三室戸寺に行くと平等院方面に歩いて行くことが多い。
ここ数日の記事の後も徒歩で移動。
京阪電車なら一駅なのですが、わずかな距離です。
ただし反対方向に行くとちょっと困りますが。
方向がただしかったら川が見えてきます。
これが宇治橋。
宇治橋は古今和歌集や紫式部の源氏物語に登場する。
能の「鉄輪(かなわ)」で登場する橋姫伝説でも有名です。
「鉄輪」って怖い話。
伊勢神宮の宇治橋といいますね。
昔の人にとって橋は、俗界と聖界との掛けるものというような特別な意味があったかもしれません。
しっかり神様を祀らないと洪水なんかの被害が出ると考えた。
水の力は怖いものね。
この場所が三の間。
三の間は宇治橋特有のもので、その名前の由来は西詰から三つ目の柱間に設けられているところによるものです。三の間の一番古い記録は、永禄8年(1565年)に松永秀久が千利休らを招いた茶会で、三の間から汲み上げた水を使ったというものです。その他、豊臣秀吉が茶会の際にはこの三の間から水を汲ませたという話は有名ですが、今のような張り出しが設けられたのは江戸時代に入ってからと考えられています。
よく見ると金具も立派なものですね。
ここで10月に名水汲上式という儀式があります。
金具の輪を念力で立ててみました。
心が清くなけらべ立ちません。(笑)
↑総本家駿河屋「雨上がり」
↑きんとん、粒あん
Twitter→@kyo_otoko
総本家駿河屋「雨上がり」、このところお天気が不安定ですね。
その雄大さにぼんやりしてしまいます。
ぼんやりしたまま時間が過ぎ
そのままホテルに帰るだけでした。
こうやって由来を聞くと
やはり知ることって大事だと思います。
景色や風までが違って見えてきます。
ちょっと由来をしっていると景色の見え方もかわりますよ。