京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

光るJK

2017年08月27日 06時47分42秒 | 洛外・食

↑ベジョータ マス「イベリコ豚のお豆腐入りハンバーグ(ローストチキン付)」昨日のランチ

昨日、大阪に向かう電車に乗るために、バスに乗っていた。
結構、女子校生が乗っていたのです。
私は、座るとQuietControl 30 wireless headphonesのイヤフォンをつける。
これでバスの騒音や人の声から開放される。
前の席に二人の女子校生が何かを話していたのです。
話が進むにつれて、二人で笑いだした。
その様がまさしく「箸が転んでもおかしい年頃」の例え通りだった。
こちらは、あまり聞こえないから余裕だったかも。


↑ローストチキン、手づかみで食べるのが美味しい。

フト気が付いたのです。
彼女達がボーッと光っている。
これには、ちょっと驚いた。
いわゆるオーラというやつです。
特別の女子校生ではなく、普通の子たちだった。
気でいうと「陽気」を発している状態。
他の女子校生達を見ると見事に光っていないのです。「陰気」という状態。
なぜ?
ようするに「陰気」な女子校生達は、スマホ画面を無表情に見つめていたのです。
前からそうでないかなと思ったけど、昨日はハッキリわかりました。
怖いことですね。ツキが逃げますよ。変なモノが憑きますよ。
人生で大切なことは、ツクことです。憑くとツキが落ちます。
いいオーラを発している方がいい人生が送れますよ。
スマホはほどほどにね。


↑お豆腐入りハンバーグ、一人でノビノビ食べられる幸せを満喫。2日連続で父親と会食でしたからね。

この笑った女子校生二人は、周囲に明るい気を発しているのだと思う。
これは「無財の七施」の一つに加えてもいいものなのかもしれない。
バスの中が明るくなった。
ただし、笑い声が過ぎるのはいけませんけどね。
きっと邪気が逃げ去るでしょうね。
ああいう子がたくさん乗っていたら、京男も逃げ出す・・・オレは邪気が・・・。


↑夜は大人しく三鷹蕎麦「辛み大根そば(大盛り)」

松山猛さんの著書『智の粥と思惟の茶』というのがある。
二十歳代からいままで大切にしてきた本なんです。
その中に
「稲垣足穂という作家は、相当な貧乏をしたらしいが、それすら楽しんで生きていたような気がする。京都駅のプラットホームでその人を見た時、まるで発光体のように、タルホは体から光を発散させていた」
というのがある。
そういう光を発する人はいると思う。ただ現代には少なくなったかもしれませんね。


↑家に帰る時の空が綺麗だった

なんの取り柄はなくても、世間の片隅でもいいから、自ら発光して回りを照らす人になるのがいいかも。
そんなことを考えておりました。

※どうも最近、京都の風景というより食べ物ばかりやね。すんまへんなぁ。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
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