京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

スープをすする音が我慢できなかった

2020年02月16日 04時18分59秒 | 

これは、先週父親と食事をした時の話。
この間は、病院で待ち合わせだった。
大きな病院は、愉しくないですね。
病人がたくさんおられるしね。
でも父親は、ブランドがいいのか好きなんです。
黙っていたら「病院で食事をしよう」なんていいます。
私は、両親の付き添いで病院に通っていた愉しくない思い出があるからあまり好きになれない。
父親はなぜあのような場所が好きなんだろう?
不思議です。先生様が好きなのかな?

↑スマート珈琲店2階、ポタージュ

この先週の病院は、採血だけだったから、父親1人で行かせました。
診察室に入る時は、私が必ず付き添います。私はドクターにお聞きしたいことや聞きたいことがたくさんありますからね。父親だけでは、全然対応していないのです。世間話程度かな?ドクターも時間が長くなり困られるだろうしね。でも私が喋りだすとかえって長くなるかも・・・。なんか悲しい。

↑飲み方を指導しておりました。まあ、聞いてないとは思うけど。

父親のランチ希望は「洋食」でした。
私は、食べたくなかったけど・・・。
スマート珈琲店の2階に行くことにしました。
食べたのが本日の写真。

↑父親は、これを食べました。

父親が好きなポタージュスープも注文した。
盛大に音を立ててくれました。
なぜか先日は「静かに飲みましょう」と言ってしまった。
どうやらテーブルマナーの訓練を受けていないようなのです。

↑私は、これです。ポークソテー2枚とか注文できないのかな?

観察するとスプーンの使い方がだめなんです。
まずスプーンの持ち方が悪い。
そしてスープをスプーンですくう量が多すぎる。
口に対して平行にして、スプーンの横にしたまま、飲もうとする。
そんなことをするから、こぼしてしまうのです。

基本は、口に対してスプーンを垂直に傾け、スープを啜るのでなく、流し混むと音がしない。それが理解していない。しかも姿勢が悪い。
脇を閉めなさい!
口にスープがついたら、ナプキンで拭いなさい。
父は、ウエットの紙ナプキンで口を拭う癖がある。あのウエットタイプは、アルコールと漂白剤が含まれている場合があり、口を拭うと口の周りが荒れる原因になるので高齢者はやってはいけない。どうしてもウエットディッシュが欲しいなら自前で非アルコールタイプを持参するようにしない。

↑父親もパンだった。私の真似をするのです。まあ、お皿に盛ったライスよりパンの方がいいですね。ライスがパリパリになるのであまり好きでないのです。お皿のライス。

先日は、お店が静かだったのでスープを啜る音が大きく感じられたのです。
父親は、よくホテルで食事というのです。これでは、いっしょに生きたくない。
両親は、よくホテルに行って食事をしていたようです。どんな食べ方をしていたんだろう?

↑デザートのプリン。いつもならホットケーキなんですがこの日は私が食べられなかったのです。

それとか、高齢になると袖にソースを付けたりする。
手の末端まで神経が行き届かないのかもしれません。
若い時にしっかり訓練しておいたら身体が覚えるのですが・・・。

↑この階段を降りるのがいいリハビリになります。松葉杖の時なら、私でもちょっとビビります。

この日、思わず口だししてしまった。
横で食事をして、私が不快になることは止めて欲しい。
店内が静かだったからかも。
普段は、そんな細かいことは言わないのですが・・・。
ムシの居所が悪かったのかなぁ・・・。
でも、デイサービスで食事をしていて、ズルズルと音立てたら、親の顔ならぬ、息子の顔がみたいと思われるので・・・考え過ぎか。

 

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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Twitter→@kyo_otoko

コメント (4)
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