![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c4/2a2fd731009354ed62bc9fe1ecb4cdde.jpg)
過去におみくじを作ったことが何回かある。
社寺用のおみくじから、お遊びのおみくじまで。
そのために、社寺用品の問屋に行き、色々なおみくじを買ったことがあります。
中には大凶がないタイプのものもあった。
それは各々の社寺の考え方によるのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f3/8ac3ef9b39ba05b64ee8a53634214d28.jpg)
「大吉」だったから喜んではいけないのですよ。
易経六十四卦で「亢龍有悔(こうりゅうくいあり) 」というのがあります。
「亢龍」とは昇りすぎた龍。「昇りすぎた龍は後悔することになる」。進むを知って退くを知らず、強気でやりすぎ、周囲から浮いてし まった姿が「亢龍」なのです。これ以上進めば心臓が止まって昇天してしまうか、燃料切れで墜落してしまうでしょう。
これと同じ意味があります。
道を極めた人なら問題ないのですが、そうでない凡夫は危ない。
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↑おみくじを制作した時のキャラが今日の京男のキャラになりました。いまのモノはちょっと修正しています。
逆に「大凶」というもの同じようなことが言える。
「大凶」だと悲観してはいけない。考え方、身の処し方によっては「大吉」に通じるのです。
人間というのは面白いものですね。
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↑新型のカメラでテスト的に撮影
神仏の前で、その考え方、身の処し方を問われる作業だと思う。
占い全般もそういう一面がある。
易の隠れた達人が友人にいました。
彼は、私より年上でした。
立派な会社のオーナーだった。学歴も京大医学部卒、武術の達人でもあった。
彼が易の師匠から言われたことが印象に残っている。
「四柱推命は1000人の命式を作ってからものを云え。そして易は10000件を立筮してからものを云え」といわれたそうです。
四柱推命は1日1人として年に365人ですから、凡そ二~三年で命式を作りましたが、易は1日1件平均として年365件、凡そ30年で10000件になります。多分最近になって漸くその数に達したかも知れません。
彼は、職業的に立筮していなかったのです。
「占いは、売らない」なんだそうです。
自分の身心を守る術をもたないと寿命を縮めるのです。
職業的にやるとリスクが多くなるんです。
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↑二條若狹屋「都がさね」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/16/bab6f22acfeff19b654177fd258a3676.jpg)
↑薯蕷羹、栗あん
話しをおみくじに戻します。
普通、おみくじの種類は、
大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶
ですが、もっと細かく別けると
大吉→中吉→小吉→吉→半吉→末吉→末小吉→凶→小凶→半凶→末凶→大凶
となります。
いずれにしても、前向きにとらえることが大事。
振り回されるなら、やらないことです。
![]() | 和菓子 |
中村 肇 | |
河出書房新社 |
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko
>いずれにしても、前向きにとらえることが大事。
>振り回されるなら、やらないことです。
そう思います。
二條若狹屋「都がさね」、色合い、形もかわいいですね。
でも占いに振り回される人も多い。
自分で下駄占いでもするのがいいかも。
秋になり和菓子が華やかになってきました。
京男さんの眉に似ているのかしら?
おみくじは和歌が書いてあるのが好きです。
(和歌だけでもいいかな。。。)
二條若狹屋さんの「都がさね」、綺麗ですね。
菊バージョンは初めて見ました。
和歌だけのおみくじ、なるほど、いいかも。
川柳でやったらどうかな・・・。
先日「足して引き ひとつ残れば いい人生」というのをラジオで聞きました。こういうのがいいかも。
和菓子、秋らしくなってきました。