京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

秋の景色

2015年11月15日 05時46分54秒 | 風景


昨日は、朝から雨だった。
だから本日の写真は、昨日の続きになる。



雨だったけど、暖かい日だった。
建物の中は暑くて困る。
京女と買い物にでる。
我が家の場合、日常の食料品がデパ地下での買い物なんです。
京都の清水寺近辺に住むとそうなる。
買い物難民なんですよ。
しかも、これからのシーズンは、出てもうまく考えないと家にタクシーで帰るおが難しくなる。
荷物をもって坂を登るのは結構辛いですからね。



↑京都市内で問題なのが電線です。気になる時は電線を消します。人も消すことがある。消しやすい状態で撮影しています。

昨日は、往きは京阪バスで行った。
京阪バスは、ノシ放題チケットで乗れないから、市民だけなんです。
これはいい。
市バスは、観光客が多いですからね。



バスから外を観ると雨が降るのに観光の人の多いのにビックリします。
まあ、観光旅行なんだから雨だから休むという訳にもいかないだろう。
父親といっしょでないので、高速で歩けるのが嬉しい。
ゆっくり歩くのはストレスなんです。
ストレスに感じる程、足が回復してくれたことに感謝です。



京都市内の紅葉は、やっぱり月末近くになるのかも。
来週はまた気温の高い状態が続くと天気予報で言っていた。
着る服が難しいですね。
動くと汗をかきます。
またデパ地下なんかに行くと快適とはいいがたい暑さです。



これから数週間、東大路通は車が混むでしょう。
できるだけ、自家用車は避けた方がいい。
交通事故ギリギリの状態をよく見かけます。
日が暮れて、広い通りを地味な服装をした老人が渡っていたります。
危ないですよ。
京都市内の車って結構運転が荒いですから。
タクシーも市バスも荒っぽい運転をする車がある。
お気を付けください。

今日は何を書いているんだ。
すんませんなぁ・・・。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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良い年を!

2015年11月14日 05時55分55秒 | 風景
昨日は、私の病院外来デーだった。
いつものように歩いて行く。
ちょっと早めに付いたけど、診察の受付をして待っていた。
最近、待たされてもiPhoneで速読を聴いているのでイライラしない。
しかもノイズキャンセルのイヤフォンなので騒音をカットしてくれる。
気を付けないといけないのが、名前を呼ばれた時ね。
それは、自分の名前を頭にインプットすると名前を呼ばれた時だけ反応してくれる。
自分の頭の使い方の新しい発見だ。


↑鐘園亭泉涌寺店「B定食」

看護師さんがCTを撮るようにとのこと。
被爆か・・・。
CTは、レントゲンと違って、カメラがどこかわからない。
だからカメラ目線ができないので、あまり好きでない。
カメラに向かってニッコリできないですからね。
まあ、どうでもいいけど。


↑こういう定食が懐かしい

いっしゅん「脳味噌がスカスカになっているかも」という考えが頭をよぎった。
そやけど、一応、予約日の時間通りに歩いて来れたから、致命的にスカスカにはなっていないだろう。
「CT画像に裸のお姉さんが写っていたらどうしよう!」なんて考えもした。
無念無想でCT検査を受けないといけない。
深呼吸して・・・・。


↑こういう手店が気になっている

外来の順番が来て、自分の脳画像と対面。
久しぶりの脳画像だ。
出血の痕跡は完全に消えていた。
なにもなかったような感じ。
スカスカになってなかった。裸のお姉さんも写ってなかった。
よかった。
血圧とかのデータは、iPhoneにグラフとして出るので安定していると説明。
時々血圧が高いのは、父親との外食の影響だと説明。



その他、ちょっと雑談。
ドクターもお父さんの介護モードで苦労していると言っていた。
対応のコツを少し伝授。
次回は、3ヶ月先の予約です。
部屋を出る時お互いに「良い年を!」と言って退出しました。
それから精算で待たされる。



精算が終わったら、次には薬局。
すべて終わって昼食。
鐘園亭泉涌寺店に行く。


↑臥雲橋

食後、折角ここまで来ているので、東福寺に寄る。
もう結構観光客がウロウロしていますね。
面白いほど、日本人とそうでないのがわかる。


↑臥雲橋からの眺め。紅葉はもうすこし先かな。あまりきれいじゃない。天気も悪くなって来ていたけど。

東福寺に行って気になることは、土産物屋が多くなっていること。
幟とかパネルの色彩がお寺の色彩に合ってないように思います。
土産物を売るというか、食べ物を売るのはどうなんだろう・・・。
人が群れているのは、試食するためなんです。
なんかねぇ・・・。
品がないです。

東福寺の紅葉は、まだですね。
葉が縮れたようになっているのがちょっと気になる。
きれいになるんだろうか?

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早冬

2015年11月13日 04時02分33秒 | 風景

↑智積院



「早春」ならうきうきするけど、「早冬」ならあまりうきうきしない。
もう今年もそれ49日(しじゅうくにち)!なんか縁起悪い。
そうか!今日死んだら年内に地極にいけますね。(笑)
そろそろ神戸のフロンドリーブに電話してシトーレンを送ってもらうように指示した。京女が好きなのだ。確かにあそこのシトーレンは美味しい。
まあ、クリスマス云々は我が家の場合関係ないけどね。



そうそう今日は13日の金曜日だ。http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/#
我が家の双子君たちの誕生を思い出す。
長男が逆子で次男が正常だった。
病院で「帝王切開をしないとだめです」なんて言われた。
その手術の日が「13日の金曜日」だった。
その病院はキリスト教系の病院だったので、「私は別に気にしませんがあなた(ドクター)やスタッフは気にしませんか?」と言った。
すると手術日が変更になった。
やっぱり気にするんだ。





今日の写真は、智積院の景色。
人があまりいないでしょ。
ここから博物館のところにでるとすごい人なんです。
いま「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」を開催している。
チケットを買うのに行列、会場に入るのも行列なんです。
ブランドに弱い日本人的絵画鑑賞やね。テレビでやっていたとかもある。
我が文化音痴の父でも言っていたもの。
よほどです。



そうそう先日散髪に行った帰りに、うどん屋さんにお稲荷さんを買いに寄った。
お昼前なのに人がいっぱいだった。
あんな狭いうどん屋の中で人が待っている。立ってですよ。
入り口にも人が群れている。
いい歳をした女性や男性なのに、あの並び方はない。
うどん屋さんも迷惑だろう。
せっかく生の「風神雷神図屏風」を観たんだから、うどん屋でうどんや丼なんか貧弱なものを食べずに、もう少しましなものを食べはったらええのに・・・。



さて、本日は今年最後の病院デーだ。
あのあたりも人が多いんだろうな。

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父、初めてのモーニング

2015年11月12日 05時36分13秒 | 

↑入った所でちょっと待った。坪庭があります。

昨日は早朝から実家に行った。
何をするため?
ゴミを出しにです。
そのためにタクシーを呼んでです。
すごいと思いませんか?


↑イノダコーヒ「ロールパンセット」のスープ

捨てるゴミが金属だった。
代車があるから・・・と父親が言っていた。
あれは、代車じゃない。
母親が買い物の時に鞄なんかを乗せるためのもの。
乗る訳が無い。


↑イノダコーヒ「京の朝食」」

だから、早朝に行ったのです。
想定通り金属(フライパン・鍋・薬缶その他)を入れた透明の袋は重かった。
ゴミを出す場所へ父が一人で持って行けないだろう。
私でも歩き難かったぐらいだしね。
私も股関節に負荷をかけたくなかったレベル。


↑「京の朝食」には、ジュース・コーヒー・クロワッサンが付きます。

なんとか無事にゴミは出せた。
次には、妹の祥月命日作業。
仏壇の電球も交換。
持参した花も飾り付けた。
私用の線香でセット。
私がお参りする時は、私好みの線香を持参します。
仏壇に向かって「オレ来たから安心しなさい」という意味を香りで知らせるのです。


↑「ロールパンセット」、父親と二人で食べたいものを分けて食べました。

さて、それからモーニングタイム。
なんかご褒美が欲しいですからね。
タクシーを呼び、イノダコーヒ本店に行く。
行くと結構人が居た。
どうかんがえても観光客だ。


↑コーヒも私がブラックで半分飲み、父親はミルクと砂糖を入れて飲みました。

禁煙の部屋に座るのに、少し待った。
一人なら喫煙の所に行く所ですが、昨日はお気に入りの場所に父親を連れていくので待ちました。
父親は、モーニングを食べたことがないらしい。
そんな下々の食べるものは未経験なんでしょう。


↑ここが好き。

イノダコーヒは、母親がここのカツサンドが好きでよく大丸店ぐらいに二人で行っていたと思います。
そういえば、私はイノダコーヒのカツサンドを食べた事がない。
次回父親と二人でチャレンジしてみようかな・・・。


↑小鳥の籠があり、小鳥の声が聞こえるのです。

この本店の禁煙部分は、私のお気に入りなんです。
20歳代から来ています。
ここでコーヒを飲みながら、本を読んでいました。
静かだからいいんですよ。BGMもない。小鳥の声がするだけ。
時間の流れが遅く感じる。

当時は、観光客もいなくて、地元の人だけ。
オバハンのグループもいないので快適だった。
最近は、「大人の女子会」という名前の「オッサン化オバハンの会」的グループがウロウロしていない平和な時代だった。



父親は、モーニングコーヒなんてのは、初めてでこのモーニング状態をとても気に入ったと思う。贅沢な朝食ですからね。
次回は、瓢亭の朝粥なんてのはどうだろう?でもあれは夏のものか?
神戸のホテルピエナ神戸で朝食はどうかな・・・。父親と二人で行くのはちょっといややなぁ。
やっぱり瓢亭の朝粥かな。父親は行ったことがないらしいし。
私はあるけど。あの時は大先生のお供だった。
父親は、大市のすっぽんの○鍋も食べたことがないそうです。
すっぽんって嫌いなんだろうな。
すうか、わらじやのうなべも知らないらしい。でもあれは二人で食べるのはちょっと量が多いかも。昔の私じゃないし。

父親は、真面目な人だったのかな・・・。
母親だって一人で喫茶店によう行かんかった。
「不良みたい」と言っていた。
何が不良やねん!

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悲田院

2015年11月11日 04時08分51秒 | 社寺
ここは、悲田院(ひでんいん)。
泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭です。
身寄りのない老人や貧しい人、親のいない子どもを収容する福祉施設である悲田院は、難波宮や平城京内に設けられ、平安京でも東西二箇所の悲田院が設けあれた。



寺院としての悲田院と平安京の悲田院との関係には不明なところが、寺伝によると、鎌倉時代の延慶(えんけい)元年(1308)、無人如導(むにんじょどう)により安居院(上京区)に天台・真言・禅・浄土の四宗兼学の寺院として建立され、平安京の悲田院の名が引き継がれた。


↑そういえばいつか甘酒接待で来たことがある

後花園天皇(在位1428~1464)は当寺を勅願寺とし、これより代々の住職は天皇の綸旨(りんじ)を賜り、紫衣参内が許された。また同天皇崩御の際には当院で葬儀が行われた。



兵乱により衰微するが、正保2年(1645)、如周恵公が高槻城主永井直清の帰依により、この地に移し再興したのが現在の寺域である。幕末までは高槻藩の庇護のもと大いに栄えた。
本堂は再興寺の建物で、本尊の阿弥陀如来立像のはか。快慶作の宝冠阿弥陀如来座像が祀られ、襖絵は土佐光起・光成親子の力作である。毘沙門堂の毘沙門天は「泉山七福神」の一つとして信仰を集めている。また、煎茶道「東仙流」の総司所として煎茶道の普及に努めている。


↑これ、ちょっと面白いと思いますか?

以上が高札の書き写しでした。
たまにはこういうのもやらないとね。



ここからの風景は、病室からの風景を思い出す。
左の方に京都タワーが見えるでしょ。



こちらの風景も懐かしい。
リハビリ室からの風景なんです。
清水寺方面の方向で、山を越えて次の山も越えたあたりが我が家がある。
リハビリ室から眺めて早く帰りたいと思っていたのです。
ちょっと懐かしい。

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父親は無事でした

2015年11月10日 05時05分54秒 | 風景・和菓子


昨日の朝、そっと父親に電話してみた。
麻婆豆腐が効きすぎて、ひっくり返っているかも・・・。
父は元気だった。
よかった。
父の人生にとって、パンチのある辛さだっただろう。
人生は辛いものなのだ。



「美味しかった!」と言ってくれた。
「久しぶりに作ったのよ。やっぱり自分で作ったのが一番」
京男の実力がちょっとわかったみたい。
父は、私の作るパスタやピザ、餃子や包子、タルト類の美味しさを知らない。
きっと調理師の免許を持っているのも忘れているだろう。
だから栄養学も詳しいのに・・・。
食べ物に関しては専門だから、私の指導を素直に受けたらいいのに。



最近、父親との間合いがとれてきた。
親子でも間合いを間違うと困ったことになる。
コツは、あまり近づき過ぎないことかな。
「着かず、離れず、妥協せず」
「温淡」
という感じね。
これは、ここ数十年色々学んだ成果ね。
「温淡」とは、「冷淡」の逆かな。
茶席の床の間には、よく『淡交斎』という文字が掲げてある。これは『斉(ひと)しく淡(あわ)く交(まじ)わる』と読みます。
人とお付き合いするには、相手の心の自由さの領域まで踏み込んではならない。お互いの間には、心の生け垣をさりげなく置いておくことだ、とこの言葉は言っているのではないでしょうか?」
親子であっても、その心の生け垣は大事だと思いますね。


↑総本家駿河屋「さざんか」

でも最近、父親は、どちらかというと私の弟子状態になってきました。
Apple Musicという聴き放題の音楽システムを教えております。
父親は、クラシック音楽が好きなんです。
だからクラシック音楽を色々アットランダムに聴いている。
時々「この曲名はなに?」と質問します。
父親は必死に考えて答えます。
聴いた曲のリストをノートに書くように軽く言っております。
そのためには、私もある程度詳しくないといけません。
だから私も聴く。
本の朗読も一日3冊は聴く。
業務上必要な本なんです。


↑もちかわ、白こしあん

私にとってもいい訓練です。
手は違う作業をしています。
仕事部屋にいるとこんなことの連続。
昨日は、机の前でジッとしていた。雨も降っていたから。
ポストまで郵便物を取りに行くとき、階段でフラッとした。
よく考えたら座りっぱなし状態だった。
これは気を付けないといけない。
外にもでないとね。
今日は出られるかな?

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自分で作る麻婆豆腐

2015年11月09日 04時16分11秒 | 
昨日は一日中雨、でも暖かい。
お昼に久しぶりに麻婆豆腐を作ってみた。
時々、自分で作ったものが食べたくなる。
外にものは、あまり美味しくないのです。



本場の辛さのものを出す店はある。
でも味に深みがない。
ペランとした感じで辛いだけ。
それではいけない。


↑血之池地獄みたい。こんなのなら浸かってもいいかも。

京男が作るのは、複雑な味なんです。
豆板醤、甜麺醤、干七星椒、干花椒、五香粉、ニンニク、生姜
油もごま油、ココナッツオイル、サラダ油
隠し甘味で甘酒をちょっと入れる。


↑完成

作るのは最初、辣油を作るような状態で干七星椒を油で煮る作業から入るのです。
豆板醤は、たくさん使うとあまり辛くなく、塩っぱい感じになる。
だから最初に辣油状態から作り始めるのです。
こんなのを食べたら外で食べるのがアホらしくなる。
もりろん、食べたら上半身から汗が噴き出します。
でも胃に負担をかける程ではない。
辛さは、食べ終わるとサッと消える。


↑食べる時、山椒の粉を振りかけるとよりnice!

昨日は、これを実家に持っていきました。
さて、食べてどうなったかな・・・。(笑)
父親の脳が活性化したかも。
それとカニかまのリアルなのを「松葉ガニ」と言って置いて来た。
多分ばれてないと思う。

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新しいのか古いのか・・・

2015年11月08日 04時35分40秒 | 風景・和菓子
京都市内が秋の色になってきた。
でもここ数日の暑さにはちょっとびっくり。
服装に困ります。
時々、旅行者だと思うけど、ダウンを着ていたり、逆に半袖で歩いていたりする。
私も夏仕様に近いかな。
動くと汗ですから。



今日の風景の写真は、泉涌寺に行こうと思った時のものです。
機嫌良く歩いていたら、ところが人がやたら泉涌寺の方に行く。
新興宗教の法要みたいなのをやっていた。
これでは、ゆっくり撮影できないと思っていると、スマホが鳴った。
でると仕事の依頼だった。



つまりデスクワークをせよとのこと。
仕事モードになったので、タクシーで帰ってしまった。
まだちょっと写真はありますが、それはまた明日。


↑実際に使えます。ただしカードは使えません。

上の公衆電話が面白いでしょ。
公衆電話が少なくなりましたね。
いつの間にかほとんどの人が携帯かスマホをもっている。
有線の電話がない家庭が増えてきた。
ファックスもない家庭もある。
その有線も光とかになり、停電すると使えないらしい。
光といってもプラグを抜いても懐中電灯の代わりにはなりません。


↑猫が気持良さそうだった。視線はことらを見ていました。

この公衆電話がアナログっぽいけど、プッシュホンになっている。
若い世代だとダイヤル式の電話だと操作がわからない人がいるそうです。
昔は、電話がある家って少なかった。
私のところはなぜか電話があった。そうだテレビも早かったように思います。
そういうことで、隣の家の電話の取り次ぎをしていました。
テレビだって、近所の子供が「テレビを観せて」とやってきたものです。
そんな時代でした。


↑千本玉寿軒「姫神」
これは、七五三テーマの生菓子。京都市内は、七五三みたいな人がいっぱい歩いている。ペンペラペンの田舎臭い着物みたいなものを来て京都観光をしている。あれが着物だと思っている。京都人は眉を顰めております。

そういう時代の方が人に物事を伝える時、丁寧にしていたように思います。
ハガキだって書いていたし、ラブレターも封書で送るか、靴箱に入れていた。
いまは、気軽にLINEかメールですからね。
気軽だから、別れるのも気軽。
会社を辞めるのも、辞める子がメールを送ってくるらしい。
それは、ないですよね。
そういう人は、必ずそういう人生を送るのでしょう。



子供に「名刺を交換したら、メールで御礼じゃなく、ハガキを手書きで送るといいよ」とアドバイスします。下手な字でもいいのです。(誤字はいけませんが)
その方が目立ちます。
英語は喋れなくても、きれいな日本語を喋れる方がいい。
日本って有り難い国です。
英語が喋れなくても生きて行ける。
周辺の国は、英語が喋れないと出世もできない。まあ、日本でも会議を英語でなんて会社もあるらしいけど。


↑外郎、白こしあん

議論するなら、英語なんだろうな。
京都語なんかだと議論にならないです。
グレーにしてしまう。表だって闘わない喋り方をする。
しっかり相手の考えている事を察することができないといけない。
ボーッとしていたらあかんのです。
口調は柔らかいけど、内容は辛辣。
昔は、そういう喋り方が嫌いやった。
でも、相手をできるだけ傷つけない喋り方なんです。
それが他府県の人がわからない。

次男は関東で働いているけど、どうなんだろう?
少なくとも「大阪からきました」というより一目おかれているでしょうね。
それも「清水寺の境内放送が聞こえる所に住んでいる」なんて行ったら尊敬されるかもね。きっと得しているだろう。

なんかとりとめのない内容でした。
いつものことか。
おやかまっさんどした。

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極端

2015年11月07日 05時18分58秒 | 

↑四六時中の「豚生姜焼き」だったかな・・・

昨日は、朝から御飯を食べる時間がないぐらい作業に追われておりました。
外部でやってもらう作業が昨日中でないと本日は休みなんでそうなってしまう。
週休二日は辛いです。
これが東京ならそういうサービスの会社はやっているだろうな。


↑最近なぜか肉が食べたいのです

本日のような写真を見ているとたまりません。
肉が食べたい!
昨日の作業ができたので外部の作業をしてもらうところに行き、帰りに肉屋によった。塩タンにする用の上タンを500グラム買いました。
カッパ※400グラムも辛口ニンニクのもみだれを指定。
いつものように手作りニンニクウインナーも買う。
※カッパ/牛の前腹の皮と脂身の間にある赤いスジ肉。濃厚な肉の旨味が特徴。


↑鐘園亭 泉涌寺店「回鍋肉レンチ」

次いでキムチ屋さんに行く。
チジミやキュウリのキムチ、水キムチなんかを買う。
これで肉が食べられる。


↑私が病院に行くとこういうのを食べます。昔の中華定食という感じが妙に新鮮。

我が家は、外で焼き肉を食べないのです。
家で十分、野菜も焼かない。
キムチが野菜の代わりなんですよ。
子供たちがみないた頃は、肉も2キロぐらい買ってきていた。
キムチは同じぐらいかな。
焼くのは焼き肉屋さんが置いているモノを大阪の道具屋筋で買って置いてあります。



このカップは、illy イリー デミタスカップ。
父親用にネットで購入。
最近、父親にエスプレッソコーヒーの入れ方を教えています。
エスプレッソ用の肉厚で丸い感じのカップがなかなか売っていない。
結局ネットで購入でした。
このカップ、手に持った感じと唇にあたら感じ、お皿を持つ時の持ちやすさがいいのですよ。しかも肉厚だからコーヒーが冷めにくい。
父親が結構気に入って使っています。
父親一人用だから私の使っている「ALESSI アレッシィ エスプレッソコーヒーメーカー」が量が多すぎなので、ネジ式小さなコーヒーメーカーを選択した。
最近の父親は凄い改革だと思います。
音楽もApple Music‎になっていて、色んな曲で脳を刺激してくれる。
晩年だけど、すべてが新しくなっている。

和菓子
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父親デー

2015年11月06日 04時17分47秒 | 

↑父親はスープが好きなのでポタージュ

昨日は、父親の外食デー。
これは父親が勝手に決めてたもの。
「忙しかったら、いいよ。一人で行くから」と言う。
そういう訳に行かないので、できるだけ時間を取るようにしております。


↑父親「野菜オムレツとクリームコロッケ」

昨日は、実家の電気コンセントの修正をしていた。
些細な配線がつまづいて転ける原因になるのです。
父が通る所の障害になるものは、移動させた。
電源ケーブルはスッキリとしないといけません。
なんて書いているけど、自分のオフィス部分の配線はタコだれけ。
誰か代わりにやって欲しい。


↑京男「鶏グリルとクリームコロッケ」

次ぎに新しい靴を買いに行く。
新しい靴に合わせて中敷きも作ってもらう。
これで冬のお出かけは完璧ねっ!
もう一人おばあさんがいたので、喋る。
最近、老人トークが上手くなりました。
父親がそのおばあさんい「若い!」と言ってもらい、父親はご満悦。


↑食後のホットケーキ、2皿にしてもらいました

次ぎにランチです。
スマート珈琲店へ。
2階でランチを食べた。
上手い具合に席が空いていた。
ラッキー。
食べたのが今日の写真。


↑コーヒー、まず私がブラックで三分の二飲み、お子様モードの父親がミルクと砂糖を入れて飲む。

もうお腹が一杯なんですが、折角来たんだからとホットケーキを注文。
わかますと言ったら、お姉さんが2皿にしてくれた。
ありがとう!

この後、旅行社に行き、年末年始の旅行を固定。年越しは近場の温泉で過ごします。
部屋に露天風呂がついている部屋を2部屋確保完了。
きっとあっと言う間に年末になるんだろうな。
ご褒美を設定して、さあ、年末まで顔晴るぞ!

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かたち

2015年11月05日 04時10分18秒 | 風景


昨日、晩ご飯の時、カメムシ騒動があった。
京女は、恐がり結局私が捕まえる。
ただ、蛍光灯の所にいるカメムシを捕まえるのは難しい。
しかも、イスか机の上に登らないといけない。
私一人ならそのままにして置くけど・・・
高いところに不用意に登り落ちたらしゃれにならないしね。
しかも、捕まえたら彼等は匂いを出す。
私は、嫌いな匂いではないんだけどなぁ・・・。
カメムシを油で揚げたら美味しいかもと密かに思っているほど。
あのパクチーっぽい匂いがちょっと好き。


↑火事対策で龍モチーフが結構あります


↑ここは、邪鬼のおっさんが支えていませんね。

殺すのは、輪ゴムで十分なんだけど、きっと匂いと死体が散らばるのが嫌がる。
殺虫剤は、使えない。
愛用のピンセットを使う。
ピンセットで足を捕まえ袋に入れる。
そして、室外に退散してもらう。
そういうのは、とても得意なんですよ。
お箸で蝿を捕まえたこともあります。
ようするに、捕まえる方が捕まえようと思わない状態で捕まえるだけなんです。
思うと逃げる。ゴキブリなんかでも同じ。
ゴキブリの場合は、匂いは関係ないから輪ゴムで急所に当て倒します。
ゴキブリの急所・・・頭を潰します。


↑階段の補強がすごい!


↑支える柱もきれい

年に何回か部屋に入ってくるムカデは輪ゴムではしなない。
動きも速いしね。
割り箸で捕まえます。


↑お寺全体でこういうのがどれぐらいあるんだろうな。隠れキャラとかないのかな?

写真と表題と違った内容になってしまった。
ちょっとだけ写真の補足説明。
本日の写真は、東本願寺の境内の写真。
こういうめだたないところにある形が好きなんです。
大きな本当はすごいけど、あまり興味ない。
なんでかな・・・。
こういう大きなお寺は好きでないのかも。

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銀杏黄葉之艶

2015年11月04日 05時38分01秒 | 風景・和菓子


朝が冷えてきた。
厚めのタオルケットをダウンに替えてもらった。
もう天国ですね。
露天風呂に入る夢ばかり観る。
その前は、滝行をしていたり、雪山を歩いている夢が多かった。
まあ、それも面白いけど。



そんな寒いのならもっと早く掛け布団を替えたらいいのに・・・。
でも肩のあたりは汗をかいていたりする。
暑がりなんですが、身体が冷えているという変な状態やね。
だからタオルケットなんです。



でもどうやら薄手のダウンで快適になった。
すごく得した気持になり、夜明けが遅くなったのも手伝い、布団にくるまってiPhoneで朗読を聴いております。ささやかだけど至極の時。
気をつけないと寝たきりになるかも。(笑)



外に出ると秋の初めらしい色合いになってきた。
これからもっと黄や赤の色が鮮やかになってくるのでしょう。
それに伴って観光の人も多い。
いまは、修学旅行の季節かな。



近年の京都は、年がら年中観光客がウロウロしているように思う。
京都のブランド力はすごいものです。
黄葉や紅葉でも大道具や小道具があると貧相で発色が悪い紅葉でも綺麗にみえる。
しかも最近、ライトアップの力やね。
これが中国やったら夜になったら色を吹きつけるのかもね。京都はまだそこまではやらない。いまのところは。
でもテレビやポスターは、画像修正で綺麗に見せています。
みなさん、だまされたらあきまへんで。


↑二條若狹屋「みのり」


↑きんとん、粒あん

今日の写真は、東本願寺前の銀杏。
ちょうどたくさんの銀杏が落ちていた。
腹一杯銀案が食べられるのに・・・そうかたくさん食べたらあかんのやった。
そう思いながら撮影しておりました。


和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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干・乾・チリ・タコ

2015年11月03日 05時07分33秒 | 
美味しそうでしょ。
これオムレツにエビチリをかけたものなんです。
ごはんがごはんがすすむ君になること間違いない。


↑七福家「オムレツチリソース」名前は不確かです

中国料理屋だんのメニューを見ると「干焼」とか「乾焼」という料理。
「干焼」も「乾焼」も同じ料理方法です。
なぜ違うのかは、よくわかりません。
中国大陸では「干焼」という表示が多く、香港や台湾は「乾焼」という表示が多いようです。



「干焼」や「乾焼」は、チリソースなのかというとそうではない。
加熱した材料に水分と調味料を加えて沸騰させ、弱火~中火で加熱しながら材料に味を浸透させた後、強火で煮汁を煮詰めて仕上げる料理法のことをいいます。
料理名の組み立て方は、「干焼」or「乾焼」+「食材名」となります。
エビを材料で使った場合は次のようになります。
「乾焼鮮牡蠣」→乾焼+牡蠣、牡蠣を乾焼調理したもの、食べたいなぁ
「乾焼明蝦」→乾焼+明蝦、大正海老を乾焼調理したもの(最近車エビと書かなくなったかも。昔、そういう事件がありましたね)
「乾焼鯉魚」→乾焼+鯉魚、鯉の辛味煮詰め


↑京女さんは「エビチリ定食」

「干焼」や「乾焼」に対して、エビチリという料理がありますね。
あれは、おそらく陳建民さんが日本に来て、日本人に食べやすい形で四川料理を食べてもらおうと工夫して作られたものかもしれません。
麻婆豆腐、回鍋肉、エビチリなんかもそうだと思います。
NHKの『きょうの料理』の影響は大きいでしょうね。
きっと日本のエビチリや麻婆豆腐は、本場より美味しいと思いますね。
なにかの時に昔の番組を放送していたのをDVDで保存してある。
「辻留」の初代辻留次郎さんの映像もある。帝国ホテルの村上信夫さんもある。
あの時代の人は、存在感があったと思う。いまは、シェフなんてそこら中にいる。
パティシエやソムリエなんかもね。
昔の人と比べたらだめだと思うけど、料理を比べたらやっぱりわかる。最近、外でチャンとしたコンソメスープが出て来ない。すべての基本なのにね。
確かに盛りつけは綺麗になったけど、料理としてどうやろ。
サービスもソールムニエルの骨を客の前ではずせる人はとても少ないだろう。
ホテルの総支配人だった義兄と話すともういないと行っていた。
寂しいことです。


↑京都ヨドバシカメラ、純韓国料理 チャンチ で一人寂しく食べた「タコの石焼ビビンバ」

いつも話しが脱線してしまいます。
今日のランチは、京女と実家に行く前に七福家で食べたもの。
結構久しぶりだった。


↑タコが美味しかった

帰りにビィヤントの前を通るのです。
香りに負けて、持って帰ったりします。
たまに、二人でお店で食べたりする。
やっぱり、お店で食べるのが一番。
実家に行くのもなにかご褒美がなくちゃね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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十二支って言えますか?

2015年11月02日 05時00分22秒 | 風景


表題を書いていて、自分で言えるかためしてみた。
ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い・・・ちょっと怪しかった。
皆さんはどうですか?



漢字になると難易度が高い。
子→読み上げソフトは「こ」と読む
丑→「うし」と読む
寅→「とら」と読む
卯→「う」と読んだ
辰→「たつ」と読んだ
巳→「み」と読んだ
午→「うま」と読んだ
未→「ひつじ」と読んだ。でも頭は「み」と読む
申→「さる」と読んだ。頭は「もう」「しん」と読む
酉→「とり」と読んだ。頭は納得していない。
戌→読み上げソフトは「まもる」と読んだ
亥→「い」と読んだ
いまの子供達は読むことができるんだろうか?



順番からすると「子=ねずみ」が一番になっているでしょ。
理由は、各々の動物が競争をしたらしい。どこからどこまでは不明。「丑=牛」が一番だったそうです。普通なら「午=馬」になりそうだけど、理由は?です。
終着点に来た「丑=牛」の背中にずっと「子=ねずみ」が飛び降り、一位となったそうです。なんかちょっと狡い話。



この十二支は、時間を表す記号だった。
一年の十二か月、24時間を1時間で分けた場合の言い方も十二支になっている。
それと同時に十二支で方角も表す。



この十二支と十干で60通りの組み合わせができている。
なぜ60なのか?
それは、木星の観測と関係あるそうです。
誰がこんなことを考えたんだろう・・・。



動物も国によって違ったりする。
猪が豚だったり、兔が猫だったり、虎が豹だったりする。



ついでに「六曜(ろくよう)」というのもある。
暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜というやつです。
「結婚式は大安がいい」「今日は大安だから宝くじを買おう」「葬式は友引はあかん」「今日は友引やし、コンパをしよう」「今日は大安やから漬物を買おう」「仏滅やからキリスト教の教会に行こう」とかいうやつです。
カレンダーについていますよね。


↑来年は、申(さる)ですね。

この六曜は、よくわかりません。
迷信・占いの類だから、カレンダーに載せる必要はないということで、公のカレンダーで表示があったのを理由に回収騒ぎが起こったらしい。
官費で迷信・占いのようなものを載せるなということのようです。
「日曜日」ってあるじゃないですか、あれはキリスト教的な考え方ですよね。安息日ということ。なら「日曜日」が休みというのも宗教的な表示となります。それはいいんだろうか?
まあ、あまり細かいことをいわんことかもね。

※ここは、東寺境内、贔屓のお隣です。

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中村 肇
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難しい

2015年11月01日 06時14分28秒 | 
最近、父親といっしょに食事をすることが多い。
その際、いつもの習慣で写真を撮る。
これが難しい。


↑この写真が色っぽい

父親に気をとられるからなんです。
躾のされていないペットのような状態。
食べる物が来たら、ジットしていられない感じね。
こういうのは年代の影響なのかな・・・。
商家に育ったからなのかな?


↑四川料理「楽洛」ランチ

同じような人も同じ。
昔の商家・・・いまでもそうかもしれないが・・・食事に時間をかけてはいけないと躾けられているようだ。
ゆっくり味わって食べてはいけない。
さっさと食べて、働くのが商人の基本とね。


↑辛くない麻婆豆腐

その気のようなものが伝わるのか、こちらまで落ち着かなくなる。
私がまだまだ未熟な証拠なのかも。
調子のいい時は、睨むと動かなくなるのです。


↑四六時中「うなぎ定食?」

それは料理によるようです。
作った人の気合いが料理でうかがえるものは、出てくると食べる方も敬意を払う。
これは、無意識の世界。
そういう気持にさせる料理が最近少ないように思う。


↑四六時中「牡蠣三昧?」

また、世界観が揺さぶられる料理にもあまり出会わない。
高級なお店とか価格が安いお店ということでなく。
昔、安い何気ない食べ物でドキッとした食べ物に出会ったことがあります。


↑イノダコーヒ「レモンパイ」なんで突然、こんなものを父親は注文したのか謎なんです。甘過ぎ。

さきほど書いたように、誰と食べるかというのもある。
父親と食事を共にすると食べ物に意識が集中できない。
私は、いままであまりストレスとは縁がなかった。
だからびっくりしております。

私と父親では、食事に対する姿勢がまったく逆なんです。
父親は、食べ物と会話ができない。
ただ、喰っているだけ。動物と同じ。


↑イノダコーヒ「紅茶」イノダコーヒで紅茶を頼む人って珍しい。

19歳ぐらいに読んだ『美味礼讃』の著者、ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァランの言葉を思い出す。
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間か言いあててみせよう」
「禽獣はくらい、人間は食べる。教養ある人にして初めて食べ方を知る」
「チーズのないデザートは片目の美女である」(これは私の好きな言葉)
この本の中で「グルマンディーズ」という言葉がでてきて、後に「グルメ」なる日本語ができたんだと思います。

きっとブリア=サヴァランさんは、B級グルメとかC級グルメを見たらどういうだろう?
そうそう19歳ぐらいでこんな本から始まり、色んな本を読破し、テーブルマナーも修得し、関西の色々な場所に食べ歩いていたんです。当時の大阪や神戸は良かった。
舌も肥えたわけです。
母親のハンバーグをボロクソいい、ケンカした事件があり、調理師学校に入学することになったのです。母の言葉「自分でリンゴの皮も剥けへんのに偉そうなことを言うな!」確かにその通りだった。それから1年身体で調理技術を覚えたのです。


↑イノダコーヒ「クリームあんみつ」本当はレモンアイスクリームを食べたかったんだけど・・・。

話が違う方に走りだしますね。
どうも最近、手が勝手に動いて行くのです。
困ったもんだ。

父親の弁護も少し書いておきます。
父親の世代は、戦争も体験し、戦後日本の経済的な復興を担ってきた世代。
食べることを文化とか、甘いことを言うなという人が多いのです。
私は、どちらかというと母方の祖父の影響が強いのだと思います。
明治の遊び人の感じですね。隔世遺伝なんだと思います。
私の回りの無理解に苦しんでいる時、それでいいと言ってくれたのが母方の祖父だった。
でもいま、父親と食事をしたりするのは、スポンサーへの感謝を接待することで返しているのかもしれません。多分、父親はちょっとは喜んでいると思う。
もし、父親が先に逝くことがあったら「結構面白かった」と言わせたいものです。
私のストレス度がアップしないように、文化度は上げて欲しいけど。

※なんかまとまりのない文章ですね。手が勝手にキーボードを打つのです。ちょっと面白がっています。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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