それはそれは大変厳しい訓練である。
そして・・・
この誘拐事件の主犯「ジウ」を縦糸にして、警察内部の権力争いと、現場での手柄争いを横軸に物語りは進む。
登場人物たちの性格(キャラ)はきっちりしていてわかりやすい。
このわかりやすいところが、物語の複雑さをなんとかわかりやすいものにしている。
この物語では「ジウ」は姿を現さない。
だから「ジウⅡ」を早速買った。
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この小説は面白い。理屈なしに面白い。
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この二人は仲がよくない。
ということから面白い。
仲がよくない、というのは、一方的に伊崎が門倉を嫌っている。
門倉が特二にきたのはその「説得能力」が買われたからである。
特二は犯人と直接やりとりをするところである。その際には「一に説得、二に説得で五くらいで強行突破」という警察の方針から「説得能力」は戦力になるのだそうである。
一方、伊崎は武闘派。強行突破にものすごい才能と力を持っている。そして彼女はものすごい過去をも持っている。
だから、生ぬるい説得なんて方法はきらいである。
この二人が主婦を人質に取った立て篭もり事件に出動する。
そして門倉は失敗をして特二を出され、伊崎は手柄をたてSAT<警備部警備第一課特殊強襲部隊>に女性初の隊員となる。
立て篭もり事件の犯人が、別の誘拐事件に関与していたことがわかり、門倉はその捜査に携わり誘拐事件の主犯「ジウ」を追うこととなる。
一方伊崎はSATの厳しい訓練を積む、それはそれは大変厳しい訓練である。
そして・・・
この誘拐事件の主犯「ジウ」を縦糸にして、警察内部の権力争いと、現場での手柄争いを横軸に物語りは進む。
登場人物たちの性格(キャラ)はきっちりしていてわかりやすい。
このわかりやすいところが、物語の複雑さをなんとかわかりやすいものにしている。
この物語では「ジウ」は姿を現さない。
だから「ジウⅡ」を早速買った。
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