京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

工事中、損か得か?

2017年08月06日 05時13分20秒 | 社寺




昨日、早朝清水寺に行ってきた。
久しぶりかも。
まあ、家にタクシーを呼び、行っただけなので、「行った」と偉そうに言えません。
同じような坂を毎日歩いているので、慣れているのですが、汗をかくのが嫌だった。
森貫主の法話を聞きにいくのに汗だらけではね。
帰りは、山沿いに歩いて帰りましたけど。



清水寺は「平成の大修理」の最終段階の工事をしたはります。
本堂の檜皮葺の屋根の葺き替えをやったはります。
明治維新以来、三度目らしい。
檜皮葺って50年は持つらしい。





この工事、後3年かかるそうです。
すごいでしょ。
完成を観られるだろうか・・・。
また、50年後にまた修理。
まあ、その時は、絶対生きていないでしょうね。
生まれ変わるには、まだちょっとという感じかな?
100年後ぐらいなら生まれ変わっているかも。
そして、修学旅行で見に来たりしてね。
その時代に修学旅行があるかどうかはわかりませんけど。



絵葉書的な清水寺を期待して来た観光客もいるだろう。
「拝観料を返せ!」と文句をいう人がおるかも。
私も一瞬考えた。まあ、昨日は無料やったけど。そうか私はいつも無料か!
私・・・ほとんどのお寺は無料なんです。
でも片肌を抜いて卍の入れ墨をみせないといけない。これは嘘です。





本堂の工事の足場がとても綺麗でしょ。
よく見ると得かも。
いつもの絵葉書的なものもいいけど、これも貴重な風景です。
マニアの人(?)に、お勧めです。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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